ドビュッシーのこと
私にとってのドビュッシーは、 なぜ僕がここまでドビュッシーにのめり込んでしまったのかといえば、 |
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“歴史の開闢以来 ・大自然をにぎわしている不思議なつぶやきや片言 ・しかしこれらは人間に伝える声を持たなかった ・それを初めて歌い上げ ・人間の声に変えたのがドビュッシーであった” |
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最初に聴いた彼の作品は冨田勲が1974年に発表した シンセサイザーによる『月の光』でした。 その後、 それらの原曲を聴いてみたくなり、 何気なく手にしたミシェル・ベロフの『前奏曲集』。 友人宅でカセット・テープへダビングする際、 アナログ・オーディオのレベルメータの触れる様を見ていて、 もしかしたら催眠術にかかったのかもしれません。 室内灯を消しオーディオのみの灯りが部屋を照らしている。 僕がアンプのレベルメーターが揺れるのをじっと見つめていたから暗示にかけられたのかも。 まさにドビュッシーの言うところの“夜の音楽”にふさわしい雰囲気だったから。 クロード・アシル・ドビュッシー(1862.08.22-1918.03.25) 2008年は没後80年、2012年は生誕150周年にあたります。
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