11月に入り、寒さが一層厳しくなってきましたね。今年は、秋らしさを感じる日が少なかったような気がします。寒い中での天体観測が増えると思いますが、みなさん、風邪に気をつけてお過ごしください。
カップルのはなし 世界で初めて自費で宇宙旅行をしたデニス=チート氏が、今年2月、民間ファンドによる、有人火星飛行計画を発表しました。これは、2018年に、米国人の男女1人ずつのカップル(結婚した夫婦を想定している)を乗せた宇宙船を、火星へ接近通過させるというものです。
NASAによる技術面での支援は受けますが、国家予算などの資金は受けず、チート氏自身が創設した非営利民間団体が開発を行うのだそうです。ただ、資金調達や技術開発、長期間の無重力空間が人体に与える影響など、様々な課題も残っています。 天文気象部活動日誌 さて、今月の中旬に、アイソン彗星観測のため、二度目の合宿を行う予定です。一度目の合宿は、ペルセウス座流星群を観測するため8月に行われましたが、雨が降ってしまい、文化祭準備で終わってしまいました。今回は、みんなで、てるてる坊主を大量生産して、晴れるように祈りたいと思います。 最後になりますが、SK高校文化祭にお越ししていただいた皆さん、本当にありがとうございました!来年も、みなさんに楽しんでいただけるよう、さらなる向上を目指して、精いっぱい頑張りたいと思います。 (みふみ) |
こんにちは。毎日、暑い日が続いていますね。学校に行くだけで、汗だくになってしまいます(笑)。みなさん、体調に気をつけて、引き続き楽しい夏をお過ごしください。 オリンピックのはなし 天文気象部活動日誌 (みふみ) |
みなさま、お久しぶりです!おかげさまで、無事、高校受験を終え、『サザンクロス通信』への復活を遂げることができました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
今回は、現在NHKで放送中の大河ドラマ『八重の桜』にちなんで、第4回のサブタイトルでもあった、『妖霊星』のお話をしたいと思います。 『妖霊星』とは、今でいう彗星を指します。彗星は、ある日突然見えるようになったり、尾をたなびかせながら日々位置を変えていくことから、古代より、「不吉なことを前兆する星」と考えられていたそうです。 『八重の桜』では、井伊直弼が日米修好通商条約を結んだ後に、八重(綾瀬はるか)が『妖霊星』を見つけ、何かの前触れかと案じています。このあと、偶然とはいえ、安政の大獄や桜田門外の変など、幕末を揺るがす大事件が次々と起こるわけですから、迷信が信じ続けられている理由がなんとなくわかりますね。ちなみに、『八重の桜』に出てきた『妖霊星』は、実の名を『ドナティ彗星(C/1858 L1)』といい、19世紀に観測した、最も輝かしい彗星とされています。 さて、今年の11月から来年の1月頃にかけて、『アイソン彗星』が大接近しますが、とりあえず迷信は気にせず、天文イベントを楽しみましょう!
今回から、私が通うSK高校の天文気象部が、日々どのような活動をしているのかについてお伝えする、新コーナー「天文気象部活動日誌」が始まりました!今回は、初回ということで、SK高校天文気象部を簡単に紹介したいと思います。 SK高校天文気象部は、ほぼ毎日の放課後、活動をしています。もちろん星を観察する部活ですが、最近は日の入りが遅く、活動時間中に星を見ることが出来ないので、天気図を書いたり、部室の近くにある小さなプラネタリウムを観たり、屋上に出て空を見上げたりしています。ちなみに、屋上を自由に出入りすることができるのは、天文部員だけだそうです! (みふみ) |