ウィンダム・ヒルの掲示板

FOREST(1994)
01.Tamarack Pines
02.Forbidden Forest
03.Troubadour
04.The Cradle
05.Cloudy This Morning
06.Last Lullaby Here
07.Mon Enfant (My Child)
08.Returning
09.Graceful Ghost
Three pieces from THE SNOWMAN
10.Walking in the Air
11.Building the Snowman
12.The Snowman's Music Box Dance
13.Love Song to a Ballerina
14.Lights in the Sky
15.Japanese Music Box (Itsuki No Komoriuta)
16.Night Sky
 流れ的には四部作の延長にある性格の作品集。ただしこちらはもっと具体的なものを描いているようです。“カラマツ”などはコンサートではおなじみの楽曲で、日本の子守唄や『スノーマン』に登場する“ウォーキング・インジ・エアー”など知名度の高い楽曲が登場。ジャケットもセンス良く、眺めているだけで音が聞こえてきそう。(レビュー



LINUS AND LUCY(1996)
01. Cast Your Fate to the Wind
02. Skating
03. Linus & Lucy
04. The Great Pumpkin Waltz
05. Monterey
06. A Charlie Brown Thanksgiving
07. Treat Street
08. Eight Five Five
09. The Masked Marvel
10. Charlie Brown and His All-Stars
11. You're In Love, Charlie Brown
12. Peppermint Patty
13. Bon Voyage
14. Young Man's Fancy
15. Remembrance
16. Theme To Grace / Lament
Japanese Only Bonus Track
17. The Red Baron
 ジョージの作品の中ではかなり異質的な内容。というのも、ここでは初めて全曲ヴィンス・ガラルディというピアニストの作品をカヴァー、すなわちピーナツ(スヌーピーと言った方がいいのか…)のサウンドトラックを担当していたジャズメンの楽曲のみを集めたアルバムだから。彼の一連の作品、特にジャケットだけでも一目瞭然でしょう。コンサートでおなじみの“ライナス&ルーシー”が初めて収録されました(ファンにとっては待ち遠しかった1曲!)。
  なお、ガラルディの名曲?Christmas Time Is Hereは収録されておらず『CARLOS OF CHRISTMAS』で聴くことができます。



SEASONS
01.Colors/Dance
02.Venice Dreamer, Pt. 2
03.Living in the Country
04.Cradle [Live]
05.Joy
06.Treat Street
07.Variations on the Kanon by Pachelbel
08.Thanksgiving
09.Miles City Train
10.Corrina, Corrina
11.Hummingbird
12.Longing/Love
13.Cast Your Fate to the Wind
14.Sandman
15.Snowman's Music Box Dance
16.Northern Plains
17.Sleep, Baby Mine
Japanese Only Bonus Track
18.Evening Song [Live]
 ベスト盤。個人的にはベスト盤にはあまり興味がありません(なぜならジョージの作品に限らず、アルバムにはコンセプト、というものが含まれている場合があり、それをぶつ切りにして聴くことになるから。曲順などもアーティストによって考えられているので、できることならば、そのアルバムの中で曲を聴きたい)。ただし、ときおりアルバム未収録の楽曲が入るので、ベスト盤に手を出す場合はそういったときに限られます。
 このアルバムに納められたボーナストラックは4、16、17、18で、Sleep, Baby Mineは、次作の『PLAINS』に収録予定とクレジットされていますが、実際には収録されず『DECEMBER』の20th Anniversary Editionのボーナストラックとして収録されました。アルバムジャケットは四季四部作をはめ込んだもの。


PLAINS(1999)
01. Dubuque
02. Before Barbed Wire
03. Frangenti
04. Give Me Your Hand/La Valse Pour Les Petites Juenes Filles
05. No Ke Ano Ahiahi
06. Graduation
07. Teach Me Tonight
08. Rainsong
09. Merry Go Round
10. The Dance
11. Cloudburst
12. The Swan
13. 'Ike la Ladana (Queen's Jubilee)
14. Plains (Eastern Montana Blues)
15. Angel
16. Waltz for the Lonely
 
Extra Tracks
17. Sase (Sassy)-Guitar Solo
18. Muliwai-Guitar Solo
 
Japanese Only Bonus Track
17. 上を向いて歩こう
 本人曰く『FOREST』と対をなす作品で、彼の少年時代の風景を描いているアルバム(米盤のジャケットを見ても分かるとおり、『FOREST』とレイアウトを揃えている。ちなみに上のジャケットは日本盤で、下のジャケットが米盤なので区別しやすい)。ウィンダム・ヒルの創設者、ウィリアム・アッカーマンの『CHILDHOOD AND MEMORY』的性格のアルバムなんでしょう。『FOREST』は少年時代過ごした風景を、こちらは心象を描いた作品集といえば分かりやすいでしょうか。
 坂本九の“上を向いて歩こう”(アメリカでは“スキヤキ”として1963年にビルボードで1位になったのに)は日本盤のみの収録で、本国では2ndプレスの時にギター・ソロによる“Sase (Sassy)”“Muliwai”の2曲が追加されています。1stプレスでは“Waltz for the Lonely”までの16曲しか収録されていません。

