星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)

白露(9月8日) 太陽黄経165度

【暦便覧】には、“陽気ようやく重なりて露にごりて白色となれば也”とあります。白露とは「しらつゆ」のこと。秋気がさわやかに澄み渡り、木々草花に宿るしらつゆが、ひとしおの秋を彩り始めます。

 

 

天文学的には 太陽が黄経165度を通過する時をいいます。
(2023/09/08 06h27m)





秋分(9月23日)太陽黄経180度

【暦便覧】には、“陽気の中分となれば也”秋の彼岸の中日で、昼夜の長さがほぼ等しくなります。春分の日と較べると平均気温は10℃以上高め。夏の名残がまだあります。台風が多くなり、虫たちは地中に身を隠します。天文学的には太陽が黄経180度を通過する時をいいます。

 

 



天文学的には太陽が黄経180度を通過する時をいいます。
(2023/09/23 15h50m)
 

~参考書~
暦の風景(SEISEISHA) ISBN4-88350-030-6:野呂希一・荒井和生
雨の名前(小学館) ISBN4-09-681431-8:高橋順子・佐藤秀明
風の名前(小学館) ISBN4-09-681432-6:高橋順子・佐藤秀明
理科年表2023
(丸善) ISBN978-4-621-30737-3
天文年鑑2023(誠文堂新光社) ISBN978-4-416-52294-3

年中行事覚書(講談社学術文庫) ISBN978-4-06-158124-1:柳田國男

国立天文台天文情報センター暦計算室

~写真~
皆川敏春

 

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