星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)

 日の出の撮影スポットに選んだのは、自宅から車で10分ぐらいの所にある神社の境内。1810年前後に建立されたとのこと。高台にあるため、眼下に広がる印旛沼周辺の水田に水が春と、一面湖のような景観になります。また、朝霧が発生(発生しやすい環境)した時でも、雲海のような景色となります。最近、カミツキガメ駆除の番組取材がたびたび収録に来ている場所といえば、ご存知の方もいるかもしれません。

 神社の建立は1810(文化7)年前後。伊能忠敬が九州にて第七次測量中。その前後には高橋至時、間重富が「ラランデ暦書」を発行、間宮林蔵が樺太が島であることを実証し(1809)、高橋景保が伊能図をもとに「日本輿地図藁」を作成した頃です。神社という場所柄、神殿の彫刻などに目を向けると、その裏にあった奉納と書かれた看板には安政二年(1855)と記されていました。

 そんな事実を突きつけられると、とたんに彼らの存在が身近に感じられるから不思議です。

|2019/12/24 更新|


2019/05/25 04h49m (方位66.3度)
(天文薄明 02h45m 日の出 04h29m 〜方位63.4度)

芒種:太陽の黄経が75度(2019/06/06 08h06m )
〜 芒(のぎ)ある穀類、稼種する時也  〜

 


2019/06/14 04h30m(方位61.3度)
(天文薄明 02h35m 日の出 04h23m 〜方位60.3度)

夏至:太陽の黄経が90度(2019/06/22 00h54m )
〜 陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以て也  〜

 

 以降、日の出を見に行くタイミングが取れず(出勤前に撮影をしているので)、また天候不順で間が空いてしまいました。二十四節気の日に取れたら良いのですが、当面はこだわらず、十二ヶ月の日の出を撮りたいと思っています。

 

小暑:太陽の黄経が105度(2019/07/07 18h21m )
〜 大暑来れる前なれば也  〜

 

大暑:太陽の黄経が120度(2019/07/23 11h50m )
〜 暑気いたりつまりたるゆへなれば也  〜

 

立秋:太陽の黄経が135度(2019/08/08 04h13m )
〜 初めて秋の気立つがゆへなれば也  〜

 

処暑:太陽の黄経が150度(2019/08/23 19h02m )
〜 陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也  〜

 

白露:太陽の黄経が165度(2019/09/08 07h17m )
〜 陽気ようやく重なりて露にごりて白色となれば也  〜

 

秋分:太陽の黄経が180度(2019/09/23 16h50m )
〜 陽気の中分となれば也  〜

 


2019/09/24 05h46m (方位92.2度)
(天文薄明 04h03m 日の出 05h28m 〜方位89.6度)
前日が秋分なので、ほぼここが真東です。以降、太陽は南半球への旅となります。


2019/10/05 05h55m (方位97.6度)
(天文薄明 04h12m 日の出 05h37m 〜方位94.9度)

寒露:太陽の黄経が195度(2019/10/08 23h06m )
〜 陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也  〜

 


2019/10/23 06h05m (方位105.0度)
(天文薄明 04h27m 日の出 05h52m 〜方位103.2度)

霜降:太陽の黄経が210度(2019/10/24 02h20m )
〜 つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也  〜

 


2019/11/05 06h11m (方位109.5度)
(天文薄明 04h38m 日の出 06h04m 〜方位108.5度)

立冬:太陽の黄経が210度(2019/11/08 02h24m )
〜 雪いよいよ降り重ねる折からなれば也  〜

 


2019/11/12 06h22m (方位112.6度)
(天文薄明 04h44m 日の出 06h11m 〜方位111.1度)

小雪:太陽の黄経が240度(2019/11/22 23h59m )
〜 冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也  〜

 


2019/11/30 06h44m (方位112.6度)
(天文薄明 04h44m 日の出 06h11m 〜方位111.1度)

※とうとう画面から出て行ってしまいました。最南(冬至)はまだ先…
画面から太陽が出て行ってしまったので仕切り直しです…

 

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