星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)


☆作曲家たちが描いた天球の音楽は各時代のページでリスト化しています☆

中世 - 17001701-18001801-19001901-20002001 -

(上記リストの他、作曲年代の不明な楽曲のリストもごらん下さい)

星のささやき、宇宙の歌(ポピュラー編)

天文学史と音楽史天球を読む天球を聴く

八つの輪にはそれぞれセイレーンが立っていて
天球のはずみ車の回転するのに合わせて
一人ひとり違った調子で歌ったが
全部で八つのセイレーンの歌声は
単一音階の協和音を構成していた
 
プラトン『国家』
(Platon, B.C.387-B.C.322)

高い音 低い音が混じりあって
多種多様なハーモニーが生み出されていく
言うまでもないことだが
天体がこうした素早い動きをしている以上
音を立てずにいるなどあり得ない
 
マルクス・トゥッリウス・キケロ
(Marcus Tullius Cicero, B.C.106-B.C.43)


本来動いているものは
何もかも神に支配されていて
天使はそうした動きを
天体に伝えているのです
 
アウレリウス・アウグスティヌス
(Aurelius Augustinus, 354-430)


調和の女神は 右手に盾のようなものを持っている
それは全体が丸く 同心円状に輪が重なっていて
珍しいことにその輪の間に星座が描かれている
この不思議な丸い形をしたものが奏でる調べは
どんな楽器が奏でる音よりも素晴らしい
 
マルティアーヌス・カッペラ
(Martianus Minneus Felix Capella,365-440)





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