チェコ出身のドイツ人。知る人ぞ知る交響曲の大家(50曲)。当時ヨーロッパ随一と謳われ、大胆な強弱の使用で知られたカール・テオドール(1724-1799)のマンハイム宮廷楽団を中心に活躍した作曲家の一人で、マンハイムにあったことからマンハイム楽派と呼ばれています。 |
|
ヴァイオリンとヴィオラのための6つの二重奏 Op.1 |
このアルバムは1992年第44回プラハの春国際音楽コンクールのヴァイオリン部門において、第2位に入選(1位は玉井菜採でヨセフ・スーク賞も受賞)したガブリエラ・デメテロヴァが、なんと独り二重奏を演じています。クラシック界ではファルジ・サイの『ハルサイ』以来(グールドもワーグナーとかでやってた)か! などと思ってしまいました。 ライナーノーツの中で、彼女自身が“myself together with myself”と表現しているように、ヴァイオリンとヴィオラを持ち替えての多重録音。最初にヴァイオリンパート(1855年製)を録音し、そのテープをプレイバックしながらヴィオラパート(1795年製)をレコーディングしたとのこと。ジャケットに映る背後の女性もデメテロヴァ本人というわけですね。 |
● ● ●
|
ヴァイオリンとヴィオラのための6つの二重奏曲 へ長調 第6番 二長調 Op.18-6 |
世界初録音(シリーズ)として作品18が収められました。バロック期と古典期の橋渡しのような世代で、私が求める技巧に偏らず、爽やかで穏やかに満ちたサロン風の雰囲気にピッタリ合っています。このアルバムの冒頭に収められた曲の雰囲気は、バロックのような明るさがあり、聴いていて飽きません。 |
● ● ●
|
ヴァイオリンとヴィオラのための6つの二重奏 二重奏曲 第1番 ハ長調 Op.10-1 二重奏曲 第4番 二長調 Op.34-4 二重奏曲 第6番 ト長調 Op.34-6 二重奏曲 ハ長調 |
二楽章でまとめられた6つの二重奏曲 Op.34を軸に、三楽章の小品を挟んだ構成となっていますが、素人の私にはただ楽しく聞き入るばかりで、こうした掛けっぱなしができる音楽の場合、このページを作る際になって初めて、「ああ、この曲はこんな風に構成されていたのか…」などと感心するばかりです。どの曲も疲れない雰囲気を持った楽章ばかりで、舞曲のようなリズミカルなタッチの曲が奏でられると、思わず体も揺さぶられてしまいます。 こうなってくると音楽のジャンルなどあってないようなもので、音楽がいかに心身共に影響を与えているんだなぁと思ってしまいます。だからこそ、古代ギリシアの哲学者たちが天球の音楽や、人間と宇宙と音楽を同じ土台で論じることができたんだろうと思います。 |
● ● ●
|
二梃のヴィオラのための6つの二重奏曲 第1番 ハ長調 |
二梃ともヴィオラという編成の音はいたって地味。同じくアレッサンドロ・ロッラの作品にもあって、これがイケル人は「なかなかな通」な感じがします(自分で書くのもなんですが、笑)。 |
● ● ●
|
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 Wolfgang Amadeus Mozart(1756-1791) Carl Stamitz(1745-1801) |
このオムニバスに収録されているシュターミッツの作品は、先に紹介した3枚のアルバムの中に収録されていないので、これももうけもの(笑) |
|もどる|
Carl Stamitz(1745-1801) |
~1740年代生まれの作曲家~ |
Giovanni Paisiello(1740-1816) Jean Paul Egide Martini(1741-1816) Luige Boccherini(1743-1805) Johann Peter Salomon(1745-1815) Domenico Cimarosa(1749-1801) |
