変身物語(転身物語、メタモルフォーセス)/オウィディウス
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完訳 ギリシア・ローマ神話/トマス・ブルフィンチ |
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トマス・ブルフィンチ(1796-1867)により、1855年に出版された『THE AGE OF FABLE; OR, THE BEAUTIES OF MYTHOLOGY(伝説の時代)』の邦訳。合間合間に散りばめられた、多くの作家たちに引用された詩や歌が挿入され、多角的なギリシア神話を読むことができます。個人的に星にまつわるギリシア神話を探索している中で、もっとも影響を受けたもの。ブルフィンチの読者に語りかけてくる口調もやわらかい物腰で、語り部からお話を聞かされているよう。 |
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ギリシア・ローマ神話/グスターフ・シュヴァープ |
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グスターヴ・シュバーブ(1792-1850)による神話集。日本では1988年に3冊に分けて出版されました。 |
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ギリシアの神話(神々の時代 英雄の時代)/カール・ケレーニイ |
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カール・ケレーニイ(1897-1983)による神話集。神々の時代と英雄の時代の2冊に分けられ、読者に語りかける体裁は、ブルフィンチ的。 |
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ギリシアの神話/ロバート・グレーヴス |
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1955年の出版。私の元には1998年の新装版。購入当時は、こんなに大きな書籍を買ったことが無かったので、買っただけでおなか一杯状態となりました(笑)。アポロドーロス、オウィディウスなどでは読むことのなかったエピソードも多く、帯にある「ギリシア神話の決定版!」も、あながちウソじゃないなぁ、と思いました。とくにオリオンの話は目からうろこ。 |
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楽しいギリシアの神話ものがたり/ルチャーノ・デ・クレシェンツォ |
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本の体裁(厚みがあるのにとても小さい)のことは、さておいておいて、これは非常に面白く読めたギリシア神話の本です(安易なタイトルはあながちウソじゃない)。
小型で分厚い。それだけで非常に読みづらさを感じさせてくれましたが、私の好きな「『オデュッセイア』を楽しく読む」の作者の絶妙な語り口で、そんなわずらわしさも忘れさせてくれました。 |