星語り(星のソムリエのブログ)

 

 私が土星を初めて見たのは小学5年生の時。その時はまだ、どこに何座があって、どこに惑星が見えて… といった情報がないまま気ままに、誕生日にせがんで買ってもらった6センチの屈折望遠鏡を振り回していたときでした。
 土星は地味な輝きのため、星座の中にいてもそれほど主張する物は感じられません(やっぱり望遠鏡で見たときが一番)が、私の場合、他の惑星との接近などのときだけ写真の対象になっている感があります。なので、ここに掲載する写真も、誰かとのランデブーばかりになっているような気がします。

 

2015/07/17(19h31m)。

 土星と言えば何はなくとも「わっか」を思い浮かべるでしょう。この写真はiPodについている携帯カメラで撮影した土星です。「レンズとアイピースがうまく合致して、手ぶれとシャッターチャンスがかみ合えば」こんなにも美しい姿を映せる時代になってしまいました!素晴らしいというかなんというか(笑)しかし、欲張ってズームして撮るとさらに難易度がアップしてしまいます! 




2020/2/28(05h13m)。

 立春も過ぎて春分に向かう中ばごろ。日の出前の東雲は色鮮やかに染まることがあります。目ではわからなくてもカメラに写し込むと、より鮮やかに。いて座に集合した火星(1.1)、木星(-2.0)、土星(0.7)の兄弟たち。 (カーソルを乗せると星々のキャプション表示されます)




2020/04/03(04h33m)。
 上の写真の約1ヶ月後、木星と土星は見比べないとわからないぐらいですが、今後地球に接近する火星は大胆にも順行(東へ東へ)していきました。




2020/04/19(03h23m)。

 木星にぴったりとくっついている土星。ふと目が覚めて見ると、目の覚めるような星々の輝きに、本当に目が覚めてしまいました(笑)。南斗六星から東へ、木星、土星、火星と並んでいます。

撮影地は無精してベランダから。
南斗六星が明るく、天の川付近だなぁと思わせてくれます。
(カーソルを乗せると星々のキャプション表示されます)




2020/11/11(18h55m)。

 晩秋の宵、西に傾いた彦星の南に接近中の木星と土星。今年はコロナウィルスの影響で、ほぼ天体観察会は全滅(2月中は開催しましたが…)し、木星、土星、火星の接近など観望する機会を失い残念な年となりました。それでも、天界は変わらない表情をしてゴロゴロと運行してくれています。春先にいて座にいた両者も、仲良く揃ってやぎ座へ移動して来ました。




2020/11/28(18h23m)。

 来月大接近する木星と土星。京葉工業地帯のガスタンクの上に並ぶ両者。こんなに環境の悪い空にもけなげにその姿を見せてくれていました。とはいってもかなり小さい…




2020/12/06(17h28m)。

 来月大接近する木星と土星。京葉工業地帯のガスタンクの上に並ぶ両者。こんなに環境の悪い空にもけなげにその姿を見せてくれていました。とはいってもかなり小さい…




2020/12/16(17h18m)。

 月齢1が地平線近く(撮影地では都心のビル群に手が届きそうな高さ)、まだ薄明に太陽光が影響していて市街地の邪魔は入っていない頃です。5日後の大接近にむかって、そろそろ月の直径分まで接近しているような感じです。




2020/12/17(17h10m)。

 だんだん日没も冬至に向かって早まって来ているから、夕暮れもどんどん前倒しに… 帰宅時に校舎からでると日に日に夜に向かっているようです(じっさい真夜中近くまで居残ることアリ… それはそれでどうなのよって感じですが…)。普段は気にしていませんでしたが、同じようにスマホで撮影している人がいて、ちょっと嬉しく思いました。




2020/12/28(17h53m)。

 遠い天体とはいっても、木星も土星も、そしてこの地球も太陽のまわりを回っているから、たった数日の間でも眺めていれば、その動きの速いことに気づきます。わずか数日、雲のために見ることができなかったと言っても、あっというまに木星が土星を追い越してしまいました。

 

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