カール・シュターミッツが活動していた時代の天文の世界を覗いてみると、望遠鏡などの技術革新が起こったことが引き金となって、現代天文学を切り開く発見が数多くニュースになりました。特に音楽界と天文学の交差する出来事として、ミヒャエル・ハイドンの1つ年下の作曲家ウィリアム・ハーシェル(1738-1822)が趣味の中で発見した天王星の発見でしょう。 彼の世界、つまり音楽界はベートーヴェンが楽壇にデビューしてから新しい風が吹き荒れ、古典派からロマン派への架け橋が架けられることになります。それに感化された新鋭の作曲家も次々と登場しました。そして、天文学の世界でもおこった技術革新は、産業革命後の音楽界にも影響を与え、次々と新しい楽器、改良された楽器が生み出されました。 |
カール・シュターミッツ誕生(1745-1801) |
|
「ユダス・マカベウス*」作曲(ヘンデル) |
|
古典的交響曲の形式が初期のディヴェルティメント様式から次第に完成へ向かう |
*「ユダス・マカウベス」の中の「見よ、勇者は帰る」は、表彰状の際に流れる音楽として知られる。 |
章動の発見(ブラッドリー) | |
ω星雲発見(シェゾー) | |
太陽系起原彗星衝突説(ビュッフォン) |
「マタイ受難曲」作曲(テレマン) |
月の運動論(オイラー) | |
彗星の放物線軌道決定法を初めて提出(ボスコビッチ) |
「ユダス・マカベウス」ロンドン上演(ヘンデル) |
|
フリードリヒ大王*の御前で「音楽の捧げもの」を演奏(J.S.バッハ)
|
*フリードリヒ2世(1712-1786)。優れた軍事的才能と合理的な国家経営でプロイセンの巨大化に務め、啓蒙専制君主の典型とされる。また、フルート演奏をはじめとする芸術的才能の持ち主でもあり、ロココ的な宮廷人らしい万能ぶりを発揮した。フランス文化を知り尽くすなど学問と芸術に明るく、哲学者のヴォルテール(フランソワ=マリー・アルエ)と親密に交際し、全30巻にも及ぶ膨大な著作を著し哲人王とも呼ばれ、功績を称えてフリードリヒ大王と尊称されている。哲学者イマニュエル・カントはフリードリヒの統治を「フリードリヒの世紀」と讃えた。 |
三体問題の研究始める(ダランベール) | |
色消しレンズの原理を発表(オイラー) |
|
三裂星雲を発見(ルジャンティユ) |
- - - |
地軸の章動の発見(ブラッドリー) | |
ヘリオメーターを考案(ブゲー) | |
電気の一流体説(ベンジャミン・フランクリン) |
「ロ短調ミサ」完成(J.S.バッハ) |
|
「王宮の花火の音楽」作曲(ヘンデル) |
月の近地点の運動を天体力学で説明(オイラー) | |
月の永年加速計数を決定(ダンソン) | |
パラス隕石発見 | |
小望遠鏡用万能ポータブル赤道儀発明(ショート) | |
望遠鏡による黒点観測(岩橋善兵衛) |
ヨハン・セバスティアン・バッハ没(1685-1750) |
|
「フーガの技法」未完(J.S.バッハ) |
|
ポツダム・クラヴィーア協奏曲の時代(C.P.E.バッハ) |
|
フリードリヒ大王とクヴァンツによるフルートの独奏曲と協奏曲の演奏 |
|
クラヴィコードが家庭用楽器として愛好される |
|
ヨハン・シュターミッツ*を中心とするマンハイム楽派が活躍 |
|
マンハイム楽派による古典派様式へ積極的に関わる |
*ヨハン・シュターミッツ(1717-1757)。カール・シュターミッツの父。マンハイム宮廷楽団をヨーロッパで最も尊敬されるオーケストラの一つに育て上げる。マンハイム楽派の創設者。50曲以上の交響曲の中に、メヌエット楽章を挿入した4楽章制を規則正しく書き、ソナタ形式の発展にも貢献。
管楽器により目立った役目を与え、デュナーミク(強弱法)をより大胆に活用した。 |
星雲は無数の星の集まりという銀河系構造を発表(ライト) | |
土星の環は微小衛星群であると主張(ライト) | |
南アフリカで太陽、月の視差測定(ラカーユ) | |
ハンセンの表出版 | |
エネルギー保存原理を発見(ベルヌーイ) |
「イェフタ」作曲(ヘンデル) |
|
「ヘラクレスの選抜」作曲(ヘンデル) |
|
トマゾ・ジョヴァンニ・アルビノーニ没(1671-1751) |
ゲッチンゲン大学天文台設立(ドイツ) |
|
徳川吉宗没(1684-1751/貞享元年-寛延四年) |
オペラ・ブッファパリで大成功 |
|
古いトリオ・ソナタなど、通奏低音様式が次第に衰退する |
色消しレンズの特許取得(ドロンド) |
|
『太陽、及び月の運動表』発表(トビアス・マイヤー) |
|
空中電気の存在を証明(ベンジャミン・フランクリン) |
|
イギリス、アメリカ新暦を採用 |
