星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)

ようこそ! ホルストの「惑星」のページへ! 


  ここでは、英国の作曲家グスタフ・ホルストが書いた『惑星』についての解説と、各曲のお薦め演奏、ディスクガイドを紹介しています。
  また『惑星』に関するニュースや、ホルストの生きていた時代に起きた天文現象をクラシックの世界と平行して年表を作ってみました。そこに何が見えてくるでしょう?

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110.全曲演奏会!ボイジャー楽章付

 


日時;2024年7月7日(日)17:00開演
会場;
すみだトリフォニーホール(東京都)
曲目;ホルスト : 組曲 惑星
演奏;新日本フィルハーモニー交響楽団
指揮;シズオ・Z・クリハラ


 2024年はホルストの生誕150年にあたり、時々演奏された「冥王星」ではなく、新たに清水研作によって作曲された「ボイジャー」を第8楽章として付け加えた世界初演つきの「惑星」全曲が演奏されます。演奏前に渡部潤一(国立天文台上席教授)、的川泰宣(JAXA名誉教授)らによるトークセッションもあり。

公開プレゼンテーションの模様

(2024/04/18)





109. 全曲演奏会情報!「オーケストラの日2024」

 


日時;2024年3月31日(日)15:00開演
会場;東京都 東京文化会館 大ホール
曲目;ホルスト : 組曲 惑星他
演奏;オーケストラの日祝祭管弦楽団
指揮;梅田俊明


 この情報はチケットぴあより引用しています。2024/01/23(火)10:00より前売り開始

(2024/01/17)





108. 全曲演奏会情報!「超!有名曲シリーズVol.6イギリス」

 


日時;2024年6月29日(土)14:30開演
会場;愛知県
曲目;ホルスト : 組曲 惑星他
演奏;セントラル愛知交響楽団
指揮;松尾葉子


 この情報はチケットぴあより引用しています。2024/04/10(水)10:00より前売り開始

(2023/12/24)





107. SACD化
 タワレコ限定・高音質のDefinition Series第60弾として、ボールトの名盤2種がまとめてSACD化です。

タワレコ企画としては初のチョイスですが、1966年録音はエソテリック(2012)、本家EMIワーナー(2015)に続き三度目、1978年録音はEMIワーナー(2012)、続いてシングルレイヤー盤(2013)がSACD化されています。今回は来年2024年がボールトの没後40年、ホルスト生誕150年、没後90年という理由をつけてのSACD化とのこと。嬉しいっちゃー嬉しいのかもしれませんが、別な選曲を望みます(笑)

 メーカー(Tower)によれば「本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説」とのこと。

 1967年盤にはヴォーン・ウィリアムズの「イギリス民謡組曲」「グリーンスリーヴス」による幻想曲」がカップリング。1978年盤にはエルガーの「エニグマ変奏曲」がカップリングされます。

(2023/12/07)





106.新録 

 バイエルン(BR)からリリース。指揮者を休業中のダニエル・ハーディングとバイエルン放送交響楽団の演奏(ライヴ・レコーディング)

 

(2023/03/27)





105.バーンスタインの『惑星』サラウンド化 

 2003年にサラウンド化されていましたが、今回はDutton Vocalionの復刻シリーズ。カップリングはジャケットにも作曲者の顔が出ていますが、同じ英国の作曲家ブリテンの『ピーター・グライム』

 

(2022/03/05)





104.同名異曲「惑星と人類(ピアノ・リフレクションズ)」

 スリランカのピアニスト、タニャ・エカナヤカによる太陽系の8つの惑星と、地球の7つの大陸を対比させ、その地に伝わるメロディを用いて作曲、自身のピアノによるレコーディング。レーベルはピアノ作品を中心としたGRANDPIANOです。

同名異曲のページ

(2021/04/16)





103.全曲演奏会情報!府中の森芸術劇場 どりーむコンサート Vol.118 天翔ける神話ロマン「惑星」

 


日時;2021年9月4日(土)14:00開演
会場;府中の森芸術劇場(東京都)
曲目;ホルスト : 組曲 惑星
演奏;日本フィルハーモニー交響楽団 
指揮;山田和樹


 この情報はチケットぴあより引用しています。開催場所の府中の森芸術劇場や日本フィルハーモニー交響楽団の情報は、現時点で公開されていません。

(2021/02/15)





102.同名異

 「惑星」という題材は、インスピレーションが豊富なんですね。今回は1946年生まれ、指揮者としても活動しているグイド・ファッキン(1946-)が、2017/18に作曲した、ハープとパーカッションによる惑星を紹介します。楽器が楽器なだけに、全編が「猿の惑星」のサントラのようなサウンドを展開します。

同名異曲のページ

(2021/02/05)





101.全曲演奏会情報! 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 第340回定期演奏会

 


日時;2021年2月13日(土)14:00開演
会場;サントリー・ホール(東京都)
曲目;ウォルトン:「スピットファイア」 より
曲目;菅野祐悟:サクソフォン協奏曲
曲目;須川展也(サクソフォン)
曲目;ホルスト : 組曲 惑星
曲目;女声合唱:東京シティ・フィル・コーア合唱団
演奏;東京シティフィルハーモニック管弦楽団 
指揮;藤岡幸夫
問合;東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団


 13時40分から藤岡幸夫氏のプレトーク。また、「本公演は、新型コロナウイルス感染症対策に対応した座席配置(座席使用制限を50%とし、ステージ前面から客席最前列まで十分な距離を取り、お客様間でのソーシャル・ディスタンスを保った配置)で開催致します」とアナウンスされています。

(2020/12/13)





100.占星術の文化誌

 私は占星術を信じる人間ではないので、この手の本はあまり読まないのですが、なぜ占星術が誕生したのか、のような歴史をひも解く書籍は比較的よく読んでいます。今回紹介する日本での第一人者である鏡リュウジの『占星術の文化誌』を本屋で拾い読み(立ち読みのこと…)していたら、ホルストの惑星の成り立ち的なことが書かれていましたので購入。他にも「文化誌」と銘打たれていることから、興味深い内容でした。「惑星」ニ関する参考文献も収穫でした。

(2020/10/30)





99.同名異曲

 ニュースの91番でも取り上げましたが、ホルスト以外の作曲家による惑星を取り上げました。

同名異曲のページ

(2020/08/08)





98.全曲演奏会情報!(曲目変更情報含む)
  新日本フィルハーモニー交響楽団 第621回定期演奏会〈ジェイド・サントリーホール・シリーズ〉

 

 オール英国プログラム。

日時;2020年7月2日(木)19:00開演
会場;サントリー・ホール(東京都)
曲目;ブリテン:「4つの海の間奏曲Op.33a」 
曲目;ヴォーン・ウィリアムズ:テューバ協奏曲 ヘ短調
曲目;佐藤和彦(テューバ)
曲目;ホルスト : 組曲 惑星
曲目;女声合唱:栗友会合唱団
演奏;新日本フィルハーモニー交響楽団 
指揮;ダンカン・ワード
問合;新日本フィルチケットサービス


 なお、このコンサートは新型コロナウィルスの影響で、残念ながら以下の通り曲目が変更されました。

♪フィンジ:弦楽オーケストラのための前奏曲 ヘ短調 op. 25
♪ヴォーン・ウィリアムズ:テューバ協奏曲 ヘ短調(←変更なし)
♪ベートーヴェン:交響曲第 6 番 ヘ長調 op. 68 「田園」 

(2020/02/14)





97.マイケル・スターン/ カンザス・シティ交響楽団
 SACDによる新譜が発売されます。カンザスシティ響による演奏は初めてのレコード(CDですね)かもしれません。

(2019/12/01)

 

96. CD化されたパトリック・グリースンの惑星

編曲、抜粋を禁じた「惑星」をいち早く破った(笑)パトリック・グリースンのシンセサイザーによるレコードは、アメリカのみで1976年にリリースされました(日本でも告知されていたようですが、版権問題で中止)。そのレコードが2019年になってようやくCD化されました。
  注文してから2ヶ月ほど経って届きましたが、ディスクと一緒に剥き出しのジャケットが一枚梱包されていました。よく見ると、ジャケットにグシャグシャッとサインペンの文字。「も、も、もしやパトリックのサイン!?」販売元に問い合わせをしたらパトリックのサイン、とのこと!

(2019/10/23)





95. 2台のオルガンと打楽器のための編曲、しかもSACD 
 バイノーラル録音に特化した「hd~klassik」シリーズでのディスクで、第一弾はムソルグスキーの展覧会の絵。それに続く第二弾が「惑星」で、カップリングはデュカスの「魔法使いの弟子」。パーカッションが加わった編曲は、初めてのオルガン版として話題となった松居直美(諸井誠)。ヨルグ・エンデブロックとスザンネ・レーンのオルガン、コンラート・グラーフのパーカッション。

(2019/10/12)




94. 全曲演奏会情報!第926回オーチャード定期演奏

 

 ヴィヴァルディの「四季」とのカップリングです。珍しい組み合わせと言うのか何というのか。通常なら同じ頃に作曲された選曲が多かったような絵画しますが、バロックとの組み合わせも新鮮でよいかも。

日時;2019年9月22日(日)18:00開演
会場;オーチャードホール(東京都)
曲目;ヴィヴァルディ : 「四季」
曲目;木嶋真優(Vn)
曲目;ホルスト : 組曲 惑星
(女声合唱:新国立劇場合唱団)
演奏;東京フィルハーモニー交響楽団
指揮;アンドレア・バッティストーニ
問合;東京フィルチケットサービス

(2019/08/01)

 

93. 全曲演奏会情報!第39回全日本医科学生オーケストラフェスティバル

 

第39回全日本医科学生オーケストラフェスティバルは、全日本医科学生オーケストラ実行委員会が主催いたします。実行委員会を担当する大学(主管校)は全国の大学が隔年で行なっております。 第39回の主管校は順天堂大学(東京都文京区)です。

日時;2019年8月9日(金)18:00開演
会場;東京芸術劇場大ホール(東京都)
曲目;シャブリエ : 狂詩曲「スペイン」
曲目;チャイコフスキー : 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
曲目;ホルスト : 組曲 惑星 

演奏;全日本医科学生オーケストラフェスティバル 
による合同オーケストラ
指揮;中田延亮
問合;全日本医科学生オーケストラフェスティバル

(2019/06/18)

 

92. 同名異曲 

音楽の世界で『惑星』といえば、だいたい十中八九「ホルストの…」という答えが返って来ますが、様々な作曲家に取り上げられているのです。とはいっても、そのほとんど(いや、全部か)がホルスト以降の現代作曲家によるもの。

「惑星」の同名異曲のページ

(2019/06/09)

 

91. アンドルー・リットン/ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団の新譜はSACD 

メーカーによれば…

色彩豊かでゴージャスな演奏が冴え渡る注目盤!とのこと。カップリングは同郷のエルガー「エニグマ変奏曲 Op.36」。2019/06/20リリース予定。マルチチャンネルです。もしかしたらBISレーベルでは初レコーディング?

