Photo by Toshiharu Minagawa. |
ウィンダム・ヒルの歴史はウィリアム・アッカーマンの歴史でもあります。特に彼がプロデュースした作品は、レーベル色が色濃く反映されているといってよいでしょう。というのも、やはり彼がウィンダム・ヒルそのものだからに他ありません。 ここでは、ウィンダム・ヒル・レーベルを売却した後に立ち上げたImaginary Roadという新しいレーベルに併せて新設したウィルのスタジオ、イマジナリー・ロード・スタジオで制作されたウィルのプロデュース作品のうち、2020年にリリースされたアルバム、ならびに元ウィンダム・ヒルのアーティストのアルバムを紹介します。 なお、オムニバスなどのエグゼクティブ作品は割愛しています。ウィンダム・ヒルの作品集はコチラをご覧下さい。 |
MEMORIES OF WATER AND LIGHT/ Scott Cossu -2020- |
4年ぶりのニューアルバムは、ピアノ、ギター(Van Manakas)、チェロ(Holly Reeves)のトリオ。前作のウィンダム・ヒル時代のリ・レコーディングとは違って全曲が新曲。『REUNION』を思い起こさせるような作風です。 |
WHEN THE SEA LETS GO/ Vin Downes -2020- |
Cloud Foundingでの制作。今回はWill Ackermanのプロデュースではなく、Tom Eatonとの共同プロデュース。。(レビュー) |
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HIDDEN FLOWERS/ Masako -2020- |
Masakoさんの5thアルバム。デビューアルバムから一貫してImaginary Road Studiosでのレコーディング。春にリリース予定です。 |
SMALL MOMENTS/ Michael Manring -2020- |
ソロとしては15年ぶりとなるアルバム。そしていつものお約束(笑)、 "These are solo bass pieces, recorded live with no overdubs and minimal editing" 前作(SOLILOQUY)同様、ただただあぜんとするしかないベースソロ。残念なのは今のところダウンロードのみでのリリースしかアナウンスされていません。CDを望みますねー(笑) |
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THE BRIDGE/ Alex de Grassi -2020- |
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先のマイケル・マンリング同様、実にソロとしては17年ぶりとなるギター・ソロ・アルバム。オフィシャル・ビデオも |
LIGHT OF THE SUN/ Paul Winter -2020- |
これまでのキャリアの中で、初めて自身のサックスをフューチャーしたコンセプト作。構想から10年目にして完成したというアルバム。日本版は独自のジャケットで「Universal Symphony」というタイトルの唐紙アート仕様でリリースされます |
AERIAL VIEWS/ Todd Mosby -2020- |
コロナ渦で行なわれたレコーディング(7月Imaginary Road Studios, 8月Dreamland Studios)。参加メンバーはWill Ackerman, Tony Levin, Jerry Marotta, Michael Manring, Jeff Haynes, Premik R Tubbs, Lola Kristine, Tom Eaton, Kristin Hoffmann, Sean Harkness。いつもいそうなメンバーの名前が見当たらないのは仕方ないでしょう… |
FOXING HOUR/ KoMaGa Trio -2021- |
日本人ハーピスト古佐小基史と2014年のDeManiaのリズム隊によるトリオ編成。 |
|Imaginary Road Studios 2019|Imaginary Road Studios 2020| |
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(2020/12/24) |