星語り(星のソムリエのブログ)

 水星は太陽に最も近い惑星(太陽系第一惑星)のため、その姿をなかなか見ることができません。歴史上でも地動説を唱えたニコライ・コペルニクスでさえ見ることが叶わなかったと言うほどの天体です(コペルニクスのこの逸話は本当かどうかわかりませんが、きっと彼が住んでいた緯度や、当時の天体位置予報の計算など、さまざまな条件が重なって「見ることができなかった」という話が伝わったのではないでしょうか? 何が言いたいのかと言えば、コペルニクスさえ見ることができなかったとはいえ、ちゃんと条件が揃えば、それほど難しい対象ではないということです(笑)。

 

2009/01/01(17h45m)
 2008年12月29日に水星食が起こりました。昨日は木星と最接近(1分11秒、見かけ月の約1個分)私は見ることができませんでした。翌日、正月の夕方にその姿を見ることができました。1月4日に太陽から最も離れた東方最大離角を迎えます。





2016/02/05(05h38m)
 この後6日後に、水星と金星が大接近しました。自身の記録には残っていないので、残念ながら曇ったか定かではありません。ただ、個人的には肉眼で眺めることが好きなので、今回のような構図に満足してしまいます。画面には映りきりませんでしたが、この時は水星、金星、(月)、火星、土星、木星が揃って輝いていました。





2017/01/13(05h42m)
 西方最大離角(2017/01/19)は日の出直前の東の空で起こりますが、今回は冬のまっただ中だったから日の出も遅く、たっぷりと春から夏に掛けての星座たちを季節外れに味わうことができます。そんな中、水星が1月のいて座に顔を出してくれて、さそり座にいる土星とランデブーです。徐々に赤く染まっていく中、水星はこんなに明るく輝くのか!と毎度のこと驚かされます。。





2018/03/17(18h20m)
 金星も宵の明星になったばかりなので、水星よりも高度が低くなっています。水星がこんなにも明るく見えると、なんだか嬉しくなってしまいます。





2018/07/01(19h55m)
 毎年後半、夏〜冬に掛けて江東区潮見の施設で天文講座に参加していますが、その帰り。残念ながら施設からは建物の影で見ることができない西の空ですが、ちょっと移動して見ると林立するマンションの間に水星が見えました。あまり条件の良くない場所ですが、ほんの少しの移動で見ることができることがわかりました。それにしても迫り来るマンションの明かりと水面に映る反射が圧倒的な場所でした。夕涼みに出ている人が沢山いましたが、ほとんどといって、誰も水星の姿を見ていないでしょう(笑)  というわけで、この写真からも水星がどこにいるのかわからないかもしれません。画面左上にいるのは宵の明星、金星です。





2020/11/14(05h26m)
月齢28と並ぶ水星。昨日西方最大離角になったばかり

2020/11/14(05h28m)
上のショットのクローズアップ。地球照もバッチリ。


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