ビルボードでナンバーワンソングになったかならなかったかは、「金メダルと銀メダル」の違いほどの差があるようです。たかがチャート上の話ですが、聴き手も「1位」と「2位」を意識させられてしまいます(私か? メディアに踊らされてるなぁ)。

 さて、このページでは1992年度のチャートでナンバーワンになれなかった曲を紹介します。

  2018年から、ストリーミングデータ(音楽配信)の集計方法を変更しました。また、これまではチャートの日付の1週間前の火曜日(つまり11日前)に発表されていましたが、データ集計から発表までの期間が短くなり、日付の4日前に発表され、よりリアルタイムに近い発表になりました。 たとえば最新チャートは2021年4月17日です。発表は4月13日(最新の1位はコチラ)。

Billboard.com|2021/04/14更新|

 20年ぶり(←このように書いてから10年以上経っていますねぇ、しみじみ)にリアルタイムでチャートを追いかけられるようになりました。それにしても音楽性が大きく変わったことに驚いています。最初はとまどいもありましたが「ナンバーワンソングだから」という偏った思考でありながら、聴き続けていると耳に馴染むようになってきました。さすがはビルボード・ナンバー・ワン・ソング!
 何年もの間、図書館も含めたレンタルCDなどで曲の収集をしていましたが、今やネット時代の昨今。日本国内のサイトでは実現はまだまだ先の事でしょうが、海外のサイトではチャートのナンバーワンを始めとする、ほとんどの曲がネット上からダウンロードして聴く事が出来るようになりました。私もその恩恵を受けた一人です。本当ならちゃんとした音質で手元に置いておきたいところですが、まぁ、iPodで聴く分にはmp3で充分かなということで(笑)


 

Song 曲目 / アーティスト
Writter 作詞・作曲 etc.
Peak 2位に留まった期間 ♪ひとつが1週間、5週目毎に♪です
Action Top10圏内の動き(Top10圏内初登場の日付)
No.1 その時1位だった曲
Weeks Hot100内の総週(初登場と最終位のランクと日付)
Top100 年間チャート



Song Can't Let Go/ Mariah Carey
Writter Mariah Carey, Walter Afanasieff
Peak Highest charted position No.2, 1992/01/25
Action 8(1991/12/07)、7、6、6、4、3、3、2、5、7、10(1992/02/15)
No.1 All 4 Love/ Color Me Badd
Weeks 20(No.42 ; 1991/11/16 - No.56 ; 1992/03/28)
Top100 No.23 1992

Taken from Album EMOTIONS



 私はホイットニーもマライアも元気が出るようなアップテンポの曲が好きです。でも時々、こうしたしっとりとしたソウルフルなバラードで、歌がうまいところを聴きたいなぁと思うこともあるので、めったなことでは(こうしたアーティストの)アルバムを、丸々一枚聴く聞き方をしないから、2位でもチャートに食い込んでくれると嬉しいです。


Mariah Carey.com

★EMOTIONS(4位
♪Emotions(1位)
♪Can't Let Go(2位)
♪Make It Happen(5位)








Song I Love Your Smile/ Shanice
Writter Jarvis La Rue Baker, Sylvester Jackson, Narada Michael Walden, Shanice Wilson
Peak Highest charted position No.2, 1992/02/01 - 02/15 ♪♪♪
Action 7(1991/01/18)、7、2、2、2、3、3、4、6、7、9(1992/03/28)
No.1 Don't Let The Sun Down On Me/ George Michael/Elton John
I'm Too Sexy / Right Said Fred
Weeks 26(No.93 ; 1991/11/23 - No.50 ; 1992/05/16)
Top100 No.11 1992

Taken from Album INNER CHILD



 アメリカン・アイドルが流行るずっと以前、1987年に14歳でデビューしたシャニース(Shanice)ヒットすべく生まれたこの曲は、全米2位となりました。もっとも、前出のコンテストに出場していたら、初登場1位になっていたかもしれませんけど。



★INNER CHILD(83位
♪I Love Your Smile(2位)
♪I'm Cryin
♪Silent Prayer / Shanice featuring Johnny Gill(31位)
♪Lovin' You