(2019/05/08)


 

90. 追悼 アンドレ・プレヴィン(1929/04/06-2019/02/28)のSACD 

 レコーディング元であるEMIがシングル・レイヤーでSACD化したのが 2012年でした。今回の訃報に伴い、タワーレコードが追悼企画で同じ音源をハイブリッドのSACD化してくれます。どうせならロイヤル・フィルを振ったレコーディングを出してくれれば良いのに… と思いますが、タワーによれば…

「今回の復刻では、従来からの解像度が高く重心の低い音の傾向をさらに引き上げ、各楽器の音色や定位、倍音の豊かさが増しました。この曲のみ過去にSACDシングルレイヤーが発売されていますが、マスターを引き出す最新デジタル化とマスタリングの進歩を感じていただけると思います」

とのこと。また、ホルストの他に同郷のブリテンの歌劇『ピーター・グライム』から♪4つの海の間奏曲と♪パッサカリアが収録されます。この2曲は世界初SACD化だそうです。

タワーレコードのページ

(2019/03/29)

 

89. 全曲演奏会情報!読響交響楽団(2019/7/15、7/16、7/17)

【読響みなとみらいホリデー名曲シリーズ】
日時;2019年7月15日(月祝)14:00開演
会場;横浜みなとみらいホール 大ホール (神奈川県)
曲目;ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調
(ピアノ:リュカ・ドゥバルグ)
曲目;ホルスト : 組曲 惑星
(女声合唱:昭和音楽大学)
演奏;読売交響楽団
指揮;ブラムウェル・トーヴェイ
問合;読響チケットセンター:0570-00-4390
 
  日時;2019年7月16日(火)19:00開演
会場;サントリーホール 大ホール (東京都)
曲目;ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調
(ピアノ:リュカ・ドゥバルグ)
曲目;ホルスト : 組曲 惑星
(女声合唱:昭和音楽大学)
演奏;読売交響楽団
指揮;ブラムウェル・トーヴェイ
問合;読響チケットセンター:0570-00-4390
【読響大阪定期演奏会 | プリセール7月公演 第23回】
日時;2019年7月17日(水)19:00開演
会場;フェスティバルホール (大阪府)
曲目;ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調
(ピアノ:リュカ・ドゥバルグ)
曲目;ホルスト : 組曲 惑星
(女声合唱:昭和音楽大学)
演奏;読売交響楽団
指揮;ブラムウェル・トーヴェイ
問合;読響チケットセンター:0570-00-4390
 当初予定されていたブラムウェル・トーヴェイ氏に代わり「あの」井上道義氏がタクトを振りました(知らなかった…)。しかし、ポスターができていたので、かなり早い段階から情報が出ていたのかもしれません。んだったら、行きたかったなぁ。

(2019/04/01)

 

88. 全曲演奏会情報!MIN-ONクラシックプレミアム

 



日時;2019年6月21日(日)19:00開演
会場;東京芸術劇場 (東京都)
曲目;エルガー : 威風堂々
曲目;オッフェンバック : 「天国と地獄」序曲
曲目;ホルスト : 組曲 惑星 
(女声合唱:イルミナート合唱団)
演奏;イルミナートフィルハーモニーオーケストラ
指揮;西本智実
問合;イルミナート・フィル

(2019/03/01)

 

87. 全曲演奏会情報!第57回大阪国際フェスティバル2019

 

第57回大阪国際フェスティバル2019と銘打たれたシリーズの一環で演奏されます。

日時;2019年4月20日(土)15:00開演
会場;フェスティバルホール (大阪府)
曲目;R.シュトラウス : アルプス交響曲
曲目;ホルスト : 組曲 惑星 
(女声合唱:大阪府立夕陽丘高等学校音楽科)
演奏;大阪交響楽団 / 大阪フィルハーモニー交響楽団 / 
関西フィルハーモニー管弦楽団 / 日本センチュリー交響楽団 
による合同オーケストラ
指揮;佐渡裕
問合;フェスティバルホール:06-6231-2221 

(2019/01/01)





86.全曲演奏会情報!

 

ジョン・ウィリアムズの代表作である『スター・ウオーズ』と『惑星』全曲の組み合わせ。


日時;2019年3月31日(日)13:00開演
会場;すみだトリフォニー大ホール(東京都)
第1部 Star Wars Episode 4〜6
第2部 Star Wars Episode 1〜3より 
第3部 The Planets 惑星
演奏;Tokyo Ring Orchestra
指揮;寺本義明

(2019/01/01)

 

85.消えない惑星(松本零士)

 裏帯には…

『歴史に名を刻む作曲家や名曲に秘められたドラマを、クラシック・マニアとしても知られる松本零士が「四畳半」や「戦場」も絡めつつ描いた幻の傑作短編集!』 

 と説明があるように、様々なエピソードが松本零士の創作を交えつつ描かれている異色作品。ただ、彼はワーグナーの『ニーベルングの指環 (コミック)』を題材として、彼のキャラクターたちが総動員するコミックも手がけていた(神々の黄昏のみ未稿)ので、なるほどねーと納得してしまいました。
  ここの単行本に収録されているのは、かつてFMレコパルで連載されていた「ライブコミック」から、松本零士作品のみを21作品集めたもの(不滅のアレグレット)。その中にホルストの『惑星』も描かれています。完全なる創作なので、組曲とも、作曲家とも関連性はほとんどなく、この曲を愛聴する若者の周辺で起こる出来事の小道具(とはいえ、主役…)でしかありません。オープンリールに入っていた曲が、ひょんなことから消えてしまったというストーリー。ご興味のある方はどうぞ手に取ってごらん下さい…

 ちなみに、この単行本は松本零士の80周年記念として出版されたもの。私の松本氏のお気に入り作品は『大純情くん』です。


(2018/12/10)

 

84. 惑星の初演から100周年
 メーカーによる説明では。そういえばそうかー などと思いましたが、これと言った新しい音源ではなく名盤のリマスター音源のリリース。

  今度(笑)は、ドイツ・グラモフォンが1971年にレコーディングした、ウィリアム・スタインバーグ/ボストン交響楽団のレコード。
  タワーレコードのインフォメーションでは「オリジナル・テープに24-bit/192kHz新規4チャンネル方式のリマスターが施された」とあり、届いた商品のシールを見れば、確かに「Quadraphonic Sound」とあります。やはりこの曲は、音響に包まれるようにして、空間の中で聴きたいですね。
  スタインバーグの演奏は、こじんまりとした雰囲気がとても気に入ってます。カップリングはリヒャルト・シュトラウスの『ツァラトゥストラはかく語りき』。図書館で借りたディスクにはリゲティの『ルクス・エテルナ』がカップリングされていました。

(2018/04/21)

 

83. 全曲演奏会情報!東京交響楽団第861回定期演奏会

 

 昨年度の第649回定期演奏会に引き続き、東京交響楽団による全曲演奏。今回もホルストに合わせて凝ったプログラムが組まれています。

日時;2018年9月22日(土)14:00開演
会場;東京芸術劇場
曲目;シェーンベルク:5つの管弦楽曲 Op.16
曲目;武満 徹:オリオンとプレアデス
(チェロ:ジャン=ギアン・ケラス)
曲目;ホルスト : 組曲 惑星 (女声合唱:ヴォクスマーナ)
演奏;東京交響楽団
指揮;オリヴァー・ナッセン
問合;044-520-1511

(2018/04/10)

82. N響による連続全曲演奏会(しかも生中継!)

 

 NHK交響楽団が第1878回 定期公演 Aプログラムで全曲演奏を行ないます。初日はNHK-FMで生中継(再放送は4月8日)します。また、翌1月28日も同じプログラムが行なわれます。 


日時;2018年1月27日(土)18:00開演
日時;2018年1月28日(日)15:00開演
会場;NHKホール
曲目;ベートーヴェン「エグモント」序曲
曲目;J.アダムズ「アブソリュート・ジェスト」
(セント・ローレンス弦楽四重奏団)
曲目;ホルスト : 組曲 惑星 (女声合唱:新国立劇場合唱団)
演奏;NHK交響楽団
指揮;ピーター・ウンジャン
問合;03-5793-8161 

(2017/01/31)

 

81. 全曲演奏会情報!「宇宙」の音楽絵巻

 

 東京交響楽団の第649回定期演奏会にて全曲演奏が行なわれます。他にも、コンサートタイトルにも有るように、宇宙をテーマにした曲目が並んでいるようです。 


日時;2017年4月22日(土)18:00開演
会場;ミューザ川崎シンフォニーホール
曲目;グバイドゥーリナ「太陽の讃歌」(チェロ:堤 剛)
曲目;ホルスト : 組曲 惑星 (女声合唱:東響コーラス)
演奏;東京交響楽団
指揮;沼尻竜典
問合;044-520-1511

(2017/01/31)

 

80. 10代オケによる録音

 

若干「10代オケ」による録音とは書きましたが、毎年「BBCプロムナード・コンサート」に出演しているオーケストラと言えば、誰もが彼らの実力が想像つくのではないでしょうか?