 

REMEMBRANCE(2001)
01. Lament
02. Where Are You Now
03. Remembrance
04. Where The Sun Rises First
05. Farewell/Kindness Emerging/America, My Country 'Tis Of Thee
06. Daughters & Sons
 このCDには以下のようなメッセージがコメントされています。
100% of artist's royalties from this recording will benefit relief funds for the loved ones of those lost on SEPTEMBER 11,2001, as well as others affected,and will continue in the future to assist people in need.Dedicated to those who hame perished,their loved ones,and all who are helping others.
 ジョージの優しさに溢れたメロディーが6曲(オリジナル4曲)、ピアノ、ギター、ハーモニカによって、悲劇の直後、2001年9月16/17日にレコーディングされました。
 

 

NIGHT DIVIDES THE DAY(2002)
01. Spanish Caravan
02. The Crystal Ship
03. People Are Strange
04. Love Street
05. Love Me Two Times
06. Love Her Madly
07. Wishful, Sinful
08. Light My Fire
09. My Wild Love
10. Summer's Almost Gone
11. I Can't See Your Face In My Mind
12. Riders On the Storm
13. Bird of Prey
 
Japanese Only Bonus Track
14. Youre Lost Little Girl
 The Doorsのカヴァーアルバム。多くのアーティストにカヴァーされつつも、全曲がピアノ・ソロというのはおそらく初めてではないでしょうか?まさか、ジョージ・ウィンストンがと思いましたが、ライナー・ノーツを読んで納得。ジム・モリソンも喜ぶでことでしょう。
 『BALLADS AND BLUES』や『LINUS AND LUCY』に通じるものが感じられるので“四季四部作”でファンになった方には、取っつきにくいかもしれません…

 

MONTANA A LOVE STORY(2004)
01. Thumbelina
02. Billy In The Lowlland
03. Valse De Frontenac
04. The Little House I Used To Live In
05. Montana Glide
06. Hello, Nevertheless
07. The Twisting Of The Hay Rope
08. Joy, Hope, And Peace
09. You Send Me
10. High Plains Lullaby
11. The Mountain Winds Call Your Name
12. Music Box (Kojo No Tsuki)
13. Raining In Her (The Muse)
14. (Variations On)Bamboo
15. Goodnight Irene
16. Sweet Soul (Gobajie)
17. Sky (Goobajie)
 2003年4月に20th Anniversary Editionでリリースされた『THE VELVETEEN RABBIT』のライナーにさりげなくクレジットされ、来日時のパンフレットなどで明らかにされたアルバムです。実は古くからジョージの構想にあり、
『FOREST』(1994)『PLAINS』(1999)と合わせてモンタナ三部作と呼んでいたもの。見れば足かけ10年。5年置きに1枚ずつリリースされ完成しました。四季四部作と対をなす作品集で、ジョージの生まれ故郷であるモンタナを優しく描いた作品集。

 

GULF COAST BLUES & IMPRESSIONS(2006)
01.New Orleans Shall Rise Again
02.Creole Moon
03.Pixie
04.The Breaks
05.Pixie #3 (Gobagie)
06.Stevenson
07.Gulf Coast Lullaby Part 1
08.Gulf Coast Lullaby Part 2
09.When the Saints Go Marching In
10.Blues for Fess, Beloved
 1972年にリリースされた、記念すべきデビューアルバムを彷彿とさせてくれるアルバムです。ジャケットからは同朋、フィリップ・アーバーグのスタイルを思わせます(彼の【BLUE WEST】も、同じようにブルースを演じているからです)。ジョージの敬愛するピアニスト達の作品に自作を織り交ぜている構成は、いつもながら。比較的少数な曲数ですが、このアルバムは2005年8月末にアメリカ南部を襲った(ニューオリンズ含む)ハリケーン“カトリーナ”での被害を受けた人々への復興支援を呼びかけたチャリティ・アルバムとしてレコーディングされました。デビューアルバム時に奏でたピアノとは違い、スタインウェイによるブルース。7、8あたりは、ハリケーンで壊滅状態となったニューオリンズを目の当たりにしたジョージの気持ちが伝わってくるようです。(レビュー

ディスコグラフィー〜その3〜もどる(Windham Hill)

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