5月21日 25年ぶりの金環日食

 ほぼ奇跡に近いことが起きました。まさに、その瞬間を狙ってくれたかのように環状(Annular)の太陽が現れました。写真から見てもわかる通り雲の飛来が多く、食の開始から雲、雲、雲・・・ それが07h32m〜07h37mごろに掛けて雲の間から姿を現してくれたのです。これを奇跡と言わずなんと表現したら良いかわかりません(前回の日食の時もそうだった)。

 やりたいことはたくさんあったし、個人的には(ずっと言い続けていたこと)静かに神秘的な金環を眺めていたかった。もっと写真も撮りたかった。実質、約5分の間に太陽と月を眺めたのは1分もなかったと思います。 しかし、子供たちの歓声や「スゲー」ものを見る表情が素晴らしく、間接的な金環食を楽しめたのです(彼らを見ているほうが楽しかったぐらい)。

 写真に収めることもどうだっていい、この瞬間は仕組まれたものではなく自然にわき上がった子供たちの素直な反応だから。これも金環日食と同じぐらいめったにあることではないでしょう。 天を仰いで実物を見ていなくても子供たちの表情や歓声から、「それ」が楽しめたのです。だからカメラのシャッターを切ることすら忘れ子供たちの反応を楽しませてもらいました。私はそれで満足です。この機会を学校行事で忙しい中組んでくれた先生方に感謝したいと思います。 ありがとうございました。

(星語り)


 26年前の沖縄で見上げた金環に「次は25年後か」と、それまで生きて来た年数以上の歳月を経なければ迎えられない現象に、ただ図鑑を眺めるだけで実感も何も無く、まして自分の息子の小学校で講師としてみんなの前にいる姿は想定外です。
それを想像するようになったのは、市内外での小中学校で理科の特別講師を引き受けるようになって来てから。星のソムリエの肩書きが欲しいと思ったのは、そんな活動を始めてから、ずいぶん経ってからですが、息子が小学校に通うようになってからでしょう。
タイミングよく、2007年に関東では初の試みで講座が開かれ(三鷹ネットワーク大学)、157名の応募のうち、書類選考と面接に何とかひっかかって、足掛け三年、世界天文年の2009年3月に縣先生から受け取り、その時も目の前で息子が見てくれていました。
今日は小満。昨年と同じように朝の天気は思わしくありませんでしたが、陽が高くなるにつれて雲間が広がって来ています。これも昨年に似ています。そして最寄り駅では、息子の担任だった先生が、子供たちをこれからどこかへ引率するのでしょう、全員整列状態で先生の説明に耳を傾けている光景を発見しました。これも昨年見た光景。いろいろ偶然が重なるものです。
---雲、もくもく(2013

 


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