ウィンダム・ヒルの掲示板

HOPE RETURND / Frank Smith -2012-
Just Love Music

 

 




Produced by Frank Smith.
Mastered by Corin Nelson at SynchroSonic Productions Inc., Bremen Me.

Recorded at Open Tune Music, Naples Florida

   



01.Steady Breeze
Frank Smith ; Acoustic Guitar / Michael Manring ; Fretless Bass

02. The Open Sea
Frank Smith ; Acoustic Guitar
Michael Manring ; Fretless Bass / Kat Epple ; Flute, Electric Wind Instrument, Keyboards

03. Falling
Frank Smith ; Acoustic Guitar, Vocals,Synthesized Guitar / Michael Manring ; Fretless Bass

04. Trail of Tears
Frank Smith ; Acoustic Guitar / Kat Epple ; Aative American Flute

05. As If
Frank Smith ; Guitars
Michael Manring ; Fretless Bass / William Convington ; Piano

06. In The Clouds
Frank Smith ; Acoustic Guitar
Michael Manring ; Fretless Bass / Kat Epple ; Electric Wind Instrument

07. Song For Day One
Frank Smith ; Acoustic Guitar / Michael Manring ; Fretless Bass

08. Just Love
Frank Smith ; Acoustic Guitar
Michael Manring ; Fretless Bass / Kat Epple ; Flute and Electric Wind Instrument

09. With Angels
Frank Smith ; Acoustic Guitar / Michael Manring ; Fretless Bass

10. Ann's Song
Frank Smith ; Acoustic Guitar
Michael Manring ; Fretless Bass / Paul Speer ; Electric Guitar

11. Spaces
Frank Smith ; Acoustic Guitar / Michael Manring ; Fretless Bass


 オープニングを飾る“Awake of Dawn”のなんと心地よい旋律でしょうか。とても明るい未来を予感するような清々しさに満ちています。この1曲で、このアルバム全体の雰囲気が伝わってくるようで、それは全く予感した通りに流れていきます。初めて聴く曲ばかりなのに、一度聞いただけで憶えてしまいそうなメロディ。二度目に

 ウィルがRudy Perrone の作品に引き続き2007年にプロデュースを手がけたギターアルバムで、10曲全てがアンサンブル構成になっています。もっともシンプルなのが、ウィルとのギターデュオ“Chaisng The Shade”でしょう。
 さまざまな楽器との対話の中に、やさしく時が流れすぎて行くかのようなぬくもりを感じることができます。それは主役である楽器がギターだからなのかもしれませんが、秋のやわらかい日差しが差し込んでくるような小さな自然の中に身を置く安らぎを覚えます。そしてリスナーは、どの曲も優しいそよ風にでも触れるような心地よいサウンドに統一されていることに気づくでしょう。このアルバムも、たった一枚でウィンダム・ヒルを堪能できる一枚に仕上がっています。さすがウィル・アッカーマン、といったところでしょうか。

 ウィルもミュージシャンとして3曲でギターを弾いていますが、特に美しいのは2曲目の“Chaisng The Shade”。また、アンサンブルと入ってもストリングスとの競演が多く、アルバムタイトルトラックになっている“Gardens Of Hope”のオープニングに奏でられる美しいピアノの音色に「ハッ」としてしまいます。ギターとピアノの組み合わせのハーモニーにしばし、心身ともに浸ってしまいます。なんとピアノの瑞々しいことか。このあたりの構成が、ウィンダム・ヒルらしいといえるのではないでしょうか。

 フランクのフィンガーピッキングによるソロ・ギターも聞きたかったのですが、全曲ギターアンサンブルもいいな、と思わる一枚です。アンサンブルにコントラストをつけるためにリズム隊(ベースとパーカッション)が、味付けのいいスパイスになっています。けっしてうるさくならず、ひっそりとリズムをキープしています。

 なお、この『GARDEN OF HOPE』は、2007年度のNAR LifeStyle Music Awardsでおいて、
Best Instrumental Album "Acoustic"部門を受賞しました。また、この年はJeff Osterの『TRUE』が2部門、
Karen Marie GarrettがBest Instrumental Album "Piano"を受賞し、ウィルとコリン・ネルソンのコンビとImaginary Road Studioによる制作で4部門も受賞しています。

 アルバムはフランクのサイトから直接購入しましたが、メールのやり取りで「ジャケットにサインをしてください」とお願いしたところ(なんてミーハーなのだ)、写真(右)のようなメッセージを書いてもらえました。