ウィンダム・ヒルの掲示板


 ウィンダム・ヒルの歴史はウィリアム・アッカーマンの歴史でもあります。特に彼がプロデュースした作品は、レーベル色が色濃く反映されているといってよいでしょう。というのも、やはり彼がウィンダム・ヒルそのものだからに他ありません。
 
 ここでは、ウィンダム・ヒル・レーベルを売却した後に立ち上げたImaginary Roadという新しいレーベルに併せて新設したウィルのスタジオ、イマジナリー・ロード・スタジオで制作されたウィルのプロデュース作品のうち、2022年にリリースされるアルバム、ならびに元ウィンダム・ヒルのアーティストのアルバムを紹介します。 なお、オムニバスなどのエグゼクティブ作品は割愛しています。ウィンダム・ヒルの作品集はコチラをご覧下さい。

 新型コロナウィルスに関しては、世界中でまだまだ余談を許さない自体が続いていますが、ウィルのスタジオでは、昨年からコロナ対策を施した上で、私たちに勇気を与えてくれる音楽を、ミュージシャンとともに作り続けてくれています。

LOVE'S RIVER / Laura Sullivan-2013-
 2014年度グラミー賞ニュー・エイジ部門の「Album of the Year」受賞アルバムです。このアルバムは複数のプロデューサーがかかわっていて、そのうちウィルは4曲でプロデュースしています。(レビュー




ALL THE DAYS OF MY LIFE: THE WEDDING ALBUM / Vicente Avella-2013-
 結婚式のために編まれた「ウェディング・アルバム」全編ピアノソロで描かれています。ウィンダム・ヒルには依然にもオムニバスでありましたね。(レビュー




600 YEARS IN A MOMENTS / Fiona Joy Hawkins-2013-
 アッカーマンと二度目のコラボとなるピアノアンサンブル(前作「CHRISTMAS JOY」はウィルの体調不良により、Corin Nelsenがプロデュースを務めました)。私はSACDのサラウンドで楽しんでいますが、しっとり感がたまらなくリラックスできます。(レビュー




DREAMING OF NOW / Shambhu-2013-
Shambhu
 ギターアンサンブルで、ウィルとは2010年の前作『SACRED LOVE』でも共演。(レビュー




OPEN SPACES / Stanton Lanier-2013-
 ピアノソロにアンサンブル。これで4作連続でアッカーマンと制作。相性がいいんですね。(レビュー




EARLY FALLS THE CHRISTMAS SNOW / Dominic Silla-2013-
 ピアノソロによるクリスマス作品集。ウィンター・コレクションのない今となっては、この季節のこういったアルバムは望郷の念に駆られます。(レビュー




WHAT THE WINTER SAID / Kathryn Kaye-2013-
 ピアノソロとアンサンブルによる季節(冬)ものの作品集。あえてクリスマスとしないところにアーティストの言わんとしている言葉が伝わってきそうです。ジャケットが『PASSAGE』似だなぁ、と思っていたら♪ブリックレイヤー家の美しい娘がピアノにアレンジされていました。(レビュー




SOJOURN / Jim Gabriel-2013-
 ピアノソロと、ヴァイオリン、チェロといったストリングス系の絡みによるアンサンブルが心地よいアルバム。Jeff Pearceも、Imaginary Road Studiosでレコーディングを行っているアーティストですが、アルバムタイトル曲で、ウィル(パーカッション)とともに参加。(レビュー




OUT OF NOTHING / Matteo Palmer-2013-
 クラウドファウンディングにより実現したアルバム。アコースティック・ソロ・ギターという楽器のアコースティックは雰囲気を見事に捉えた一枚。トニー・レヴィンが3曲で参加しています。(レビュー




UNLIKE THE STARS / Vin Downes -2013-
 スタジオから久々のアコースティック・ギターのアルバムの登場で、Vin Downesのデビューアルバム。初期のウィンダム・ヒルの空気を思い出してしまいます。(レビュー



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(2024/07/14)