星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)

2月24日 二十六夜待ち(旧暦1月26日)

 星の講座で「月」について調べていくうちに、生活と密着、風習の面白さに気付かされてから、殆んど毎日、月の形とか月の出、入りを気にするようになりました。今日は旧暦1月26日。とは言っても実際には日付が変更したので、二十七日目となるわけですが、二十六日目の夜から起きていて、月が登ってくるのを眺めようとすると、二十七日目になります。月の出は3時44分でした。

 そういえば古い記録によれば、「お月見」と称して人々が集まってくるのは、そのほとんどが「月」が目当てではなく、「飲めや歌えや」に集まってくるのだとか… だから実際に月の出を眺め、三日月のような月をめでたのは、酒盛りに集まった観月客ではなく、そのお店の給餌たちだったようです。

 今日の月の出。どこかで私と同じように愛でている人がいるでしょうか? ちなみに冬の二十六夜待ちは「寒くて」廃れてしまったようです。

---星空夜話(2025)
 


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