2020年の火星は、約2年半ぶりの最接近(いわゆる小接近)を起こしました(10月6日)。年の初めは明け方の空の低い位置に姿を見せ、土星や木星とのランデブーを楽し見ました。その後、黄道星座の中でも天頂付近に近いおひつじ座へ向かい小接近。 |
2020/11/11(19h31m) 普段明るい市街地で見上げる火星は、すでに最接近から1ヶ月が経ってもまだまだ明るさの衰えを感じることがなく、ここ山奥に入ると、勢い最接近か?と思わせてくれる明るさで見えました。 |
2020/10/06(23h11m) 2018年の大接近以来の火星接近(約6207万km。マイナス2.6等、視直径約22.6秒)当日。雲間に見えた火星。これだけ明るく大きく見える(写っている)のは望遠レンズのせい(笑) |
(上)2020/08/26→(下)2020/10/20 こうした別日での比較をすると、火星の動きがいかに早いかがわかります。 |
2020/04/26(02h49m)。 前回の撮影から1週間後。星空は確実に時を刻み時間にして約30分ほど早い時刻での撮影ですが、ほぼ同じ場所に姿を見せていました。木星と土星の位置はほとんど変わっていませんが、火星が更に東へと歩を進めています。 (カーソルを乗せると各惑星の4/19の位置が表示されます) |
2020/04/19(03h23m)。 今日は穀雨。シリーズ日の出はどんどん、その時刻が早くなってきているので、自然、目覚ましも早めにしかけなければならず。木星と土星の位置は前回とほとんど変わらないのに、今年接近(10月6日に小接近)する火星は、2ヶ月前にはいて座λ星の東にいたのに、木星を挟んで反対側まで動いてしまいました。角度(視赤経)にすると約2時間分も東に移動していることになります。 撮影地は無精してベランダから。南斗六星が明るく、天の川付近だなぁと思わせてくれます。 (カーソルを乗せると星々のキャプション表示されます) |
2020/04/03(04h33m)。 立春も過ぎて春分に向かう中ばごろ。日の出前の東雲は色鮮やかに染まることがあります。目ではわからなくてもカメラに写し込むと、より鮮やかに。いて座に集合した火星、木星、土星の兄弟たち。 |
2020/2/28(05h13m)。 立春も過ぎて春分に向かう中ばごろ。日の出前の東雲は色鮮やかに染まることがあります。目ではわからなくてもカメラに写し込むと、より鮮やかに。いて座に集合した火星、木星、土星の兄弟たち。 (カーソルを乗せると星々のキャプション表示されます) |
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