- - - |
|
- - - |
|
- - - |
惑星軌道計算の定数変化法を考案(オイラー) |
|
ストックホルム天文台設立(スウェーデン) |
|
スウェーデン新暦採用(スウェーデン) |
- - - |
|
- - - |
|
- - - |
地球自転の永年減速の原因の一つとして海水の潮汐摩擦を考える(カント) | |
ニュートンの光の屈折の誤りを立証(クリゲンスティエルナ) | |
ヘリオメータ製作(ドロンド) |
ジョヴァンニ・バッテスタ・ヴィオッティ誕生(1755-1824) |
|
- - - |
星雲説で太陽系の成因を説明(カント) | |
島宇宙という言葉を発案(カント) | |
オイラーの月の理論 |
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト誕生(1756-1791) |
|
クラリネットが広まり始める |
磁気嵐の確認(カントン) | |
岩橋善兵衛誕生(1756-1811/宝暦六年~文化八年) | |
間重富誕生(1756-1816/宝暦六年~文化十三年) |
ドメニコ・スカルラッティ没(1685-1757) |
|
最初の弦楽四重奏曲を作曲(ハイドン)
|
星表(ニコラ=ルイ・ド・ラカーユ) | |
地球に対する重力的影響から月と金星の質量を計算(アレクシス・クロード・クレロー) | |
六分儀発明(バード) | |
地動説解禁*(ベネディクト14世) |
*本格的な解禁は1822年 |
- - - |
- - - |
剛体運動の方程式を作る(オイラー)< | |
歳差章動理論の研究(オイラー) | |
局部恒星系の形と大きさを決定(シャーリエ) | |
M1かに星雲の発見(シャルル・メシエ) | |
ハレー彗星と呼ばれることになる彗星が回帰 | |
パリッチが発見第1号、アマチュア初、望遠鏡での発見第1号(以上ハレー彗星) | |
色消し屈折望遠鏡の原理完成(ドロンド) | |
未知惑星の存在を予言(クレーロー) |
「交響曲第1番」作曲(ハイドン) |
|
ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル没(1685-1759) |
惑星の摂動の研究(クレーロー) | |
ミュンヘン・アカデミー設立(ドイツ) |
教会音楽が衰退し始める(ヨーロッパ全土) |
『光速度測定法』出版(ランベルト) | |
光の照度に関する法則発見(ランベルト) | |
電気力と磁気力の類似性を主張(エビヌス) | |
比熱、及び融解熱を発見(ブラック) |
- - - |
|
- - - |
6月6日、金星の太陽面経過、ヨーロッパ各地で観測が行われる |
|
金星に大気が有ると発表(ロモノソフ) |
|
段階宇宙構造論(ランベルト) | |
『彗星軌道決定論』出版(ランベルト) | |
流体運動方程式(オイラー) | |
5月18日、望遠鏡でも見えなかった暗い月食(スウェーデン) | |
ハリソンの第4号航海用時計完成 |
「オルフェオとエウリディーチェ」ウィーン初演(グルック) |
新星表完成(ブラッドリー) |
音楽旅行を始める(モーツァルト) |
|
無伴奏ヴァイオリンのための24のカプリッチョ作曲(ハーシェル)★ |
三枚玉対物レンズ製作(ドロンド) |
|
月が地球に片面しか見せないことを理論的に証明(ラグランジュ) |
- - - |
『月の秤動の研究』出版(ラグランジュ) | |
亜鈴状星雲、三裂星雲、M33を発見(シャルル・メシエ) | |
高橋至時誕生(1764-1804/明和元年~享和四年) |
- - - |
地球の緯度変化を予言(オイラー) | |
牛込天文台設立(日本) |
エステルハージ家の楽長へ就任(ハイドン) |
数列発表(テティウス) |
|
銀河系構造論(ランベルト) |
|
水素の発見(キャベンディッシュ) |
- - - |
イギリス航海暦創刊(マスケリン) |
|
月の運動理論(マイヤー) |
|
大半の近接重星は全てが光学的重星ではないと主張(ミッチェル) | |
クーロンの法則を発見(プリストリー) |
- - - |
- - - |
『星界の知識入門』出版(ヨハン・ボーデ) |
オペラ・コミークが流行 |
