このページでは、私の好きな「デンオン・アリアーレ・シリーズ」を紹介します。もともとデンオン・アリアーレ・シリーズは、フルートの有田正広を中心としたバロック作品を紹介するというコンセプトでスタートしたシリーズでしたが、2013年現在までに、有田氏を中心とする日本の演奏家たちによるバロック音楽と、古典派の作曲家たちのカタログが多数リリースされるようになり、「バロック」にこだわることのない作品集をリリースています。

 そして、このシリーズのユニークな点は、様々なアーティストの魅力あるアルバムが、私の好きな画家である有元利夫(1946-1985)の作品をジャケットに使用していることです。有元氏の作品は、自身もリコーダーなどのバロック音楽を奏でるだけあって、タイトルにも音楽用語や作曲家の名前が登場します。なので、音楽のコンセプトに見事調和しているのではないでしょうか。このおかげでビジュアル的にも統一感のあるシリーズとなり、ジャケットを飾って眺めながら音楽を楽しむことができるのです。

ここでは、2005年にリリースされたアルバムを紹介します。


ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集4


1.
ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 Op.47「クロイツェル」
3. ヴァイオリン・ソナタ 第10番 ト長調 Op.96


寺神戸亮:バロック・ヴァイオリン
♪Carlo Ferdinando Landolfi, Milano, 1772
ボヤン・ヴォデニチャロフ:フォルテピアノ
♪Lagrassa, Vienna, ca.1806, from the collction of Edwin Beunk

2005年3月22〜25日 ドイツ、フィアゼン、フェストハレ

- ジャケット:覆われた時計 -

第4週目に来て、フォルテピアノが変更されました。演奏や音に大した影響は出ていません。



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