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01. Japanese Music Box(Itsuki No Komoriuta) / George Winston 02. Suliram / Tracy Silverman & Thea Suits-Silverman 03. Shine Shell Lullaby(Pupu Hinuhinu)/ Keola Beamer 04. Montanhas No Ceu / Flora Purim, Airto Moreira & Diana Moreira 05. Suantrai / Nightnoise 06. Anjo Da Guarda / Airto Moreira 07. Little One Mine / Turtle Island Stirng Quartet 08. Cancion De Cuna / Eliot Fisk 09. Sofdu Unga Astin Min / Richard Stoltzman & Family 10. Kumbaya / Paul Hanson & Tracy Silverman 11. Rock-A-Bte Baby / Jim Brickman 12. Tumbalalaika / Mike Marshall & Kaila Flexer 13. Just Close Your Eyes / Billy Taylor 14. Bayushky Bayu / Debbra, Margot & Noah Schwartz with Sunita Staneslow 15. Brahms Lullaby / Mike Wollenberg 16. Here I Am / Tracy Silverman, Thea Suits-Silverman & Louisa Silverman |
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ウィンダム・ヒルがこの手の曲集に手を出すのは、ちょっと遅かったのでは?それほどレーベルの音楽性と子守唄という両者の「心安らぐ」音楽性はマッチすると思うからです。 ここに届けられた世界中の子守唄をまとめ上げたのは、当時、ウィンダム・ヒルでもおしどり夫婦として活動していたエレクトリック・ヴァイオリンのトレイシーとフルートのシア・シルヴァーマンの二人。トレイシーはタートル・アイランド・カルテットのメンバーとして知られているが、シアの方は、ウィンダム・ヒルのコンピレーションぐらいでしかお目にかかれないから、このアルバムが事実上のリーダー作(もちろん夫婦揃っての)と言えるでしょう。
なぜジョージのみ既存の曲なのか。たぶんレーベル的に見て、日本という市場は非常に大事なマーケットであることが挙げられるのではないでしょうか。だから日本の子守唄をぜひとも入れておきたかったのでしょう。本来ならお国のアーティストにレコーディングを頼むところを、すでにインテリアズ(野中英紀(g.)日向大介(key)のユニット)はレーベルにいないし、『FOREST』に収録されているジョージの曲に白羽の矢が立ったのではないでしょうか。ウィンダム・ヒルが日本を思っているほど日本のレコード会社はウィンダム・ヒルを大切にしているとは思えない昨今であるのが皮肉です。 |
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2004年に『LULLABY』というアルバムがリリースされ、『ON A STARRY NIGHT』の第二弾かと期待していたのですが、すべて既存の曲ばかりで、ガッカリ。 ディスク1がヴォーカルをフューチャー、ディスク2がインストの選曲になっていて、『ON A STARRY NIGHT』からも選曲されています。 そんな中、シア・シルヴァーマンのソロ名義である“Lullaby With Louisa”のみが未発表曲。『ON A STARRY NIGHT』のエンディングにフューチャーされているルイサのために書かれた曲であることを考えると、ガッカリした分、やはり第二弾と考えたほうが良いかもしれません(苦笑)。 |
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