Song Tears In Heaven/ Eric Clapton
Writter Eric Clapton, Will Jennings
Peak Highest charted position No.2, 1992/03/28 - 04/18 ♪♪♪♪
Action 6(1992/03/07)、5、3、2、2、2、2、3、3、4、7、6(1992/05/23)
No.1 Save The Best For Last / Vanessa Williams
Weeks 26(No.81 ; 1992/02/08 - No.46; 1992/08/01)
Top100 No.6 1992

Taken from Album RUSH



 エリック・クラプトンが音楽を手がけた『RUSH』からのシングルカットで、久々の大ヒットですが、本人にとってはなんとも耐え難い1曲。というのも最愛の息子を亡くした悲しみから生まれた曲だからです。そんな悲しみに打ちひしがれた姿を見かねて、ジョージ・ハリスンがツアーに誘ったのは有名なエピソードです。アコースティック・ギターで淡々と歌われ、ギターソロではトレードマークであるスロー・ハンドを堪能できる構成になっていますが、やはり複雑な気分ですね。


Eric Clapton.com








Song Bohemian Rhapsody / Queen
Writter Freddie Mercury
Peak Highest charted position No.2, 1992/05/09
Action 10(1976/04/17)、9、9(1976/05/01)。
10(1992/04/11)、4、4、4、2、3、5、9(1992/05/30)
No.1 Jump / Kris Kross
Weeks 44(No.81 ; 1976/01/03 - No.93; 1976/06/12、
   No.81 ; 1992/03/21 - No.47; 1992/07/11、
  No.33 ; 2018/11/17 - No.50; 2018/12/01)
Top100 No.40 1991

Taken from Album A NIGHT AT THE OPERA



 1976年にリリースされたアルバム『オペラ座の夜』からのカット。当時も今も、彼らを、そしてロックを代表する名曲中の名曲として知られています。この曲こそクイーンと言っても言い過ぎではないでしょう。まさに、彼らにしか表現できないアートと言えると思います。そして、今回16年後の1992年にTop10入りしたのは、エイズで亡くなったフレディ・マーキュリーの死を受けて再リリース(そのためHot100の総ランクが47週)もありますが、映画『ウェインズ・ワールド(WAYNE'S WORLD)』の挿入曲として話題になったことも一因です。

 そして2018年には映画『ボヘミアン・ラプソディ』の影響もあって、3度目(1976、1992、2018)のチャートインを果たしています。


Queen.com

★A NIGHT AT THE OPERA(4位)*
♪Bohemian Rhapsody(9位*/2位)
♪You're My Best Friend(16位)*
*1976年のランキング






Song My Lovin' (You're Never Gonna Get It) / En Vogue
Writter Denzil Foster, Thomas McElroy
Peak Highest charted position No.2, 1992/05/16 - 05/30 ♪♪♪
Action 8(1992/04/18)、5、5、5、2、2、2、3、5、5、6、8、9(1992/07/11)
No.1 Jump / Kris Kross
Weeks 30(No.77 ; 1992/03/21 - No.46; 1992/10/10)
Top100 No.28 1991

Taken from Album FUNKY DIVAS



 1990年代の女性ヴォーカル・グループのはしりのような存在のアン・ヴォーグ(En Vogue)。ちょっとノスタルジーっぽくもあるアレンジは、偉大なグループへのオマージュでしょうか? デビューアルバムからのシングル(Hold On)もこのポジション止まりでしたが、彼女たちの影響は、他のグループにとって大きな存在になっていたようです。


★FUNKY DIVAS(8位
♪My Lovin' (You're Never Gonna Get It)(2位)







Song Under The Bridge/ Red Hot Chili Peppers
Writter Anthony Kiedis, John Frusciante, Flea, Chad Smith
Peak Highest charted position No.2, 1992/06/06
Action 8(1992/05/09)、6、3、3、2、3、4、3、3、3、3、8(1992/07/25)
No.1 Jump / Kris Kross
Weeks 26(No.80 ; 1992/04/04 - No.44; 1992/09/26)
Top100 No.35 1991

Taken from Album BLOOD SUGAR SEX MAGIK



 まさかレッチリが、そしてチャートのここまで昇ってきたのがこの曲だなんて… せめてアルバム未収録(このシングルとのカップリングには入っていた)となっていた、映画『ウェインズ・ワールド(WAYNE'S WORLD)』への提供曲シカミカニコ(Sikamikanico)だったら良かったのに!


