野尻抱影のエッセイ(「東京のプラネタリウム」星座遍歴より)で有楽町にプラネタリウムがあるのは知っていた(東日本天文館)。すでにその時のプラネタリウムは1945年の東京大空襲で消失してしまった。現在のプラネタリウムは2018年12月19日にオープンした別物になってしまったが、「消えた都会の星空」が装いも新たに「復活した都会の星空」として、多くの来場者を魅了してくれている。
有楽町マリオンの9階にある(コニカ・ミノルタ・プラネタリア)は、最新鋭の装置によるプラネタリウム。今回ここにやって来たのは「都会の星空」を楽しむのではなく、1974年にリリースされ、今持ってアルバム・チャートにランクインする英国のロック・バンド、ピンク・フロイドが制作した『狂気』の「爆音上映会」のためである実は過去にも行われていて、今回は「もっと音量を上げて欲しい!」と言うファンの要望に応えた再演と言うことらしい。聞きそびれてしまったファンにはまたとないチャンスが巡って来たわけである。