|星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)|
黄道12宮(♈)
20時南中:12月25日
おひつじ座は、古代ギリシアにおいて神へのいけにえとして捧げられる神聖な家畜として、もっとも身近な動物(存在)でした。そのため感謝の意を込めて黄道十二宮では、おひつじ座に対応する白羊宮の第1番目に挙げられたと言われています。 |
(2018年1月13日 21h36m)
黄道星座(おひつじ座は黄道十二宮)のため
惑星の通り道になっています。
(2020年11月11日 19h31m)
おひつじ座に関連する芸術作品としての探し方は、羊に名前が付けられていないので、ギリシア神話の登場人物が活躍する作品から検索することができます。たとえばギリシア神話に限らず、古代ギリシアでは、羊は神へ生け贄として捧げられることが多いのですが、星座に挙げられたおひつじ座は、金毛の生えた神聖な羊として描かれるイアソンの物語の重要なアイテムとして登場します。残念なことに、生きた状態で描かれることはほとんど無く、大抵の場合は神殿に祀られていたり、ヘスペリデスの果てにある大木にかかっている毛皮の状態ばかりです…。しかし、生け贄に捧げられるほどの神聖な動物ではありましたが、なぜ金色の毛となって描かれたのか疑問が残ります。昔、黒海のあたりでは、川に流れる砂金を、羊の毛皮で受け止め集める方法がとられており、羊の毛に砂金がいっぱいついて金色に輝いて見えということが、その正体らしいです。 |
文学『アルゴナウティカ』アポロニウス(B.C.3頃-B.C.246頃) |
映画『アルゴ探検隊の大冒険』(1963)、『アルゴノーツ』(2000) |
絵画『プリクソスとヘレー』『アイソン』(モロー) |
音楽(黄道十二宮をテーマとした作品が多数作曲されています。そのものズバリのおひつじ座も) |