6月3日、金星の太陽面経過、世界各地で観測が行われる |
|
ブラック・ドロップ現象を記述(ジェームズ・クック) |
|
リッチモンド天文台設立(アメリカ) |
ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン誕生(1770-1827) |
レクゼル彗星(D/1770 L1, Lexell's Comet) |
|
金星の太陽面経過から求めた太陽までの距離151,225,000km(オイラー) |
- - - |
|
- - - |
メシエカタログ発表(シャルル・メシエ) |
|
木星は液体星であると示唆(ホク) |
|
黒点は低くへこんだ部分と推測(シューレン) | |
金星の太陽面通過観測から求めた距離154,198,000km(ラランド) | |
ラドクリフ天文台設立 | |
酸素の発見(プリストリ、シェーレ) |
『疾風怒濤交響曲』と呼ばれる作品を作曲(ハイドン) |
三体問題と取り組み特殊解を発表(ラグランジュ) |
|
ボーデの法則を公表(ボーデ) |
|
窒素の発見(ラザフォード) |
|
質量不変の法則を発見(ラボアジェ) |
|
電気力逆2乗法則の発見(キャベンディッシュ) |
- - - |
|
- - - |
太陽系の安定性を証明(ラプラス) |
|
彗星と地球の衝突の可能性について発表(ラランド) |
|
金星の衛星軌道を決定(ランベルト) |
「アウリスのイフィゲニア」パリ初演(グルック) |
|
ウィーンで宮廷作曲家、オペラ指揮者に就任(サリエリ) |
地球の平均密度を計算4.71(マスケリン) | |
黒点のウィルソン効果を発見し、黒点が凹んだ穴であると示唆(ウィルソン) | |
ドイツ天体暦創刊(ボーデ) |
- - - |
|
- - - |
月面図に座標形を導入(マイヤー) | |
倍率計を発明(ラムスデン) |
「ハフナー・セレナード」作曲(モーツァルト) |
|
各種の演奏団体、音楽協会が設立される(アメリカ) |
黒点出現頻度が年によって消長することを発見(ホレボウ) |
- - - |
|
- - - |
火星の極冠は氷と雪からなると示唆(ウィリアム・ハーシェル) | |
火星の自転周期(24h37m23s7)を測定(ウィリアム・ハーシェル) | |
新燃料理論を確立してフロギストン説を追放(ラボアジェ) |
- - - |
|
- - - |
月の山の高さを詳しく測定(ヨハン・シュレーター)Johann Hieronymus Schroeter | |
国友一貫斎誕生(1778-1840/安永七年~天保十一年) |
「専門家と愛好家のための6つのクラヴィーア・ソナタ」第1集(C.P.E.バッハ) |
|
卓上クラヴィーア、フリューゲル(翼)が普及 |
|
ハンマー・クラヴィーアのペダルの改良が進む |
|
通奏低音様式がますます廃れる |
連星存在の可能性を述べる(マイヤー) | |
最初の重星目録を8組発表(マイヤー) | |
リリエンタールに施設天文台を建てる(シュレーター) | |
環状星雲を発見(ダルクイア) |
- - - |
|
- - - |
ベイリー・ビーズをスケッチ(ウィリアムス) | |
コペンハーゲン天文台設立(デンマーク) | |
間宮林蔵 誕生(1780-1844/安永九年~天保十五年) |
「イドメネオ」ミュンヘン初演(モーツァルト) |
|
ザルツブルク大司教と決別、ウィーン定住を決意(モーツァルト) |
|
「ロシア四重奏曲 Op.33」刊行(ハイドン) |
天王星発見(ウィリアム・ハーシェル) | |
メシエ・カタログ出版(シャルル・メシエ) | |
ソンブレロ銀河を発見(シャルル・メシアン) | |
酸素と水素より水を合成(キャベンディッシュ) |
「後宮からの誘拐」ウィーンで上演(モーツァルト) |
|
「ハイドンセット」作曲(モーツァルト) |
|
ハイドンの交響曲がアメリカで紹介される |
|
「音楽芸術誌」発行(ライヒャルト) |
二重星カタログ発表(ウィリアム・ハーシェル) | |
土星状星雲を発見、惑星状星雲と命名(ハーシェル) | |
アルゴルは食変光星であると発表(グドリック) | |
水星に大気があると主張(ワロット) | |
