マイケル・マンリング(Michael Manring)
自らを「Crazy Bassist !」と表現するマイケル・マンリングはウィンダム・ヒル初期からの屋台骨となっているベーシストで、ほとんどのアルバムに参加していると言っても過言ではないほどセッションに参加しています。リーダー作となると実は少ない! ウィンダム・ヒルからのリリースが、セッションの数に比べて3枚というのはあまりにも少なすぎる、と思います。もっと前に出てきてもいいぐらいなのに、それは彼の担当する楽器にもよるのかもしれませんが(性格も控え目なのかも)、この寡黙なミュージシャンはもっと檜舞台に出てきて欲しいと思います。
彼の奏でるベースはフレットレス・ベース。先人にジャコ・パストリアスがいますが、彼の影響を受けていないベーシストはいないだろうと思います。マイケルの演奏にも彼の影響が伺えるのは当然、彼がジャコの門下生だったということが上げられます。彼のセッションについて詳細なページを作ってみたいのですが、きっと他のページを合わせたページ以上になりそうな気配がするので、今はただ、彼に関するサイトを見たりして感嘆の声を上げているに過ぎません(手を出したらと思うと、怖くて怖くて)。それでも気になるミュージシャンなので、一気にはできそうにないものの、ポツポツと持っている他のミュージシャンのアルバムからいこうかなと思っているのですが…
また、マイケルはマルチ・ミュージシャン(ウィンダム・ヒルにはそういったアーティストが多い)で、ほとんどすべての楽器を一人でこなしています。個人的にはベースとピアノの腕前が素晴らしいと思いますが、いかがでしょう?
ソロ以外ではダロール・アンガー、マイク・マーシャル、バーバラ・ヒグビーらとモントルーというバンドを結成したり、Cloud Chamber のメンバーだったり、とにかく忙しいベーシストであることは間違いありません。
|