最近私が聞いたのは、サイモン・ラトルがマーラーの交響曲第8番を振った演奏でした。

今回は2016年のプロムスと同曲ですが、ライヴ録音ではなく、その後に行われたセッションです。SACDマルチチャンネルなので!ド迫力な演奏が楽しめそうですね。(レビュー

(2017/01/31)

 

79.ズビン・メータの「惑星」二度目のSACD化(レビュー

 

 今回で二度目のSACD化となるメータの「惑星」。ファンとしては、他にも演奏があるでしょうにと思いたくなるのですが、いかがなもんでしょうか?こちらはステレオ・サウンド誌が独自にリマスターを行い、シングルレイヤーと通常のCDを合わせた二枚組でのリリース。12月リリース予定です。

私はショルティの「春の祭典」を10月に手にしましたが、当時の録音技術の高さをまざまざと感じることが出来ました。今まではアナログ盤でしか聞いていませんでしたから、各楽器(特にソロはバックの桶から浮き上がって手前で聞こえてくる感じです)の分離と言ったら感動ものです。これが70年代の音?という感じで。このメータ盤も楽しみです。

(2016/10/14)

 

78. 全曲演奏会情報!(日本フィルハーモニー交響楽団)第679回東京定期演奏会

 

日時;2016年4月22日(金)19:00開演
会場;サントリーホール
曲目;ブリテン:ヴァイオリン協奏曲(Vn:庄司紗矢香)
曲目;ホルスト : 組曲 惑星 (女声合唱:東京音楽大学)
演奏;日本フィルハーモニー交響楽団
指揮;ピエタリ・インキネン
問合;03-5378-6311

日時;2016年4月23日(土)14:00開演
※13:10よりプレトークあり
東京土曜限定プレトーク「本日の聴きどころ」 

会場;サントリーホール
曲目;ブリテン:ヴァイオリン協奏曲(Vn:庄司紗矢香)
曲目;ホルスト : 組曲 惑星 (女声合唱:東京音楽大学)
演奏;日本フィルハーモニー交響楽団
指揮;ピエタリ・インキネン
問合;03-5378-6311

(2016/01/20)

 

77. オーケストラディマンシュ第41回演奏会聴いてきました

 
 
日時;2015年9月13日(日)13:30開演
会場;すみだトリフォニー大ホール
曲目;第一部
ジョン・ウィリアムズ:映画音楽「スターウォーズ」より
宮川泰 :「宇宙戦艦ヤマト」より 
曲目;第二部
ホルスト : 組曲 惑星

アンコール
ジョン・ウィリアムズ:映画音楽「スターウォーズ」より
♪The Imperial March (Darth Vader's Theme)) 
♪Duel of the Fates
オーケストラ;オーケストラディマンシュ
合唱;東京トリニティコール
指揮;金山隆夫
 
   
 

  いきなりですが、自由席だったにもかかわらず、会場入りした時は「何の説明もなく」3階席に行って下さいとアナウンスされました。入り口で3階席の担当の方が説明してくれたように「1、2階席はすでに満席のため」と、「たったひとこと」説明してくれるだけで良かったのに、ちょっと配慮が足りないスタッフだな、と思ってしまいました。公式記録では1598人が来場していたようです。

まぁ、それはともかく… 久しぶりの『惑星』でしたが、第一部はスターウォーズと宇宙戦艦ヤマト。一緒に行った息子は興奮してました。演奏開始前の注意事項の中で「ライトサーベルを振り回さないでください」と言っていたのには笑えました。スターウォーズにはオビワンがいました。
宇宙戦艦ヤマトでは古代進がドラムをたたいてました。そして演奏の終わりに「皆さんで歌いましょう」と言って、生オーケストラのカラオケ(と言っていた)で歌えるんですよ~、めったにないことですよ~ と言っていたからか、結構会場の皆さん方、大声で歌ってました(私の隣の男声が凄かった!)
この第一部の白眉は個人的に言わせてもらうと、オルガンソロの♪白色彗星でした。この曲が生で聴けるとは思っても見なかったので、ちょっと前のめりになって聴いてしまいました。: )

第二部からは団員全員が黒に着替え(第一部ではリハーサルのような普段着で色とりどり)て、ここからはクラシックの真面目な演奏なんだよ、とでも言っているかのよう。とはいっても、演奏会全体でみると、お国ものである宇宙戦艦ヤマトが一番迫力があったかな、と思います。♪あ~ あ~ と、オリジナルでスキャットを歌っていた川島和子さんとは、若干異なるキーで歌っていましたが、ホルストの♪海王星と対比してました(ソロとコーラス)。息子は女声コーラスが出てくるまでは「テープだと思った」と言って感心してましたが、現代っ子らしい感じ方だなと思います。ホルストの意図としては、姿のない(天球の音楽は聞こえない)、天球のもっとも外側にいるミューズたちが引き出している天球の音楽を人間の耳に聞こえるとこうなる、という演出がしたかったはず。

さて、肝心の『惑星』ですが、まず目を見張ったのが楽器の配置。今まで何度となくオーケストラのコンサートには足を運んでいますが、パッと見、コントラバスが下手の前に配置されていたのにはびっくりしてしまいました。他の楽器も、通常の配置ではなく、かなり見慣れないところに座っています。旧レニングラードフィル(現サンクト・ペテルブルグ・フィル)に似せた配置なんだそうです。
私たちの席は3階席だったので、オーケストラ側が感じて欲しいという楽器の配置感というのは、上まで届かず(ホール全体でブレンドされて届く)味わうことはできませんでしたが、目を見張るものがありました。それはホルストの各曲に散りばめたソロの分担があちこち飛び回るから。特に♪水星などは「韋駄天」という異称の通り、ソロがあちこちから飛び込んでくるという仕掛けがあります。♪木星の有名な旋律は、ちょっと意識し過ぎかなぁ。でも全体的に良かったです。

 ただ残念なことがひとつ。♪海王星でコンサート全体を終わりにして欲しかったのですが、息子大喜びのアンコール(スターウォーズだったから)があって、ちょっとがっかりでした。まぁ、そんなこと思うの1598人中、私だけだったかもしれませんけど。

そういえばアンケートに「この演奏会を何で知りましたか?」の質問に「イスカンダルからの通信」とあったので、私は思わずそこにチェック。息子は「?」、妻は「だからホントはなによ!」と言ってましたが、イスカンダルからの通信ですよ。

(2015/09/13)

 

76.本家のEMI(現ワーナー)もSACD化へ! 

  2012年にエソテリックでSACD化が実現し、大喜びした私ですが、今度はEMI原盤のアナログマスターを新規に96KHz/24bit化、英国のアビイ・ロードスタジオでリマスターされたSACDが登場します。レジェンダリー・シリーズ
世間的にはボールトのレコーディングは5度目のロンドン・フィルを振ったものが名盤とされていますが、私は断然こっち!楽しみですね~

メーカーのページ

 

(2015/09/03)



75. スペース・オデッセイ/ZOFO
とあるサイトからCDを注文すると、複数毎注文していても入荷するたびに送ってくれるところと、まとまるまで発送しないところとあります。私としては後者がいいので(梱包、紙の問題から)忘れたころに届くアルバムが結構あります。注文した時は「欲しい!」と思ってクリックしたのに、時間が経つとそうでもなくなっていて、「なんで買っちゃったんだろ~」と自責の念に駆られることもあったり(笑)。今回のこのアルバムも、年度初めにクリックしたものが、やっと届きました。これはYork2以来の久々の『惑星』の連弾版。カップリング曲も、星好きには興味津々の内容です。

 

(2015/06/19)

 

74. 全曲演奏会情報!(オーケストラディマンシュ)第41回演奏会

 


日時;2015年9月13日(日)13:30開演
会場;すみだトリフォニー大ホール
曲目;ジョン・ウィリアムズ:映画音楽「スターウォーズ」より
曲目;宮川泰 :「宇宙戦艦ヤマト」より 
曲目;ホルスト : 組曲 惑星 東京トリニティコール
演奏;オーケストラディマンシュ
指揮;金山隆夫
問合;事務局(窪田)



久々に生の演奏を聴いて来ます!

(2015/06/06)

 

73. 全曲演奏会(仙台フィルハーモニー管弦楽団)仙台フィルのシーズンオープニングコンサートです。 

 


日時;4月16日(木)19:00開演
会場;日立システムズホール仙台コンサートホール
曲目;ヴェルディ:「運命の力」序曲
曲目;ボッテシーニ :ヴァイオリンとコントラバスのためのグラン・デュオ・コンチェルタンテ
神谷 未穂(Vn)& 助川 龍(Cb) 
曲目;ホルスト : 組曲 惑星 宮城三女OG合唱団
演奏;仙台フィルハーモニー管弦楽団
指揮;小泉 和裕
問合;仙台フィルサービス(TEL:022-225-3934)

(2015/01/21)



72. 全曲演奏会(東京交響楽団)

 

 

第11回 子どもたちと芸術家の出あう街2015
生演奏に加えて、ステージ上にはスクリーンを用意し、ナレーション(内田恭子)入りの演出があるようです。2年前にエサ・ペッカ・サロネンが英国で行ったような感じでしょうか?映像、台本は望遠鏡でおなじみの五藤光学です。

日時;3月31日(火)15:30開演
会場;東京芸術劇場
曲目;ホルスト : 組曲 惑星 麻生区合唱連盟

演奏;東京交響楽団
指揮;飯森範親
問合;東京交響楽団

東京芸術劇場のインフォメーションより
宇宙に関する神話や科学の解説を交えた迫力ある映像とともにお届けします。また、演奏会開演前には、ミーティングルームやリハーサルルームで様々な芸術体験ができるワークショップを開催するほか、劇場内各所で「宇宙」を感じられる無料イベントをご用意しています。オーケストラの生演奏に合わせ、それぞれの「惑星」が大スクリーンに出現! プラネタリウムのトップメーカー・五藤光学研究所が映像を制作し、 迫力の宇宙を描き出します。 曲間のナレーションは内田恭子が行うなど、豪華な演出をぜひお楽しみください。こちらもどうぞ。

(2015/01/21)



71. 最近の著作から:雑誌類より

 

 

 とりあえず出版されると本屋で立ち読みするのが音楽の友社の「レコード芸術」です。ここ最近の号ではホルストが取り上げられる機会も増えて、「へー、そうなんだー」という記事が載っていたりして楽しいです。私には購入できないので、しばらくたってから図書館で借りてゆっくり読むことにしていますが、以下にホルストや惑星に関する記事がありましたので、ご参考までにどうぞ。

・レコード芸術8月号:カラヤンのウィーンフィル盤とベルリンフィル盤の比較。誌の特集に7月号がウィーン・フィル、8月号がベルリン・フィルということで、両楽団を同一曲でレコーディングされた視聴比較の中で「惑星」が取り上げられていました。ちなみに私は、どちらが好きかと言えば、ジョン・カルショウが手掛けているウィーン・フィル盤を選びます。結構、カルショウの趣味も出ているし、あの「リング」のレコーディングと同時期に「現代音楽が苦手な」ウィーン・フィルが録音しているからです。

・レコード芸術6月号:一般にホルストと言えば「惑星」で知られる一発屋と言われていますが、ここでは彼の合唱作品がまとめてレコーディングされたディスクが取り上げられています。とはいってもリリースされたのは5年も前のディスクなのですが… ホルストも、彼の親友のヴォ―ン・ウィリアムズも英国の素朴な民謡の素材を使って作曲をしていますが、このディスクは、そんなホルストの合唱作品が堪能できるわけですね。

(2014/08/21)

 

70.最近の著作から「クラシック・レコードの100年史  」

 

 