馬力という単位を導入(ワット) | |
浅草天文台* 設置(日本) |
*現在の浅草天文台(跡) |
|
「選帝侯ソナタ」刊行(ベートーヴェン) |
|
『音楽誌』の刊行が始まる(クラーマー) |
|
ドイツで音楽雑誌が普及 |
ラムスデン接眼鏡発明(ラムスデン) | |
太陽の空間運動を研究し向点を決定(ウィリアム・ハーシェル) | |
月面アリスタルコスの噴火を観測(ハーシェル) | |
火星極地の白い模様を極冠と命名(ハーシェル) | |
火星衛星の組織的捜索を行なう(ハーシェル) | |
火星に濃密な大気は存在しないと述べる(ハーシェル) | |
星雲は恒星の集団と考える(ハーシェル) | |
アルゴルの変光周期を決定(グッドリック) | |
や座に新星WYの出現 |
ヘンデル100年祭が催される。近代的大音楽祭の始まり(ロンドン) |
ケフェウス座δ、こと座β、わし座ηの変光を発見(グッドリック、ピゴット) | |
メシエ・カタログ発行 | |
火星面に雲や水蒸気があると考えた(ウィリアム・ハーシェル) | |
はくちょう座網状星雲の発見(ハーシェル) | |
天界の構造の研究(ハーシェル) |
「十字架上のキリストの最後の七言」作曲(ハイドン) |
|
ゲーテの詩「すみれ」に作曲(モーツァルト) |
凸レンズ状銀河系構造論を発表(ウィリアム・ハーシェル) | |
二重星カタログ出版(ハーシェル) | |
磁気力に関する逆二乗法則の発見(クーロン) | |
エネルギーという術語を導入(ダランベール) |
「フィガロの結婚」ウィーン初演(モーツァルト) |
|
ウェーバー誕生(1785-1826) |
星雲カタログ発行(ウィリアム・ハーシェル) | |
月の永年加速は地球軌道の離心率の現象によると説明(ラプラス) |
|
変光星観測光階法考案(ピゴット) |
「ドン・ジョバンニ」プラハ初演(モーツァルト) |
|
「タラール」パリ上演(サリエリ) |
|
グルック没 |
天王星の環を発見したと書く(ウィリアム・ハーシェル) | |
気体膨張についてのシャールの法則の発見(シャール) |
「交響曲第39番、第40番、第41番」、ピアノ協奏曲「戴冠式」作曲(モーツァルト) |
ラグランジュの運動方程式を発表 | |
プロミネンスは太陽の光が月の縁の穴か裂け目を通って輝いていると説明(ウヨア) | |
テクタイトを発見(マイヤー) | |
電気に関する逆二乗法則の発見(クーロン) |
交響曲第92番「オックスフォード」作曲(ハイドン) |
星雲第2カタログ出版(ウィリアム・ハーシェル) | |
40フィート望遠鏡完成(ハーシェル) | |
鏡面機械研磨法を考案(ハーシェル) | |
土星の環に光点を発見(ハーシェル) | |
質量保存の法則を確立(ラボアジェ) |
ハイドン最初のイギリス旅行。「ロンドン交響曲」が大成功 |
|
ジムロックがボンで音楽出版を始める |
|
「コシ・ファン・トゥッテ」ウィーン初演(モーツァルト) |
メートル法の制定(フランス) | |
星雲と星団は別種の天体であることを確認(ウィリアム・ハーシェル) | |
星雲物質の凝縮によって恒星が生まれると主張(ハーシェル) | |
月に人間が住んでいると発表(ハーシェル) |
「皇帝ティトゥスの慈悲」、「魔笛」初演(モーツァルト) |
|
「アヴェ・ヴェルムス・コルプス」作曲(モーツァルト) |
|
「レクイエム」作曲中に没(モーツァルト) |
星雲は液体からなると主張(ウィリアム・ハーシェル) | |
スペイン天体暦創刊 | |
アルマー天文台設立 | |
パレルモ天文台設立(イタリア) |
ベートーヴェン、ウィーンへ。ハイドンに師事* |
|
「ライン軍のための戦いの歌**」作曲(ルージェ・ド・リール) |
|
「秘密の結婚」ウィーンで上演(チマローザ) |
|
交響曲第94番「驚愕」初演(ハイドン) |
|
ジョアキーノ・ロッシーニ誕生(1792-1868) |
地球子午線長の精密測定開始(フランス) | |
金星にエベレスト山の4倍の高さの山があると発表(シュレーター) | |
天王星の環の存在を否定(ウィリアム・ハーシェル) | |
ジーベルグ天文台設立 | |
フランス革命暦採用 |