Red Hot Chili Peppers.com

★BLOOD SUGAR SED MAGIK(3位
♪Give It Away(73位)
♪Under The Bridge(2位)








Song Baby-Baby-Baby/ TLC
Writter L.A. Reid, Babyface, Daryl Simmons
Peak Highest charted position No.2, 1992/08/15 - 09/19 ♪♪♪♪
Action 5(1992/07/18)、3、3、3、2、2、2、2、2、2、3、4、5、9(1992/10/17)
No.1 End Of The Road / Boyz II Men
Weeks 33(No.86 ; 1992/06/06 - No.44; 1993/01/16)
Top100 No.5 1992




 Top10へは、元気よく5位へとチャート・インしましたが、1992年の年間チャートを制した「End Of The Road」に阻まれ6週連続2位どまり。「ボーイズがいなければぁ」という感じでした。



★OOOOOOOOOOOOHHH... ON THE TLC TIP(14位
♪Ain't 2 Proud 2 Beg(6位)
♪Baby-Baby-Baby(2位)
♪What About Your Friends(7位)
♪Hat 2 Da Back(30位)








Song Sometimes Love Just Ain't Enough/ Patty Smyth with Don Henley
Writter Patty Smyth, Glen Burtnik
Peak Highest charted position No.2, 1992/09/26 - 10/31 ♪♪♪♪
Action 7(1992/09/19)、6、2、2、2、2、2、2、4、5、8(1992/11/21)
No.1 End Of The Road / Boyz II Men
Weeks 24(No.53 ; 1992/08/15 - No.48; 1993/01/23)
Top100 No.22 1992

Taken from Album PATTY SMYTH



 ちょっとまぎらわしいけど、パティ・スミスではなくパティ・スマイス。1984年にスキャンダルというバンドにフューチャーされた「Warrior」以来のヒットです。あの頃の雰囲気はここにはなく、元イーグルスのドン・ヘンリーを相手に、としっとりとした歌唱を聞かせてくれます。


Patty Smyth.comDon Henley.com

★PATTY SMYTH(47位
Sometimes Love Just Ain't Enough / Patty Smyth with Don Henley(2位)
♪No Mistakes(33位)
♪I Should Be Laughing(86位)








Song If I Ever Fall In Love/ Shai
Writter Carl Martin
Peak Highest charted position No.2, 1992/11/2112/05 - 12/19、
               1993/01/16 - 02/06 ♪♪♪♪♪♪♪♪
Action 4(1992/11/14)、2、3、2、2、2、3、3、3、2 、2、2、2、3、7(1993/02/20)
No.1 How Do You Talk To An Angel / The Heights featuring Jamie Walters
I Will Always Love You / Whitney Houston
Weeks 20(No.54 ; 1992/10/17 - No.45; 1993/04/17)
Top100 No.7 1993

Taken from Album ...IF I EVER FALL IN LOVE



  不連続ながら8週2位という大ヒットになりました。こちらは「ホイットニーがいなければぁ」という感じでした(笑)。彼らの絶妙なハーモニー、このころ大人気だったボーイズIIメンを彷彿とさせる感じで、当時のサウンド傾向を伺わせるヒットです。



★...IF I EVER FALL IN LOVE(6位
♪If I Ever Fall In Love(2位)







Song Rump Shaker / Wreckx-N-Effect
Writter Markell Riley, Aqil Davidson, Pharrell Williams
Peak Highest charted position No.2, 1992/12/26 - 1993/01/09 ♪♪♪
Action 8(1992/11/07)、6、5、4、3、3、3、2、2、2、4、4、5、6、9(1993/02/13)
No.1 I Will Always Love You / Whitney Houston
Weeks 28(No.79 ; 1992/10/10 - No.48; 1993/04/10)
Top100 No.9 1993

Taken from Album HARD OR SMOOTH



 


★HARD OR SMOOTH(9位
♪Rump Shaker(2位)



 

コチラのページ(1992)では全米ナンバーワンになった曲を紹介しています。
 

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