 「巨匠神話」という本で、この著者の作品を読んだことがありますが、恐ろしく客観的で、よくもまぁアーティストを敵に回さないなぁ、というぐらい、読んでいるこちらがヒヤヒヤしてしまう表現が多々でてきますが、そのブレヒトの最新作「レコードの100年」野中で、ボールトが1978年に降った「惑星」が取り上げられていました。デッカでレコーディングされたカラヤン盤が取り上げられると思っていただけに、ちょっと嬉しく思います。個人的には1968年のボールト盤が一番なんですけどね(笑)。
ちなみに原題は「MAESTROS, MASTERPIECES & MADNESS」ということで、ジャケットにはバーンスタイン、カラス、パバロティが並んでいます。

(2014/04/12)

 

69. 最近の著作から「アインシュタインとヴァイオリン 」

 

 
 最近出版された書籍の中で、この曲について振れていますので、興味のある方はご一読してみてはいかがでしょうか?「天球の音楽」を探る旅(笑)に出ているので、大変興味深く読んでいます。そんな中で、一か所記述間違いを見つけてしまいましたが、この一点を差し引いても面白く、特に、音楽家としてのハーシェルは、著者がよほど博識じゃないと相手にされない天文学者なので、彼が音楽書の中に登場させてくれただけでもおすすめできる本だと思います。「普通に星と呼ばれるもののなかには、常に西から東へ天球上を移動するように見える天体と、一時停止し、東から西に逆行してからまた東に移動するように見える天体があります。前者は恒星と呼ばれ、後者はまるで宇宙を「さまよっている」みたいなので古典ギリシャ語を借りて、ラテン語でplaneta「さまようもの」と命名され、これがヨーロッパのほとんどの言語で惑星を意味する単語の語源になりました。」さて、おかしいところはどこでしょうか?

(2014/03/20)

 

68.市民交響楽祭2014で全曲演奏が行われます

 

 
日時;2014年8月31日(日)14:00開演
会場;ミューザ川崎シンフォニーホール
曲目;ホルスト : 組曲 惑星 麻生区合唱連盟 
曲目;ジョン・ウィリアムズ:スターウォーズより
演奏;川崎市民オーケストラ2014(川崎市アマチュアオーケストラ連盟加盟オーケストラの合同演奏)
指揮;栗田博文
問合;横須賀 044-955-1953

(2014/03/10)


67.ニュースがないので…

作曲過程」と「曲順について」を更新しました。

(2014/01/11)


66.これからの全曲演奏会情報

【第498回定期演奏会】
日時;2014年3月22日(土)18:45開演
会場;群馬音楽センター
曲目;ベルリオーズ:序曲「海賊」
曲目;シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 Vn:南紫音
曲目;ホルスト : 組曲 惑星 群馬交響楽団合唱団(女声合唱) 
演奏;群馬交響楽団
指揮;大友直人
問合;群馬交響楽団

 
【群馬交響楽団 東京公演】
日時;2014年3月23日(日)15:00開演
会場;すみだトリフォニーホール
曲目;ベルリオーズ:序曲「海賊」
曲目;シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 Vn:南紫音
曲目;ホルスト : 組曲 惑星 群馬交響楽団合唱団(女声合唱) 
演奏;群馬交響楽団
指揮;大友直人
問合;群馬交響楽団
 
 群馬交響楽団を指揮するのは4月に同交響楽団の音楽監督に就任した大友直人氏。大友氏は暮れに東京交響楽団とレコーディングした「惑星」をリリースします。オーソドックスに仕上げているようで、ちゃんと海王星で終えているので好感が持てます(笑)。

(2013/11/06)

 

65. DVD-Audio版「トミタの惑星」
 2003年にリリースされたDVD-Audio版「トミタの惑星」のレビューです。10年の歳月を経て、ようやくこのサラウンドを体験することができました。SACD以上にサラウンド効果が発揮されています。今更ながらに、国内ではほぼ消滅状態なのが恨めしい。

 

(2013/07/30)

 

64. 第4回音楽大学オーケストラ・フェスティバル

 オーケストラフェスティバルということで「惑星」の前に末廣 誠揮/東邦音楽大学の演奏によるウェーバーとシューマンが演奏されます。そして、「このフェスティバルは各大学間の交流と協力を目的としています。その一環として、各大学の演奏の前には共演校からのエールを込めたファンファーレの演奏があります」とのこと。

 今回、指揮者として「惑星」を振るダグラス・ボストック氏は、エードリアン・ボールトに師事した英国の指揮者です。オーソドックスな香り漂う演奏になりそうです。

【第4回音楽大学オーケストラ・フェスティバル】
日時;2013年12月1日(日)15:00開演
会場;ミューザ川崎シンフォニーホール
曲目;ホルスト : 組曲 惑星 
演奏;東京藝術大学
指揮;ダグラス・ボストック

問合;ミューザ川崎シンフォニーホール 044-520-0200
問合; 東京芸術劇場ボックスオフィス 03-5391-3010

(2013/06/25)



63.「霊峰富士を讃えるコンサート2013」in 静岡

 2013年度、五公演目の「惑星」全曲演奏会があります。今回演奏される曲のうち、ホヴァネスの作品は非常に珍しいのではないでしょうか。この作曲家を知っている人は少ないかもしれません。私もカール・セーガンの「コスモス」で多用されていた作曲家、程度しか知りませんが、実に交響曲を67曲も書いているシンフォニストです。奥様が日本人だったので、日本との関わりが多く、今回のカンタータも、そのものズバリの「富士」。交響曲第2番「神秘の山」も、富士山をイメージして作曲したとか。

【「霊峰富士を讃えるコンサート2013」in 静岡】
日時;2013年7月14日(日)13:30開演
会場;静岡市清水文化会館マリナート大ホール
曲目;ショスタコーヴィチ/祝典序曲
曲目;アラン・ホヴァネス(山部赤人作詞)/カンタータ「富士」
曲目;ホルスト : 組曲 惑星 
演奏;ふじのくに交響楽団+霊峰富士音楽祭記念オーケストラ(仮称)
霊峰富士音楽祭記念合唱団(仮称)
指揮;大勝秀也

問合;NPO法人 静岡交響楽団(Tel)054-203-6578

(2013/05/31)

 2013年6月24日、富士山は、その近隣と併せて世界文化遺産に認定されました。まさにナイスタイミングな選曲と場所ではないでしょうか。

(2013/06/25)

 

62.オーケストラハモン 「第29回定期演奏会」

 

2013年度、四公演目の「惑星」全曲演奏会! 

【第26回 定期演奏会】
日時;2013年7月15日(月・祝)14:00開演
会場;すみだトリフォニーホール:大ホール
曲目;ウォルトン:『スピットファイア』前奏曲とフーガ
曲目;ブリテン:歌劇『ピーター・グライムズ』より四つの海の間奏曲
曲目;ホルスト : 組曲 惑星 新国立劇場合唱団(女声合唱) 
演奏;オーケストラハモン
指揮;冨平恭平


問合;オーケストラハモン

(2013/04/24)



61.ホルスト自身による演奏の「惑星」

 20世紀に入って作曲された「惑星」は、作曲者自身の演奏が記録として2種残されています。惑星ファン、ホルストファンには一度耳を傾けていただき、古の時を旅してもらいたいと思います。

ホルストの自作自演(レビュー)


(2013/04/20)



60.エサ・ペッカ=サロネンの「惑星」

 昨年、ファミリー向けのコンサート「UNIVERS OF SOUND」で行われたライヴの模様を納めたビデオです。ホルストの惑星以外に、(海王星に続いて)ジョディ・タルボットの「世界、星、システム、無限」が演奏されました。リンク先ではきれいな映像(37台のカメラを回してます)を全曲視聴することができます。こちらはスタジオセッションっぽいので、今回発売されるものとは違うのかもしれません。画面に「REMIX HOLST'S THE PLANETS」と書いてある位ですから、別音源でCDでもリリースされるのでしょうか。それにしても、一時「冥王星入り」が流行りましたが、ここではまたまた別次元の曲が続けて演奏されています(なんかヤダ)。ここでサロネンの「惑星」が視聴できます。

(2013/03/05)
 初めてクラシック作品のビデオを購入しました。視聴レビューです。
(2013/05/14)

 

 



59.東京都交響楽団「第613回 定期演奏会」

にわかに活気づいてきました。「惑星」の全曲演奏会。これで2013年は三公演目となります。

【第613回 定期演奏会】
日時;2013年9月28日(土)18:00開演
会場;サントリーホール 
曲目;マクミラン「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」 
曲目;ホルスト : 組曲 惑星 東響コーラス(女声合唱) 
演奏;東京都交響楽団
演奏;指揮;大友直人


問合;03-3822-0727(都響ガイド)6/3から発売開始。ただし東響会員は先行発売(5/27より)


(2013/02/18)



58.NHK交響楽団の第1757回 定期公演 Aプログラム

【第1757回 定期公演 Aプログラム】
日時;2013年6月8日(土)18:00開演
日時;2013年6月9日(日)15:00開演 
会場;NHKホール 
曲目バッハ(エルガー編)/幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537
曲目;シューマン「ピアノ協奏曲」 Pf: ネルソン・ゲルナー 
曲目;ホルスト : 組曲 惑星 東京混声合唱団(女声合唱) 
演奏;NHK交響楽団
演奏;指揮;下野竜也


問合;03-3465-1780(N響ガイド)2/24から発売開始


(2013/01/28)



57.いよいよボールト4回目の「惑星」がSACD化へ!

  この瞬間をどんなにか待ちわびたことか! こんなにも嬉しいニュースを書けるとは! 私が一人大絶賛(しても何がどうなるわけでもありませんが…)している「惑星」のCDが、いよいよエソテリック社からSACDとしてリリースされます。ありがとう!大間知基彰様様!感謝感謝です!

