Photo by Toshiharu Minagawa.


 ウィンダム・ヒルの歴史はウィリアム・アッカーマンの歴史でもあります。特に彼がプロデュースした作品は、レーベル色が色濃く反映されているといってよいでしょう。というのも、やはり彼がウィンダム・ヒルそのものだからに他ありません。
  ここでは、ウィンダム・ヒル・レーベルを売却した後に立ち上げたImaginary Roadという新しいレーベルに併せて新設したウィルのスタジオ、イマジナリー・ロード・スタジオで製作されたウィルのプロデュース作品のうち、2011年にリリースされたアルバムを紹介します。

なお、オムニバスなどのエグゼクティブ作品は割愛しています。ウィンダム・ヒルの作品集はコチラをご覧下さい。




 ユージン・フリーゼンのチェロ、ジル・ハーレイのイングリッシュ・ホルン、そして久しぶりに元気な姿を披露してくれたチャールズ・ビシャラットのヴァイオリンとピアノのコラボレーションアルバム。(レビュー
(2011/01/01)




 イマジナリー・ロードの新たなエンジニアTom Eatonを迎えてのアルバム。もちろんプロデュースはウィル。アンに「サイン頂戴!」ってお願いしたら「サインできるのが嬉しいわ」とお返事を頂きました。アンの仲間を中心にしたピアノアンサンブルです。ウィルもギターで参加しています。ジャケット的には前作の方が好みですが、音楽はいつもどおり。良いです。(レビュー
(2014/01/21)




 同一アーティストのプロデュースを4作連続というのは初めてとなるアッカーマン。それだけに彼らの間にある相性の良さが伺えます。今回のアルバムは、古今東西の名曲をスタントンがアレンジしたカヴァーアルバム。(レビュー
Noah Wilding: Angelic Vocals, Jill Haley: English Horn, Will Ackerman: Guitar
(2011/05/24)




FOR YOU / Brooke Ramel -2011-
 アッカーマン・プロデュースによる久し振りのヴォーカル・アルバム。ソフト・ロック… ウィンダム・ヒル・メイツとしてはチェロのユージン・フリーゼンが唯一参加しています。(レビュー
(2011)




REALITY OF THE FANTASY/ James Sera-2011-
 ウィルが影響を受けたジョン・フェイエイばりのアコースティック・ソロ・スタイル。(レビュー
(2011/11/22)




 なんと、早くも2ndアルバムが届けられました。ウィルのプロデュースは前作と変わりませんが、エンジニアがコリンからトムへ。そうしたサウンドの違いを楽しみましょう。(レビュー
(2011/12/01)





CHRISTMAS JOY / Fiona Joy Hawkins -2011-
 古今のクリスマスの名曲たちを、フィオナのピアノと、イマジナリー・ロード・スタジオのアーティストたちのアンサンブルによるカヴァー集。(レビュー)
(2011)




 イマジナリーロードスタジオにてレコーディングされたピアノアルバム。シンプルなピアノのみでレコーディングされたアルバムです。
 本人のサイトより購入しましたが、なんと2枚目が遅れて届きました。「あれっ、同じのがもう一枚届きましたよ」と返信したら「友人とか、宣伝に使ってください」とのことで、いろいろなプロモーションのパンフレットも併せて送ってくれました。素直に私は喜んでおります。(レビュー
(2012/01/06)




 Brooke Ramelのアルバムに引き続き、こちらもヴォーカル主体のアルバム。参加メンバーはヴァイオリンのCharlie Bisharat、チェロのEugene Friesen、パーカッションのJeff HaynesとSteve Holley。ベースにはTony Levin、イングリッシュ・ホルンのJill Haley、そしてにはNoah Wilding(歌詞付きを歌うのは珍しい)、ウィルのプロデュースでソロデビューも果たしているRory Sullivanら参加。(レビュー
(2011/12/20)




SOUL WHISPER / Dean Boland -2011-
 イマジナリー・ロード・スタジオ作品ではおなじみのアーティストが参加したピアノ・アンサンブル。ピアニストディーン・ボランドの1stアルバムです(レビュー

(2011/12/20)

 

Imaginary Road Studios 2010|Imaginary Road Studios 2011|Imaginary Road Studios 2012
 
 
(2024/07/14)