ウィンダム・ヒルの掲示板

Photo by Toshiharu Minagawa.

ナイトノイズの参加アルバムを、とりあえずジャケットだけ並べてみました。コメントはおいおい。


A WINTER'S SOLSTICE II(1988)

 “Bring Me Back A Song”はグループにとっての2ndアルバム
『AT THE END OF THE EVENING』に収録されている曲。



A WINTER'S SOLSTICE III(1990)

 トリーナのヴォーカルによる“Snow Is Lightly Falling”が収録されましたが、この曲も既存曲で、この年にリリースされた『THE PARTING TIDE』に収録されています。



THE IMPRESSIONISTS
-印象派の世界とウィンダム・ヒル-(1992)

 ガブリエル・フォーレの“シシリエンヌ”をケルティック風にしています。もともとチェロのために書かれた曲なので、低い音のフルートで演奏しています。バックはナイトノイズそのもの。ウィンダム・ヒルとしては、温存していた曲集ではないでしょうか。


A WINTER'S SOLSTICE IV(1993)
Wexford Carol


遊佐未森/水色-Water Blue-(1994)

 共演したい旨を手紙で送ったら実現してしまったという、夢のようなお話し。 NHKのみんなのうたにでも出てきそうな素朴な歌ばかり(当然歌詞は全曲日本語によって歌われている)。
“Island of Hope and Tears”は1990年の『THE PARTING TIDE』に収録されている楽曲で、遊佐未森が日本語の歌詞をつけたもの。
レビュー



THE BACH VARIATIONS-ウィンダム・ヒル・バッハ作品集(1994)

 BWV996のリュート組曲“ブーレ”をカヴァーしている。あたかもオリジナルがナイトノイズと思わせるようなアレンジが素晴らしい。ブーレ自体はフランスの舞曲であるが、ここではナイトノイズの故郷であるアイルランドのケルティック舞曲に見事に変身してしまっている。



CELTIC CHRISTMAS(1995)

 “Snow On High Gorund”を提供しているが、1988年の『AT THE END OF THE EBENING』で発表されていた曲。アルバム全体で活躍しているから、自身のグループの新曲は間に合わなかった? というところだろうか? 1988年の『ウィンター・コレクションII』のときも、彼らは2ndアルバムから引っ張ってきているが、何か意味があるのだろうか?



A WINTER'S SOLSTICE V(1995)

 “The Sussex Carol”母国のクリスマス・アルバムでは既存曲の提供で終わってしまったが、レーベルのウィンター・コレクションでは新録を提供してくれた。



CELTIC CHRISTMAS II(1996)
Brid Og Ni Mhaille


THE CAROLS OF CHRISTMAS(1996)
Hark ! The Herald Angels Sing/Angels We Have Heard On High


遊佐未森/roka(1997)

 再び共演。今回はナイトノイズの本拠地であるアイルランドへ行ってのレコーディングだったらしく、グループとしてのサポートというよりは、ソロでのサポートの方が多かった。やはり地元だと時間の都合が合わせずらいのだろうか。ナイトノイズファンとしては、前作の方が出来がよいと思う。



ON A STARRY NIGHT
〜ララバイ・コレクション星降る夜に〜(1997)

 アイルランド語で子守唄という意味の“Suantrai”で参加している。ウィンダム・ヒルのアーティストが世界中の子守唄を演奏している。優しさに満ちあふれた作品集だ。この曲はマイケルとトリーナの父アオダが古い子守唄(Suantrai)に歌詞をつけ、それを二人の子供を寝かせるときに歌っていたという。今その歌を二人がゲール語で歌う。なんとも素敵な巡り合わせである。



CELTIC CHRISTMAS III(1997)
Lully Lullay


CELTIC CHRISTMAS IV(1998)
Whiter Than Snow


A WINTER SOLSTICE REUNION(1998)
Dreamtime


CELTIC CHRISTMAS PEACE ON EARTH(1999)
The Flight Into Egypt


THE SIMPLE GIFT(2000)
New Trees At Knockaun


CELTIC CHRISTMAS
SILVER ANNIVERSARY EDITION
(2001)
Ar Pont Nevez


A WINDHAM HILL CHRISTMAS(2002)
The Holly and the Ivy

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