ジャズ・ピアニスト、ヴィンス・ガラルディ(Vince Guaraldi, 1928-1976)と、チャールズ・モンロー・シュルツ(Charles Monroe Schulz, 1922-2000)の描いたコミックで大人気だったピーナッツギャング(日本では「スヌーピーとチャーリー・ブラウン」)が初顔合わせ、そして、新聞の片隅で動き回るスヌーピーをはじめとするピーナッツギャングたちが、アニメーションとなって、お茶の間に登場した初作品のサウンドトラックです(1965)。 |
|||
|
|
このアニメは後に米国テレビ芸術科学アカデミーが主催するエミー賞と、ジョージア大学のジャーナリズム・マスコミュニケーション専攻科によって選出され、卓越した「報道番組」に送られる賞として有名なピーボディー賞を受賞しています(カール・セーガンの『コスモス』も授賞している)。もう40年も前の作品なので、見た方は少数かもしれませんが、DVDやNHKで放送する機会が多いので、意外と多くの方に親しまれているのかもしれません。 話の中でチャーリーが「クリスマスってなんだろう?」という疑問に答えられる人はいないかもしれません。チャーリー・ブラウンが舞台監督に抜擢され、何をやってもうまくいかないとき、それに答えてライナスが聖書の一節を語ります。静かに流れるヴィンスの演奏。子供向けと勘違いをしている人が多いのは仕方ないことなのかもしれませんが、コミックもアニメも、大人が見ても難しいことがあります。まして日本人がクリスマスの本質などわかるわけがありません。そんなストーリーを、そっと支えているヴィンスのクリスマスキャロル。 |
|||
|
内容は同じなのにジャケット欲しさに買っちゃうんだよな〜
「ヤレヤレ」
|
|