2011年12月10日以来の皆既月食。天文現象は人間のスケジュールに合わせてやってくるわけではないし、しかも天候に左右されるイベントなので、せっかく休日を組んだりしても水の泡になってしまうことがある。今回の皆既月食は平日。しかも欠け始めから終わりまでの全経過を眺めることができるチャンスだというのに…。
今回は腹をくくって職場に機材を持ち込んでキャンパスに居残り。さすが理工学部だけあって、キャンパスの中庭には、チラホラと人垣が出始める。私が陣取った場所にも何組かのグループがやって来て只眺めている。そんな中、私がカメラをカシャカシャと切っているもんだからか、何人かの学生がいろいろと質問してきたのには驚いた(だってここは理工学部なのに!)。
まあいいか、と思いながらも「星のソムリエ」を果たす(笑)。
月食リスト(国立天文台)