星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)
12月28日 「渋川春海」
 一人暮らしをするようになってから時間ができて、研究のための取材を取る時間ができました。今回は池袋によってから品川へ。近代日本天文学の祖と詠われる渋川春海のお墓参りへ。まだ冲方丁『天地明察』の原作も映画も見ていないのですが、変に先入観を持つよりはと、何の情報も入手しないまま、とりあえずはスマホの地図を頼りに向かいました。
  空には一筋の雲も浮かんでいない快晴、お墓参り日和(笑)。春海のお墓は、東海寺大山墓地(東京都品川区北品川4-11ー8)にありました。
  暮れの午後、乾いた空気をJRの列車が通り過ぎる音だけが墓地に聞こえていましたが、通り過ぎたときの静寂との対比が印象的な墓地です。
 この日は春海だけが眠っていると思っていたので、そのお墓が判明して、墓地を後にしましたが、いろいろと調べているうちに、春海以外にも渋川家の天文方に従事していた方々も眠っているということを知りました。また訪れなければ…
 

東海寺(品川区北品川4-11ー8)
---星空夜話(2018)




12月28日 「原岡海岸」
 コロナの影響で今年は日本の天文学をめぐることも出来ず、できることなら人でのないところで星野写真と思っていたのに、いやはや、ネットで紹介されているだけあってこんな僻地なところにも人・人・人…
 満月に近い月が東の空から登って来ているのに、西の空には夏の大三角がかなり明るく水平線に没しようとしている姿は、ここの星空の状態がよくわかるような空だ。
 

---星空夜話(2020)




12月28日 「上総湊港」
 ここ数年、暮れになると時間が取れて一人あちこちで掛けるようになりました。とはいってもコロナかなのであまり人での多い場所にいくこともできず、せっかくはじめた日本の天文学を歩く旅もストップしたまま。であれば星を見に行こうと奮起して、連日房総半島の星空をめぐっています。今年の年末年始は月の巡りも良いので、いい写真が撮れるんじゃないかと昨日は木更津、今日は布良くんだり。途中日没を迎え、水星がそろそろ姿を見せる頃だと思って途中国道を折れ、上総湊港で眺めることに。潮騒を足元で感じるぐらいまで歩み寄ってパチリ。地元の人たちの犬の散歩になんども挨拶しながら「今日は比較的暖かいのかも…」と、先を急ぎました。
 

---星空夜話(2021)

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