*他にヨハン・バプティスト・シェンク(1753-1836)、ヨハン・ゲオルク・アルブレヒツベルガー(1736-1809)に師事。 * *のちのフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」となる |
弦楽四重奏曲集『アポニー四重奏曲』作曲(ハイドン) |
|
- - - |
|
- - - |
1メートルの長さを暫定的に決定(フランス) | |
サンフェルナンド天文台設立 | |
『太陽系混沌分判図説』出版(志筑忠雄) | |
自作望遠鏡で観測(岩橋善兵衛) |
ロンドン旅行。交響曲第100番、第101番作曲(ハイドン) |
|
- - - |
|
- - - |
隕石地球外起源説を発表(クラドニ) | |
イタリアで隕石落下が目撃された | |
土星の自転周期を決定(ウィリアム・ハーシェル) |
ヘルテル*がブライトコプフの経営者となり「ブライトコプフ・ウント・ヘルテル」に改名 |
|
パリのコンセルヴァトワール(音楽専門学校)成立 |
太陽は暗い固体で惑星と本質的に異ならず、生物の存在を推測(ウィリアム・ハーシェル) | |
ヘルクレス座α星の変光を発見(ハーシェル) | |
かんむり座R、たて座Rの変光を発見(ピゴット) | |
望遠鏡流星を捕捉(シュレーター) | |
深川天文台設立(伊能忠敬) | |
グラム単位が定義された |
*ゴッドフリート・クリストフ・ヘルテル(1763-1827) |
新しい傾向の詩によるドイツ歌曲の発展 |
星雲説による太陽成因説の説明(ラプラス) | |
変光星光度観測のために段階法考案(ウィリアム・ハーシェル) |
|
彗星軌道計算法考案(オルバース) |
フランツ・シューベルト誕生(1797-1828) |
木星衛星の変光観測(ウィリアム・ハーシェル) |
「天地創造」ウィーンで初演(ハイドン) |
|
モーツァルトの作品集刊行開始 |
万有引力定数の測定(キャベンディッシュ) | |
天王星衛星の逆行運動を観測(ウィリアム・ハーシェル) | |
ニュートン力学の理論からブラックホールを予測(ラプラス) | |
最初の『天文回報』創刊(ツァハ) | |
『暦象新書』出版(志筑忠雄) |
ピアノ・ソナタ「悲愴」刊行(ベートーヴェン) |
『天体力学』出版(ラプラス) | |
しし座流星雨観測し、周期的出現を知る(アレクサンダー・フォン・フンボルト) | |
すぐれた光学ガラス円板を作る(ギナン) | |
電堆、電池の発見(ボルタ) | |
熱は運動の結果と結論をくだす(デービー) | |
定比例の法則の発見(プルースト) | |
メートル原器完成(フランス) | |
麻田剛立没 |
交響曲第1番、弦楽四重奏曲Op.18、七重奏曲Op.20ウィーンで初演(ベートーヴェン) |
|
各国で家庭音楽が盛んになり、器楽が声楽よりも優勢になる |
|
弦楽器による室内楽、管楽器のための独奏曲、協奏曲の演奏が盛ん |
赤外線の発見(ウィリアム・ハーシェル) | |
『天文ニュース雑誌』発行(ツァハ) | |
火星と木星の間の惑星を捜索するためのリリエンタール協会設立(シュレーター) | |
リング星雲の中心星を発見(フォン・ハーン) | |
光の干渉を発見(ヤング) | |
ラプラスの星雲説に似た『混沌分判図説』出版(志筑忠雄) |
カール・シュターミッツ没(1745-1801) |
|
オラトリオ「四季」ウィーン初演、「天地創造」パリ上演(ハイドン) |
|
小惑星ケレスの発見(ジュゼッペ・ピアッツィ)Giuseppe Piazzi |
|
星図に境界線を入れる(ヨハン・ボーデ)Johann Elert Bode |
|
紫外線を発見(ヨハン・ヴィルヘルム・リッター)Johann Wilhelm Ritter |
|
『平天儀図解』を著わし天文知識の普及に尽くす(岩橋善兵衛) |
シュターミッツについて
♪参考資料♪
クラシック作曲家辞典(監修:中川原理/フェニックス企画編)
クラシック作曲家大全(監修:ジョン・バロウズ、日本語監修:芳野靖夫/日東書院)
各CDの解説 etc.
天文学史
★参考資料★
星の年表(斉田博/誠文堂新光社)
天文学史(中山茂編/恒星社)
|もどる(作曲家の部屋)|home(一番星のなる木)|