 それにしても今秋は惑星のSACDラッシュです(他はすべてシングルレイヤーによるフォーマットです。メータ、プレヴィン、ボールト)。それもかつて名盤として愛聴されてきた音源ばかり。財布の口が開きっぱなしです。
なお、エソテリックは隔月で2枚ずつリリースしてくれていますが、今回、惑星と共にSACD化されるのはリッカルド・ムーティ指揮のモーツァルト「レクイエム」です。この余白に収められた「アヴェ・ヴェルムス・コルプス」の素晴らしく美しい合唱は、聞くたびに涙です。併せてうれしい悲鳴を上げてしまいました。

(2012/11/14)



56.神奈川フィルハーモニー管弦楽団の第293回定期演奏会

【第293回定期演奏会】
日時;2013年10月18日(金)19:00開演
会場;みなとみらいホール 
曲目ブリテン「ヴァイオリン協奏曲」 Vn: ダニエル・ホープ
曲目;ホルスト : 組曲 惑星(神奈川フィル女性合唱団)
演奏;神奈川フィルハーモニー管弦楽団
演奏;指揮;広上淳一


問合;045-226-5107(神奈川フィル・チケットサービス)


(2012/11/03)


55.リック・ウェイクマン
 元イエスのリック・ウェイクマンの「惑星」をレビューしました。最近までまったく存在すら知りませんでした。イエスは大好きなグループで、特にジョンとリックのリリカルな作品はウィンダム・ヒルにも通じる作風で彼らの新作には注目していたのですが・・・ 特にリックの場合は自主レーベルから云枚も作品を出しているから、よっぽどのマニアじゃないと気付かないということもあります。ただ、このころは米国のウィンダム・ヒルに対抗して英国のランドスケープがアコースティック作品を制作しており、リックさえもアコースティック三部作をリリースしています。そのうちの『COUNTRYI AIRS』だけがランドスケープからリリースされました。この「惑星」もそのころに制作されています。



 

 左のジャケットはパトリック・グリースンの「惑星」右がリックの「惑星」。タイトルが似ているのはパトリックへのオマージュです。(それぞれのレビューはジャケットをクリックしてください)


(2012/11/02)

 

54.海外(イギリス)公演の惑星
 今年は「惑星」の演奏が少なくさみしい限りです。この先の予定を見ても第4曲のみ演奏されるコンサートはあるようですが、やはり全曲で聞きたいですね。


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 ところで最近、ようやく手に入れた4手のための連弾版をレコーディングしたYork2のお二人。彼らの連弾による全曲演奏会が行われます。しかし残念なことに本国にてのお話(ニュースになるような話題がないので…)。同じ日に演奏されるのはストラヴィンスキーの連弾による「春の祭典」です。場所は英国。チェリストのスティーヴン・イッサリースの主催しているBarnes Music Societyです。ハルサイも中学時代に打ちのめされた(笑)大好きな曲です。こちらも生で聴いてみたい曲ですね。(2013/02/28



紹介しているジャケットは今年初めにレーベルが変わって再リリースされたものです。曲目も変更されています。


(2012/10/31)

ピアノ編曲の部屋へ

 

53.またまたSACDの惑星!

 最近流行りのシングルレイヤーによるSACDですが、今度はカラヤン盤が初の仕様となったSACD-SHMによる、メータ盤の登場です。この音源はオーディオファイルの間でも音と演奏ともに評価の高かった一枚(のちのNYフィルと比べてもメータのやんちゃぶりというか)なので、結構楽しみな一枚です。10月31日リリース。バーンスタインの演奏もSACDを聴いたとたんに、私の中での評価ががらりと変わってしまいました。
。今回は「未知との遭遇」ではなく同じジョン・ウィリアムズの組曲「スターウォーズ」(5年後のレコーディング)とのカップリング(ロンドン・レーベルのときは「未知との遭遇」がカップリング)です。

 SACDのない環境の方には大変申し訳ありませんが、このフォーマットは現在、もっともマスターに近い音像を自宅で楽しむことができるのではないかと思っています。私は初めてSACDを聴いたとき、ちょっとした錯覚に陥り、そのあとはSACD音に打ちのめされてしまいました(笑)。

(2012/10/04)



52. EMIのシングルレイヤープロジェクトの中に、ボールトによる5度目の録音が加わりました。個人的にはニュー・フィルハーモニーとの4度目のレコーディングを取り上げてほしかったのですが、「世の名盤」はこちらのほうが上なのでしょう。
前回のニュースでは「ボールトの指揮ではなく、アンドレ・プレヴィンが(GE-15035)」とお知らせしましたが、その後のカタログにボールト指揮の「惑星」も含まれました(TOGE-15096)。よくよくカタログを眺めてみると、同じシリーズなのに同曲異演が結構多いことに気づきます。シングルレイヤーということもあり、少々値が高いです。EMIにはクラシックもさることながら、「人類の文化遺産(ビートルズです)」としてのライブラリーを抱えているのだから、早くそっちを世に送り出して欲しいと願ってやみません。

(2012/08/23)



51.最近流行りのシングルレイヤーによるSACDですが、昨年一挙に100タイトルのシリーズをやってのけた(期待している続編はまだないです)EMIが今度はシングルレイヤーによるSACDをリリースします。

プレヴィン/LSO(1973)

  残念なことにハイブリッド盤と同タイトルがあったりして、豊富なライブラリーを誇るレーベルにしては商魂たくましいというか、消費者の気持ちをわかってないというか複雑な気持ちです。ただ、昨年のタイトルでまだ未購入のタイトルがシングルレイヤーで出るので、どうせならそちらを購入したいところです。ふところ痛いです。
 さて、 今回のシリーズで取り上げられている「惑星」はボールトの指揮ではなく、アンドレ・プレヴィンがロンドン交響楽団を指揮した1973年にレコーディングしたもの。プレヴィンのこのレコーディングはオーディオ・ファイルとしてはカラヤン/ウィーン・フィル以上に引っ張りだこのようで、2009年にはxrcdでも取り上げられ、180gの超重量レコードにも選ばれたりと、名演誉れ高い演奏として知られています。私的にはジャケットに最初目が行きましたが、1980年に製作されたカール・セーガンの「コスモス」で使われた演奏として親しんできました。
シングルレイヤーということもあり、少々値が高いです。EMIにはクラシックもさることながら、「人類の遺産」としてのライブラリーを抱えているのだから、早くそっちを世に送り出して欲しいと願ってやみません。(2012/08/08)



50.2011年に企画されながら震災の影響で中止となってしまった全曲演奏会が復活します。

(2012/05/28)

【第31回定期演奏会】
日時;2012年7月8日(日)14:00開演
会場;みなとみらい大ホール
曲目;ホルスト : 組曲 惑星(合唱;東京シティ・フィル・コーア)
曲目;ウォルトン 戴冠式行進曲「王冠」
曲目;ディーリアス 「夏の歌」  
演奏;NTTフィルハーモニー・オーケストラ
演奏;指揮;角田 鋼亮 / 藤丸崇浩
問合;090-4608-1024(NTTフィル事務局)



49.すでに47のニュースで記載したように「EMIクラシックス名盤SACDシリーズ」から、名盤中の名盤といわれ、ほとんどの評論家から太鼓判を押されているボールトの最後のレコーディングとなった「惑星」がSACD化されますが、SHM-SACDの方でも「惑星」がリリースされます。対象は1962年にウィーン・フィルを振ったカラヤンの名盤。

 それにしても危険を冒さないというか、「もっともっと他にもあるでしょう!」とぼやきたくなりますが、まぁ、致し方ないのかもしれません。何年かおきに出版される「名盤」を紹介するガイドブックなども選考されるレコードは代わり映えせず、ちっとも面白くありません。ちなみに私が名盤と思うのはボールトが1966年にレコーディングしたレコードです。エソテリックにやってもらいたいですねー

 また、変わったところの高音質盤としてガラスCDによる「惑星」もリリースされました。こちらはCDへの新規参入企業で、万年筆で有名なセーラー万年筆から。演奏は秋山和慶指揮、東京都交響楽団で2001年のライヴ録音。ちょっと破格なお値段!

(2012/01/01)




48.オルガンに編曲された「惑星」がSACDでリリースされます。古くは1996年に松居直美が作曲家諸井誠がパーカッションとチェレスタを加えた編曲でレコーディングしています。また、今回のオルガン版の編曲者の名前としてクレジットされているPeter Syks自身が2台のオルガンを多重録音してレコーディングしています(1998)。

 こうした編曲物は、よっぽどの物好きかマニアかオタクぐらいにしか見向きもされないでしょうが(フォーマットが普通なら私も見向きもしなかったでしょう!)、なんと今回はSACDでのリリースということで興味津々です。
 今回のオルガン演奏をしているハンスイェルク・アルブレイトは、もともと声楽出身だったそうですが、オルガンに転向し、ゴルトベルグ、ニーベルングの指輪(!)、展覧会の絵etc.をオルガンに編曲して話題になっているオルガニストです。

(2011/12/04)




47.「EMIクラシックス名盤SACDシリーズ」と銘打たれたシリーズが2011年12月7日から4回に分けて始まりますが、初演者であるボールトが1978年に録音した、いまでも名盤誉れ高いアルバムがSACDとしてリリースされます。

第1回;12月7日
第2回; 1月18日
第3回; 2月15日(ボールトの「惑星」はこの日!)
第4回; 3月14日

 オーディオメーカーのエソテリックも独自のリマスターによるSACDを展開していますが、本家によるチョイスが1978年なので、できたら1967年のニュー・フィルハーモニア管弦楽団とレコーディングした音源をSACD化してくれないかなぁ、などと思っております。

(2011/11/07)



46.ニュースではないのですが、ある演奏を聴いて「なんだこりゃー!」と思ったので記事にさせていただきます(笑)

 昨年、小澤征爾が企画して演奏会を行う予定でいた「夏の夜のコンサート2010」では、宇宙時代を思わせるプログラミングが行われ、NHK-FMでも聞くことが出来ました。珍しかったのは、ウィーン・フィルが「スターウォーズ」から数曲演奏したことでした。

 それはさておき、宇宙を感じさせる曲目に、ウィーンらしくワルツ「天体の音楽」や、「宵の明星」なども合わせて演奏されていました。そして問題なのがホルストの「火星」です。冒頭の出だしのヴァイオリンのパートで、演奏指定であるコル・レーニョが行われていませんでした。もしかしたら私の聞き間違いかもしれませんが。なんか、力の抜けた演奏です。それでなくとも、ホルストはバラして演奏することや、編曲などの禁止事項を残していったのに、こんな演奏をされるとは!しかも天下のウィーンフィルが!

 カラヤンとウィーンフィルの録音を担当したカルショウの手記の中で興味深い記事があったので、まさにこのことかぁ!と思いました。

(2011/10/12)



45.PLANETS WITH DAWN CHORUS FREEDOMMUNE 0 EDITION

 今夏、野外フェスティバルでトリを飾る予定だったそうですが、悪天候であえなく中止になってしまったそうです。その際、演奏予定だったプログラムがSACDとしてリリースされることになりました。ホルストの「惑星」を軸に、本間千也氏のトランペットをフューチャーした「Dawn Chorus」がレクイエム的に挿入されています。

01.イトカワとはやぶさ~ドーンコーラス1
02.トリスタンとイゾルデ(愛の死)
03.火星
04.水星
05.木星/イトカワとはやぶさ~ドーンコーラス2
06.土星~ドーンコーラス3

発売は11月23日。

(2011/10/20)



44.最近は全曲演奏会も、新譜もなく、なにかニュースはないかなぁと思っていましたが、これといってみつかりません。その代わりといっては何ですが、一風変わったCDを見つけましたので紹介します。(レビュー

(2011/09/05)

演奏;東京都交響楽団
指揮;石丸寛
語り;石坂浩二


44.2011年度の全曲演奏会情報・5です。震災後、以下の演奏会が中止となっていましたが、場所を変えて復活しました(祝!)

