|星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)|
ギリシア神話を一通り楽しめた方にお勧めなのが、 その後の人々が、神話としての物語ではなく人間の物語として創作した「悲劇」です。
こうした作品は、当時の劇場で上演されていたようですが、 それを再演すべく構築されていくのが、ルネッサンス以降のヨーロッパ。 特にイタリアでした。 そこで中心となって活動していたのがガリレオの父、 ヴィンセンチオらが結成したカメラータへと発展し、 今のオペラ誕生につながる流れとなっていきました。
岩波から出版された新訳の『ギリシア悲劇』から名言だけを抜粋した書。私は膨大な巻物に圧倒され、まずは手始めにこちらのダイジェスト版ともいう【名言集】から入りました。
アイスキュロス(B.C.525-B.C.456) 第1巻は『オレステイア三部作』、すなわち「アガメムノーン」「コエーポロイ」「エウメニデス」を収録。 第2巻では「縛られたプロメーテウス」「ペルサイ」「テーバイを攻める七人の将軍」「ヒケティデス」を収録しています。
ソポクレース(B.C.496-B.C.406)第3巻には「オイディプス王」「コロノスのオイディプス」「アンティゴネー」。第4巻には「
エウリピデス(B.C.480-B.C.406)
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