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【暦便覧】“初めて秋の気立つがゆへなれば也”とあります。秋とは名ばかりで、残暑が厳しく平均気温の高温のピークに達する時期です。しかし、雲の色、風の向きや強さに秋の気配が漂うようになってきます。暑中見舞いはこの日から残暑見舞いへ。日暮れの時間も早くなってきます。
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天文学的には
太陽が黄経135度を通過する時をいいます。
(2023/08/08 03h23m) |
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【暦便覧】“陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也”とあります。処暑とは暑さがおさまる意味。そよ風が心地よく、収穫の時も目の前ですが、台風の襲来の時期と重なります。
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天文学的には太陽が黄経150度を通過する時をいいます。 (2023/08/23 18h01m) |
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〜二十四節気〜 登場人物
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国立天文台が提唱する「伝統的七夕」は、「処暑の前の新月」か数え始め(7/1)、7日目を「伝統的七夕」としています。こうすることによって、必ず旧暦(天保暦)と同じ月齢の半月が天の川の西側に掛かり、星祭としての七夕の雰囲気が一層盛り上がるからです。上記のカレンダーに二十四節気を入れ込むと、2023年の伝統的七夕の日にちがわかります。 |
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なお、七夕は平安時代でも位の高い人々の間では行われていた(きっこうでん)ようですが、庶民の間に広まったのは、天下泰平の世となる江戸時代以降で、農村部で行われていた雨乞いとタッグを組んだのが最初のようです(「年中行事覚書」柳田國男)。 |
~参考書~ ~写真~ |