(2011/06/06)

【第45回定期演奏会】
日時;2011年9月19日(祝月)13:30開演
会場;すみだトリフォニーホール 
曲目;ガーシュウィン 「オー・ケイ」序曲
曲目;J・ウィリアムス 「ハリー・ポッターと賢者の石」組曲
曲目;ホルスト : 組曲 惑星(オルフ祝祭合唱団)
演奏;水星交響楽団
演奏;指揮;斉藤栄一
問合;03-3481-5741(横田)



43.2011年度の全曲演奏会情報・4です。

(2011/05/27)

【第1回 関西の音楽大学オーケストラ・フェスティバル IN 京都コンサートホール】
日時;2011年9月25日(日)14:30開演
会場;京都コンサートホール
曲目;ワーグナー:歌劇「ローエングリーン」より第3幕への前奏曲、婚礼の合唱 
曲目;サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調「オルガン付き」
曲目;ホルスト : 組曲 惑星
演奏;関西の音楽大学・学部生によるオーケストラ・合唱(8校による合同) 
演奏;指揮;秋山和慶/円光寺雅彦
問合;075-711-3090 (京都コンサートホール)



42.1976年にリリースされた冨田勲のシンセサイザー版「惑星」が、装いも新たに(リメイクしているらしい)リリースされます。喜ばしいことにSACD仕様です(CDとのハイブリッド盤)。そして、注目は水星と木星の間に新曲*(つまり冨田勲が作曲した楽曲)が加えられます。曲目は次の通り。

01.火星
02.金星
03.水星
04.小惑星イトカワと小惑星探査機はやぶさ*
05.木星・土星
06.天王星・海王星

雰囲気的には「バミューダ・トライアングル」で魅せてくれた感じになるのでしょうか?とても楽しみです。発売は6月1日。

(2011/04/14)



41.4月1日ですが、エイプリルフールではありません。

下記の演奏会が中止となりました。 3月11日の東北地方太平洋沖地震による影響で、演奏会場であるミューザ川崎が被災しました。復旧に時間が掛かり、振替の演奏会場の確保が難しいとして中止となりました。

♪2011年6月26日(日)/NTTフィルハーモニーオケストラ「第29回定期演奏会」

♪2011年5月1日(土)水星交響楽団「第45回定期演奏会」

(2011/04/01)



40.2011年度の全曲演奏会情報・3です。

(2011/03/10)

【第29回定期演奏会】
日時;2011年6月26日(日)14:00開演
会場;ミューザ川崎シンフォニーホール
曲目;ビゼー : アルルの女
曲目;ホルスト : 組曲 惑星(合唱;東京シティ・フィル・コーア)
演奏;NTTフィルハーモニー・オーケストラ
演奏;指揮;田部井 剛
問合;090-4608-1024(NTTフィル事務局)



39.安田正昭と小野文子による二台のピアノ版によるアルバムで、同曲(版)全曲盤としては国内初の日本人アーティストによるレコーディングだそうです。リリース元である日本アコースティックレコーズのサイトでは、各曲が30秒ずつ試聴できます。

(2011/02/01)



38.2011年度の全曲演奏会情報・2です。

(2011/01/24)

【第45回定期演奏会】
日時;2011年5月1日(土)13:30開演
会場;ミューザ川崎シンフォニーホール
曲目;ガーシュウィン 「オー・ケイ」序曲
曲目;J・ウィリアムス 「ハリー・ポッターと賢者の石」組曲
曲目;ホルスト : 組曲 惑星
演奏;水星交響楽団
演奏;指揮;斉藤栄一
問合;03-3481-5741(横田)



37.2011年度の全曲演奏会です。

(2010/12/02)

【第66回 日本フィルさいたま「春シリーズ」2011】
日時;2011年7月1日(土)19:00開演
会場;大宮ソニックシティ 大ホール
曲目;サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」「カルメン幻想曲」
曲目;クライスラー「愛の挨拶」
曲目;ホルスト : 組曲 惑星(合唱;東京音楽大学)
演奏;日本フィルハーモニー交響楽団
演奏;ヴァイオリン;松本蘭
演奏;指揮;広上淳一
問合;048-647-7722(大宮ソニックシティホール)

【第269回横浜定期演奏会「響け星雲のかなたへ」】
日時;2011年7月2日(土)18:00開演
会場;横浜みなとみらいホール
曲目;ドビュッシー(ビュセール編):小組曲
曲目;カントルーヴ:「オーベルニュの歌」より
曲目;ホルスト : 組曲 惑星(合唱;東京音楽大学)
演奏;日本フィルハーモニー交響楽団
演奏;ソプラノ;谷村由美子
演奏;指揮;広上淳一
問合;03-5378-5911(日本フィルハーモニーサービスセンター)



36.最近リリースされたCDを紹介します。最初はメラニー・バーネイのオルガンをフューチャーしたバズ・アンサンブルによる編曲もの。もう一枚はロンドン・フィルハーモニー管弦楽団を振った若手指揮者ウラディーミル・ユロフスキのアルバム。あまりアレンジ物を聴く機会もなく、これもネットで探していたら見つかったアルバムのため未聴(汗)。海外では昨年秋にリリースされていました。

 ロンドンフィルを振ったユロフスキも私は経験のない指揮者ですが、エレーヌ・ギルモー(ジャケット)とベートーヴェンのピアノ協奏曲をレコーディングした、と説明すると「あ~、あの・・・」と思う方もいらっしゃるのでは・・・

Melanie Barney, organ
Buzz Ensemble:
Frederic Gagnon, trumpet, piccolo
Sylvain LaPointe, trumpet, flugelhorn
Marc-Antoine Corbeil, horn
Jason de Carufel, trombone, euphonium
Sylavin Arseneau, bass trombone
1.火星(6:29)
2.金星(6:49)
3.水星(3:44)
4.木星(7:04)
5.土星(7:20)
6.天王星(5:35)
7.海王星(5:47)

 エレーヌ・ギルモーとベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番をドレスデン国立管弦楽団とレコーディングした指揮者です。とにかく惑星は早いテンポ(ホルスト自身が録音した演奏に極似)で演奏されています。



35.3月7日の名古屋ムジークフェライン管弦楽団に続き、森口真司氏の指揮により全曲演奏が行われます。この情報はFAF管弦楽団運営委員長岸川様から頂きました。最近全曲演奏がないなぁ、と思っていた矢先の情報で非常に嬉しく思います。ありがとうございました。

(2010/07/10)

FAF管弦楽団 第40回定期演奏会
日時;2010年8月28日(土)18:00開演
演奏;FAF管弦楽団
指揮;森口真司
会場;ミューザ川崎シンフォニーホール 音楽ホール
曲目;ストラヴィンスキー:花火
曲目;ラヴェル : マ・メール・ロワ
曲目;ホルスト : 組曲 惑星
問合;070-6577-7676
料金;2000円(全席自由)



34.全曲演奏会が行われました。ここでは過去のニュースを編集して終了分を掲載しています。2010年はすっかり全曲演奏会がなりを潜めています。寂しい限りです。そんなわけでパトリック・グリースンが1976年にリリースした『惑星』のレビューをどうぞ。

日時;2010年3月7日(水)16:00開演
演奏;名古屋ムジークフェライン管弦楽団
指揮;森口真司
会場;愛知県芸術劇場 コンサートホール
曲目;ホルスト : 組曲 惑星

惑星ニュース33より


 世界天文年2009を記念してのコンサートが開かれました(私は行きたかったけど行けなかった)。指揮をするのは、なんと久石譲!宇宙の映像を見ながら惑星を全曲演奏するという企画です。これは二部構成で行われるコンサート。第一部では歌手の平原綾香さんも出演し、「ジュピター」や「星つむぎの歌」など宇宙にゆかりのある曲が演奏されました

Symphonic Night 2009年宇宙の旅 ~From Space To Earth~

日時;2009年12月2日(水)
演奏;東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
指揮;久石譲
会場;オーチャードホール
曲目;ホルスト : 組曲 惑星

惑星ニュース32より

(2010/04/14)


31.ネーメ・ヤルヴィの息子、パーヴォ・ヤルヴィが手兵シンシナティ交響楽団を指揮してレコーディングしました。アメリカのオーケストラがこの曲の録音というのは比較的珍しいです。カップリングはブリテンの『青少年のための管弦楽』

(2009/10/10)



30.全曲演奏会が行われました。ここでは過去のニュースを編集して終了分を掲載しています。

【ジャパン・フレンドシップ・フィルハーモニック 第21回『音樂會』 】
日時;2009年8月23日(日)14:00開演
演奏;ジャパン・フレンドシップ・フィルハーモニック
指揮;高橋敦
会場;ミューザ川崎シンフォニーホール
曲目;ブリテン : 青少年のための管弦楽入門
曲目;エルガー : エニグマ変奏曲
曲目;ホルスト : 組曲 惑星
問合;エーティーミュージックプロジェクト:044-866-0475

惑星ニュース27より


読売交響楽団484回定期演奏会

日時;2009年7月6日(月)19:00開演
会場;サントリーホール
曲目;ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調(ピアノ;清水 和音)
曲目;ホルスト:組曲《惑星》
演奏;読売交響楽団/国立音楽大学合唱団
指揮;パオロ・カリニャーニ
問合;03-3562-1550
料金;A:8000円/B:6000円/C:5000円/D:4000円

グスタフ・ホルストは1934年5月25日が命日です。

みなとみらいホリデー名曲コンサート・シリーズ

日時;2009年7月5日(日)14:00開演
会場;よこはまみなとみらいホール
曲目;ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調(ピアノ;清水 和音)
曲目;ホルスト:組曲《惑星》
演奏;読売交響楽団/国立音楽大学合唱団
指揮;パオロ・カリニャーニ
問合;045-453-5080
料金;A:7000円/B:6000円/C:5000円/D:3000円/高中ジュニア:1000円/小ジュニア:500円

