星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)

4月22日「ピンク・フロイド」


 野尻抱影のエッセイ(「東京のプラネタリウム」星座遍歴より)で有楽町にプラネタリウムがあるのは知っていた(東日本天文館)。すでにその時のプラネタリウムは1945年の東京大空襲で消失してしまった。現在のプラネタリウムは2018年12月19日にオープンした別物になってしまったが、「消えた都会の星空」が装いも新たに「復活した都会の星空」として、多くの来場者を魅了してくれている。

 有楽町マリオンの9階にある(コニカ・ミノルタ・プラネタリア)は、最新鋭の装置によるプラネタリウム。今回ここにやって来たのは「都会の星空」を楽しむのではなく、1974年にリリースされ、今持ってアルバム・チャートにランクインする英国のロック・バンド、ピンク・フロイドが制作した『狂気』の「爆音上映会」のためである実は過去にも行われていて、今回は「もっと音量を上げて欲しい!」と言うファンの要望に応えた再演と言うことらしい。聞きそびれてしまったファンにはまたとないチャンスが巡って来たわけである。



 爆音上映は、『狂気』を流し、360度スクリーンに星や星座、宇宙のビジュアルが映し出されるという趣向で、フロイドのメンバーが演奏したり、アーティスト関連は皆無の企画である。途中、何曲目か忘れてしまったが、僕の前に座っている人の並んでいる後ろ姿がいきなりぐるーっと周り出したのには驚いた。これは目の錯覚ではあるのだが、まさか自分がそんな感覚に陥るとは思わなかったからだ(ちょっと酔った)。ただ、高音がかなり聞きづらい歪みがあって、ちょっと辛かったか?

 館内に入る前に気づいていたが、上映が終わって建物から出て見上げると、月がビルの電飾の、ずっと上に昇っていた

 

 
---ほしにっき(2024)
 


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