ウィンダム・ヒルの掲示板


Photo by Toshiharu Minagawa.

NIGHTNOISE/ Billy Oskay & Micheal O Domhnaill(WH-1031)
Produced by Billy Oskay and Micheal O Domhnaill.

Billy Oskay
; Violin, Guitar
Micheal O Domhnaill ; Guitar

Windham Hill Records, 1984



01. Nightnoise (Billy Oskay)
Billy Oskay ; Violin, Guitar
Micheal O Domhnaill ; Guitar
 
02. The 19A (Micheal O Domhnaill)
Billy Oskay ; Violin, Guitar
Micheal O Domhnaill ; Guitar
 
03. Bridges (Micheal O Domhnaill)
Billy Oskay ; Violin, Guitar
Micheal O Domhnaill ; Guitar

04 .False Spring (D.Bottemiller/Billy Oskay)
Billy Oskay ; Violin, Guitar
Micheal O Domhnaill ; Guitar
 
05. Duo (Billy Oskay)
Billy Oskay ; Violin, Guitar
Micheal O Domhnaill ; Guitar
 
06. City Nights (Billy Oskay)
Billy Oskay ; Violin, Guitar
Micheal O Domhnaill ; Guitar
 
07. After Five (Micheal O Domhnaill)
Billy Oskay ; Violin, Guitar
Micheal O Domhnaill ; Guitar

08.Menucha(A Place with Water) (Billy Oskay)
Billy Oskay ; Violin, Guitar
Micheal O Domhnaill ; Guitar
 
09.The American Lass (Micheal O Domhnaill)
Billy Oskay ; Violin, Guitar
Micheal O Domhnaill ; Guitar
 
10.The Cricket's Wicket (Micheal O Domhnaill)
Billy Oskay ; Violin, Guitar
Micheal O Domhnaill ; Guitar
 
 秋に聴くアンサンブル系としてピッタリなのが、このビリー・オスケイとマイケル・オドネルの『NIGHTNOISE』です。これを現行の国内盤では『夜のざわめき』としていますが、日本語訳にしてしまうよりも、オリジナル当時の『ナイトノイズ』(カタカナ表記)の方が、聴き手のイメージをふくらませるかもしれません。
 冒頭のヴァイオリンのトレモロ、これは僕がイメージしている天界からの“ノイズ”のイメージそのものです。しかし、この場合のノイズは決して生理的に嫌なノイズではなく、まだ天(星空)と人間の関係が密接であった頃の、人々が星の輝きと対話していた時代の、夜の静寂(しじま)を縫って聞こえてくる音のことです。

 ヴァイオリンとピアノ、あるいはギターを中心にフルートやホイッスルなど、暖かみのあるメロディが郷愁の念を呼びさましてくれるようです。たった2人だけのアンサンブルなのに、曲によって2人がデュオ以上の楽器に持ち替え、多重録音を駆使して(たとえばピアノ、ギター、ヴァイオリン、フルート)四重奏を演じて、レーベルのデュオアルバムとしては非常に色彩が豊かでユニークな作品集に仕上げています。

 2人名義のアルバムは、後にも先にもこれ一枚しかありませんが、1985年の『ウインター・コレクション』では“Noraig”を提供し、そしてアルバムタイトルだったNIGHTNOISEをグループ名にして、以後4人編成のNIGHTNOISEが誕生します。また、マイケルはユニットの前にはRelativityというグループでも活動していました。

〜Discography〜
SOMETHING OF TIME (Windham Hill, 1987)
AT THE END OF THE EVENING (Windham Hill, 1988)
THE PARTING TIDE(Windham Hill, 1990)
(ビリー・オスケイは『THE PARTING TIDE』を最後にグループを脱退)
SHADOW OF TIME (Windham Hill, 1993)
A DIFFERENT SHORE (Windham Hill, 1995)
THE WHITE HOUSE SESSIONS(Windham Hill, 1997)

Micheal O Domhnaill
Billy Oskay

 マイケルは2006年7月9日にダブリンの自宅にて転落(当初は心臓発作と報じられていました)のため、54歳の若さで亡くなりました。2001年にグループを解散して母国アイルランドへ戻り、精力的な音楽活動、ソロや姉妹たちとの活動する傍らで、プロデュース業にも専念するほど多忙を極めていました。日本へは2001年6月に妹たちモレートとトリーナのアシストとしての来日が最後となりました。