惑星ニュース26より


東京交響楽団 川崎名曲全集 第46回

日時;2009年4月29日(水・祝)14:00開演
会場;ミューザ川崎シンフォニーホール
曲目;スッペ:「詩人と農夫」序曲
曲目;モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番(ピアノ;菊池洋子)
曲目;ホルスト:組曲《惑星》
演奏;東京交響楽団/東響コーラス
指揮;秋山和慶
問合;044-520-1511
料金;S:6000円/A:5000円/B:4000円/C:3000円

惑星ニュース25より

(2009/10/01)



29.クラシック名曲名探偵アマデウスでホルストの惑星が紹介されました(放送終了)。


9月13日(日) NHK-BSハイビジョン pm8:00-8:45
9月15日(火) NHK-BSハイビジョン am8:00-8:45
9月18日(金) NHK-BS2 am8:15-9:00
9月19日(土) NHK-BSハイビジョン pm0:00-0:45(正午~)

海王星のコーラスシーンなど、コンサートでは絶対に見ることができないの舞台裏を覗くことができした。

(2009/9/10)



28.今年はホルスト没後75年ということで、母国では様々なイベントが企画されているようです。命日は過ぎてしまいましたが、日本でも人気曲である「惑星」の演奏会をお知らせします。


【都響スペシャル 横浜公演】
日時;2009年12月11日(金)19:00開演
演奏;東京都交響楽団、栗友会女声合唱団
指揮;ジェイムズ・デプリースト
会場;横浜みなとみらいホール
曲目;モーツァルト : 交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』
曲目;ホルスト : 組曲 惑星

【シエナ・ウインド・オーケストラ 第31回定期演奏会】
日時;2009年11月17日(火) 19:00 開演
演奏;シエナ・ウインド・オーケストラ
指揮;十束尚宏
会場;横浜みなとみらいホール 大ホール
曲目;ホルスト : 組曲 惑星ほか
問合;ジャパン・シンフォニック・ウインズ 03-3357-4870

両公演ともチケット発売中

(2009/8/10)



24.全曲演奏会が行われます。チケット10/26は発売予定です。

NHK交響楽団1635回定期演奏会

日時;2008年12月12日(金)19:00開演13日(土)15:00開演
会場;NHKホール
曲目;フランク:アイオリスの人々
曲目;ドビュッシー:夜想曲
曲目;ホルスト:組曲《惑星》
演奏;NHK交響楽団/二期会女性合唱団
指揮;シャルル・デュトワ
問合;03-3465-1780
料金;S:\8150/A:\6930/B:\5810/C:\4580/D:\3460/E:\1500

 シャルル・デュトワの惑星はモントリオール管弦楽団によるアルバムのストリングス(特に金星)の美しさが忘れられないアルバムをレコーディングしてくれているので期待が持てそうなコンサートです。また、その前にフランクとドビュッシーが演奏されますが、なんと贅沢な曲目でしょうか。特にドビュッシーの夜想曲はエンディングで女声合唱(惑星と同じくヴォカリーズで)が入ります。当日はNHK-FMにて夜7時より生中継されました。

(2008/12/08)



23.カラヤンとメータの『惑星』が最近話題の高音質CD、SHM-CD化されますが、東芝EMIも独自の素材を使っての高音質CDを高らかに歌い出しました。その名もHQCD(Hi Quality CD)。カタログを見るとサイモン・ラトルのデビュー盤(惑星ですね)が、その新素材CDによって再発れ、ベルリン・フィルとの話題盤も10/28に再販されます。

(2008/09/26)



22.いよいよ『惑星』が最近話題の高音質CD、SHM-CD化されます。今回のシリーズは“デッカ不滅の名盤100選”として、まずは10/8に50選、11/5に残りの50選が分売されます。私はクライバーのベートーヴェンと、メーターのマーラー交響曲第2番の2枚をこのメディアで聴いてみましたが、確かに音の広がりが「なんだこれ」!」レベルで変わっていたことに驚かされました。なので、どちらも録音が今となっては古いヘルベルト・フォン・カラヤン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1961録音/UCCD-9601)とズビン・メータ/ロスアンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団(1971録音/UCCD-9648)の演奏による2種ですが、期待は持てそうです。特に金星、土星、海王星の叙情楽章で、その広がりは深遠なる宇宙の広がりを感じさせてくれるかもしれません。2枚とも10/08にリリースされます。

 なにも同じ日に同じレーベルから2種出さずとも… いずれもこの曲のエポックメイキングとなった演奏ですので、その性格の違いを聴き比べて欲しいといったところでしょうか。なお、2008年に入ってからラトルのデビュー盤(1980)と、ボールト最後の「惑星」(1977)が共にEMIから再発されています。特に後者などはSHM-CD化しとけばいいのに、と思ったりして。。。

(2008/07/28)



21.全曲演奏会が行われます。既にチケットは発売中です。

TAMA21交響楽団第15回定期演奏会

日時;2008年10月4日(土)18:00
会場;府中の森芸術劇場
曲目;エルガー:エニグマ変奏曲
曲目;ホルスト:組曲《惑星》
演奏;TAMA21交響楽団/「和の会」合唱団
指揮;橘直貴
問合;070-5587-9987(武藤)
料金;全席自由¥1000

(2008/07/24)



20.ラグビーのハイネケンカップ07/08と、新日鉱ホールディングスのTVコマーシャルに“木星”が使われています。

(2008/04/13)



19.来年早々、全曲演奏会が行われます。既にチケットは発売中です。他二公演。

日立フィルハーモニー管弦楽団 第24回定期演奏会

日時;2008年1月13日(日)14:00
会場;すみだトリフォニーホール
曲目;モーツァルト:歌劇「魔笛」K.620 序曲
曲目;モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K.543
曲目;ホルスト:組曲《惑星》
演奏;日立フィルハーモニー管弦楽団、東京シティ・フィル・コーア
指揮;田部井 剛
問合;トリフォニーホール03-5608-1212


厚木交響楽団 創立30周年記念演奏会 第59回定期演奏

日時;2008年4月13日(日)14:00
会場;厚木文化会館 大ホール
曲目;チャイコフスキー:弦楽セレナーデハ長調 Op. 48
曲目;R. シュトラウス:13管楽器のためのセレナーデ 変ホ長調
曲目;デ=メイ:セレモニアル・ファンファーレ
曲目;ホルスト:組曲《惑星》
演奏;厚木交響楽団
指揮;田久保 裕一
問合;チケットぴあ 0570-02-9999


藤沢市民交響楽団 第100回定期演奏会

日時;2008年5月25日(日)14:00
会場;藤沢市民会館大ホール
曲目;ブリス/ロンドン市長のためのファンファーレ
曲目;モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲
曲目;モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K.543
曲目;ホルスト:組曲《惑星》
演奏;藤沢市民交響楽団
指揮;現田茂夫
問合;0466-81-3279(片岡)

(2007/12/19)


17.前回のニュース(16)で、秋山和慶指揮、大阪フィルのコンサートの模様が放送されたことを掲載しましたが、秋山和慶指揮東京交響楽団他の演奏で、2008年3月9日に府中の森芸術劇場にて『惑星』が演奏されます。まだ先のコンサートですが、すでにチケットは発売中です。

どりーむコンサート 東京交響楽団が贈る 宇宙の神秘とインスピレーション

日時;2008年3月9日(日)14:00
会場;府中の森芸術劇場
曲目;エルガー:行進曲《威風堂々》第1番ニ長調
曲目;エルガー:チェロ協奏曲ホ短調
曲目;ホルスト:組曲《惑星》
演奏;東京交響楽団
演奏;チェロ;長谷川陽子
演奏;指揮;秋山和慶
問合;チケットふちゅう042-333-9999

(2007/06/30)



16. 6/10の午後2時から、NHK-FMの『サンデークラシックワイド』にて秋山和慶指揮、大阪フィルハーモニー交響楽団&ザ・カレッジ・オペラハウス女声合唱団によるコンサートの模様を放送していました。不覚にも、私は途中、土星から聴き始めたのですが、海王星が終わって拍手の後にDJのお話が入りましたが、曲目紹介で土星、天王星、海王星という紹介をしていました。その後で「拍手は無いほうが~」とか「トークが無いほうが~」などとしゃべっていましたが、もしかしたら全曲を一気に放送しなかったのかもしれません。かなり無謀な演奏会(オンエア)だったのでしょうか?

(2007/06/11)



15. 日本の冨田勲よりも早く、1976年に米国のパトリック・グリースンによって電子音楽化された『惑星』ですが、ようやく手に入りましたのでレビューしてみました。契約上の理由により日本での販売も中止となり、米国のマーキュリー(Mercury 80000)からリリースされている本作ですが、2007年現在、未だにCD化されていません。e-bayあたりで検索するとすぐに売り手が見つかりますが、かなり高価な金額に設定されています。まれにCD-Rを作ってくれる売り手もいますので、アナログ盤を再生できないという方は、ご参考までに検索してみてはいかがでしょうか(LP+CD-Rだと60ドル前後)。

(2007/05/05)



14.久しぶりに全曲演奏が行われます(1年ぶり? なので前回のニュース記事をコピペしたりしてます)。あいかわらず部分演奏が日常的に行われています(意外やピアノ版も多い)が、久しぶりの全曲演奏です。しかもコリン・マシューズが作曲した冥王星の演奏も行われます。もしかしたら実演としては最後になるかも !? 個人的には全曲演奏の前に演るとか、アンコールで演るには文句は言いませんが… なお、チケットは2/2に開始されていますので、一部プレイガイドでは売り切れになっています。

 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、
                 第210回定期演奏会

日時;2007年7月26日(木)19:00
日時;(18:15~18:45指揮者によるプレトーク有り )
会場;東京オペラシティ コンサートホール
曲目;リヒャルト・シュトラウス:オーボエ協奏曲ニ長調
曲目;ホルスト:組曲《惑星》他
演奏;東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、
演奏;東京シティ・フィル・コーア(女声合唱)
演奏;オーボエ;広田智之
演奏;指揮;飯守泰次郎
問合;東京シティ・フィル・チケットセンター

(2007/04/13)

演奏会は終了しました(9/30、NHKで放送。指揮者の足下にチラチラと映っていたワタクシ)



13.1926年にホルスト自身がロンドン交響楽団を振った『惑星』と、同曲の公的初演者であり、ホルストの良き理解者であるボールトが1945年にBBC交響楽団を振った『惑星』がカップリングされてリリースされました。共にEMI音源で、なんだか2006年の惑星ブームを記念して発売とのこと。なんでも理由にしちゃうんですねぇ。

2枚組み3,000円(TOCE-55897-98)

(2006/12/19)



