星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)

間重富(1756-1816)
宝暦六年〜文化十三年 (享年60歳)
 麻田剛立の門下生のひとり、というより、多くの参考書に書かれているように、高橋至時を含め共同研究者、もしくはチームといった方が的確なのかもしれません。間重富も幕府の命を受けて江戸にまで来ているようですが、商いを営んでいたこともあってその拠点は大阪にあったようです。
間重富墓(統国寺)

 間重富のお墓は、統国寺(大阪市天王寺区茶臼山町1ー31)にあります。麻田剛立のお墓へは、日食の時間に合わせていく予定でいたので、大阪に着いてすぐに向かったのがこちら。地下鉄を降りて地上へ出ると傘が必要なほどの本降りでしたが、向かっている途中で止んでくれました。それにしても、路地を曲がってお寺へ向かう途中のホテル街には閉口してしまいました。(2019/12/26)

 
 地下鉄にもどって、次は間重富の天文観測の地。駅を降りてから方向感覚を失い、いつしか正反対へ。道頓堀の有名なグリコの姿を見た時、「あっ、方向が違うな…」と気づき目的地へ。ここがかつての観測地とのこと。すでにこういう史跡は当時の面影を残すことなく看板だけのことが多いが、ご多分に漏れず。こんな情景は、江戸天文台もそうだったことを思い出しました。(2019/12/26)
☆星に惹かれた男たち 江戸の天文学者間重富と伊能忠敬/ 鳴海風 (日本評論社)
☆日本思想体系63 近世科学思想・下(岩波書店)
→星学簡抄(間重富・高橋至時/広瀬秀雄校注)
☆近世日本天文学史(上)通史/渡辺敏夫(恒星社厚生閣)
☆近世日本天文学史(下) 観測技術史/渡辺敏夫(恒星社厚生閣)
 
☆天文学者たちの江戸時代: 暦・宇宙観の大転換/嘉数次人 (ちくま新書)
→第二章西洋天文学の導入 徳川吉宗・麻田剛立が開いた扉
☆日本洋学史の研究 I (創元社)
→享和期における麻田流天学家の活動をめぐって『星学手簡』の紹介(有坂隆道)
☆日本洋学史の研究 V (創元社)
→寛政期における麻田流天学家の活動をめぐって(有坂隆道)
☆日本洋学史の研究 VI (創元社)
→山片蟠桃の宇宙論について(有坂隆道)
 
 
☆星空に魅せられた男/ 鳴海風(くもん出版)
 
 
 
 
 

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