12.久々に惑星の全曲演奏がサントリーホールにて行われました。私はこの11/16の演奏会が実演の初体験となります(喜)。
 小学生のときに兄に推薦してもらったホルストの『惑星』。レコード、CDなどではお馴染みの曲が、オーケストラという人の集まりから発せられるのを目の前で見ることができて、感慨もひとしお。
 オケのメンバーがステージに上がり、それぞれの楽器が各々のパート練習。あちこちから生まれる分解されたパートのソロ。金星のフルートだったり、土星のチェレスタ、水星のオーボエ・・・演奏前から鼓動が高鳴ります。
「お~ このパートはあの楽器だったのかぁ」などと、様々な疑問も、オーディオだけの音ではわからなかった楽器が、目の前で次々に現れます。ただ、席がオーケストラの真横だったので、左側に金管打楽器群、右にヴァイオリン、その奥にチェロといった今までに体験したことの無かったバランスに新鮮さもありました。(でも今度は正面から聴きたい)
 最後の女声コーラスは、作曲家の指定通り楽屋裏から。サントリーホールではオルガンの右手の非常口扉が開けられ、そこから深遠なる、そして宇宙という真空を感じるような透明感のあるヴォカリーズ。このパート、混声でも、児童合唱団でも表現することができない天上のコーラスといってよいでしょう。ホルストが描いた最遠の惑星。姿が見えない分、神秘的な雰囲気が味わえました。
 20世紀のオーケストラは冨田勲氏も語っていますが、各楽器の機能や音色が向上し、作品もそれに併せて色彩豊かなハーモニーを聴かせてくれます。この惑星も、金星などではソロ同士のリレー(金星で顕著)や、オルガン(火星と天王星)舞台を使った効果(楽屋裏の合唱など)が盛り込まれて、いわゆるクラシックの中でも近代モノに属しています。 
 私の好きなマーラーなど、歌劇場の音楽監督を務めていたこともあり、自作に舞台効果がフンダンに盛り込まれ、会場で驚かされたりします。(夢はマーラーの交響曲全曲実演です)

サントリーホール(2006/11/16)
エルガー;ヴァイオリン協奏曲ロ短調
ヴァイオリン・ソロ;川久保賜紀
ホルスト;組曲「惑星」
日本フィルハーモニー交響楽団&栗友会女声合唱団
指揮;ジェームズ・ロッホラン

(2006/11/16)



11.冥王星よりも大きく、冥王星よりも遠くを回り、第10惑星と言われたことのある2003UB313に“不和”の女神、エリスの名前が与えられました。何となく国際天文連合(IAU)とアメリカ宇宙航空局(NASA)との間柄を暗示するような気がしないでもありません。現在冥王星に与えられた小惑星番号134340 PlutoをNASAは欠番扱いにしていますが、今回の命名を同受け止めるのでしょうか?なお、エリスには衛星が見つかっていて、そちらにはエリスの娘にちなみディスノミアとなづけられました。なお、エリスの発見によって冥王星の惑星問題が生じましたが、ギリシア神話の中でエリスの投げ込んだリンゴが、のちのトロイア戦争を引き起こしたことを考えると、何やら意味深げに思えなくもありません。

(2006/09/15)



10.9/17(日)NHK-FM15:00からの【海外クラシックコンサート】で、アンドルー・デイヴィス指揮、サンフランシスコ交響楽団演奏会による『惑星』が放送されます。アメリカはサンフランシスコのデーヴィス・シンフォニー・ホールで行われた演奏会から2004年6月10日に行われたものです。 アンドルー・デイヴィスはサーの称号を持つ英国の指揮者だけあって、母国の作品を得意としています。『惑星』も1986年にトロント交響楽団を率いてレコーディングを行っていますが、海王星のコーラスパートに女声合唱ではなく少年合唱を用いて話題を振りまきました。

(2006/09/11)



9.1926年にロンドン交響楽団を振ったホルストの『惑星』がNAXOSのナクソス・ヒストリカル・シリーズからリリースされます。カップリングは同朋、レイフ・ヴォーン=ウィリアムズがBBC交響楽団を指揮した次作の交響曲第4番です。両曲ともスクラッチノイズがいい味だしています。 

(2006/09/06)



8.サイモン・ラトルが手兵ベルリン・フィルを振ったディスクが発売されていますが、先の惑星の定義の影響を受けて「冥王星入りのディスクは貴重」とかなんとかレーベルの宣伝部がニュースで発言したのを受け、国内盤は店頭で見かけなくなりました。 

(2006/08/28)



7.パリに本部置く国際天文連合は、8月24日付の決議の中で、冥王星を惑星から外し、新たに“矮惑星(Dwarf Planets)”に加える案を採択しました。奇しくも8/24は冥王星を発見したクライド・トンボーの生誕100年にあたります。これに際して、冥王星の作曲家、コリン・マシューズは特にコメントを寄せていません。
惑星の定義に関しては国立天文台のページをご覧下さい。 

(2006/08/25)



6.しばらくは国際天文連合で議論中の【惑星の定義】で盛り上がりそうです(笑)。当初案として出されていた内容に異議を唱える天文学者の数が多く、8/23現在、冥王星が惑星でなくなる修正案に変更され議論されています。このまま行くと太陽系の惑星は8になります。ますます組曲『惑星』で冥王星はおかしくなってきました。この際だから止めましょう。

(2006/08/23)



5.ホルストの【惑星】とは関係ありませんが、コリン・マシューズ(正確にはケント・ナガノの委嘱による)の冥王星を海王星の後に演奏することに疑問視(私だけ?)が膨れ上がるようなニュースです(笑)。新聞など、マスコミによって話題として取り上げられていますが、国際天文連合がチェコで行われています。今回は【惑星の定義】が採択されるかどうかが争点になり、採択された場合9つの惑星が12になります。楽しみは和名をどうするか?でしょう。1.水星
2.金星
3.地球
4.火星
5.セレス(ケレス。ローマ神話の豊穣神。ラトルの委嘱によりすでにマーク=アンソニー・タネジが作曲済み)
6.木星
7.土星
8.天王星
9.海王星
10、11.冥王星&カロン(二つの天体の中間に共通重心があるため、二重惑星となります)
12.2003UB313(研究者間のみでライラ、シーナなどコードネームで呼ばれています。創造神名が付く予定) さてさて、無理やり冥王星を入れて演奏しようとしている最近の組曲『惑星』。この採択の後、どう変化するのでしょうか?(やっぱ冥王星だけを入れるのはムリがあるでしょ~)
 私は海王星で宇宙のかなたに消え行く“ホルストの惑星”こそ、本来の演奏スタイルだと思っています。でなきゃ委嘱して作曲してもらうか(笑)←でも一緒に演奏するのはヤメテ

(2006/08/21)



4.久しぶりに全曲演奏が行われます(1年ぶり?)。最近は部分演奏が日常的に行われています(意外やピアノ版も多い)が、久しぶりの全曲演奏です。海王星の女声コーラスも当然加わり(あとは舞台裏からという指示を守るかどうか)ます。ただ、チケット発売はすでに行われ、チケットが残りわずかでの情報提供となってしまいました。惑星の前にエルガーの協奏曲が演奏されますが、川久保賜紀さんのストラディヴァリ『カテドラル』(1707)の音色が聴けるのでしょうか?昨年の全曲演奏の際にも同じエルガーとの組み合わせで、同じく川久保賜紀さんのソロだったようです。その時は下野竜也指揮、東京フィルハーモニーでした。

【 日本フィルハーモニー交響楽団、第585回定期演奏会】
日時;2006年11月16日(木)、17日(金)19:00
会場; サントリーホール大ホール
曲目;エルガー:ヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン;川久保賜紀)、ホルスト:組曲《惑星》
演奏;日本フィルハーモニー交響楽団、栗友会(女声合唱)
指揮;ジェームズ・ロッホラン
チケットぴあPコード;234-906

(2006/07/31)



3.注目のラトルの新盤、ジャケットお披露目。

 注目は冥王星とボーナストラックに収められる新曲4曲でしょう。ラトルは「4楽章からなる交響曲として聴いて欲しい」と演奏開始前にアナウンスしたようです。なお、輸入盤は7月末、国内盤は8月23日です。特典映像にラトルの解説が見られます。

(2006/07/15)



2.キャノンEOSのTVコマーシャルに“木星”が使われています。(2009年現在使われていません)
(2006/06/26)


1.サイモン・ラトルがベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して、コリン・マシューズ作曲の“冥王星”付き【惑星】を8月23日に2枚組でリリースします(TOCE-55855)。ショッキングじゃありませんか!(笑)。同じ英国出身だからでしょうが、う~ん、ちょっとねぇ。しかし話題だけで定期演奏に組んだのではなく、ラトルにとっては1980年のIn
 気になるのは2枚目のディスクで、ラトルが宇宙をテーマに新作を4人の作曲家に委嘱した曲がボーナスで付いてくることでしょうか。実演ではこちらが最初に演奏されています。コチラ
Do16. Mar2006 20h H5
Berliner Philharmoniker
Sir Simon Rattle CONDUCTOR
Ladies of the Rundfunkchor Berlin
Robin Gritton CHORUS MASTER
Ad astra
Kaija Saariaho ; Asteroid 4179: Toutatis
Brett Dean ; Komarov's Fall, Music for Orchestra
Matthias Pintscher ; Towards Osiris, study for orchestra
Mark-Anthony Turnage ; Ceres
Four premieres of works commissioned by the Berliner Philharmoniker
Gustav Holst ; The Planets
Colin Matthews ; Pluto

・カイヤ・サーリアホ(1952- フィンランドの女性作曲家)【小惑星4179:トータティス】
→1989年に発見され、将来、地球に衝突する恐れのある天体として話題になった小惑星です。
・ブレット・ディーン(1961- イギリスの作曲家)【コマロフの墜落】
→欠陥だらけのソユーズ1号の着地失敗で死亡した宇宙飛行士を題材にしているようです。
・マティアス・ピンチャー(1971- ドイツの作曲家)【オシリスに向かって】
→ハッブル望遠鏡が太陽系外惑星に初めて大気を持つ惑星として発見した惑星のこと。地球の220倍の大きさもあります。
・マーク=アントニー・タネジ(1960- イギリスの作曲家)【ケレス】
→小惑星第1号(1801年)であり、最大の直径を持つ天体です。
 ラトルにとって、25歳の時のデビューアルバム以来2度目(1980)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団にとって、カラヤン(1981)、コリン・デイビス(1988)に続き三度目のレコーディングとなります。なお、レコーディングは2006年3月16日の定期演奏会のライヴ・レコーディングとなっています。

(2006/06/24)





 
 
 

背景画像は「Adagio」と書かれていますが、「金星」の直筆譜です。

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