星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)

 
 オペラは古代ギリシア悲劇を、当時の形で再演しようという試み(ガリレオ・ガリレイの父、ヴィンセンティオがかかわっていて、ここにも音楽と天文学の共通点を見いだせるかもしれません)から芽生ばえ、大掛かりなセットものへと変貌していきました(照明がオイルランプから電気になったことの影響が大きい)。
 その頃の作品(脚本)は、新たに作家が作るよりもギリシア神話、ギリシア悲劇などをモチーフとした劇が栄華を極め花開いたのです。

 しかし、私にとってのオペラは言葉がわからないから「何言ってんだかわからない」状態に陥るのが常。そして有名なアリアだけをピックアップして聞くのは性分に合わないから疎遠になってしまうのも仕方ありません。かといって、そのアリア1本だけを聴くために、数時間も要するオペラを耐え忍んで耳を傾けるのは苦痛以外の何物でも無いと思ってしまいます。そうはいってもギリシア神話を生きた形で体験できるのは、このオペラをしのぐものはないのではないかと思い始めています。

 もともと、ホメロスやヘシオドスといった抒情詩人の語りだったものが、数人による語り継ぎや器楽などを使ってテンポよくパフォーマンスし、それが悲劇、オペラへと続いてきたというのであれば、興味のある題材はやはり見ておきたい、聴いておきたいものです。

 もともと、ホメロスやヘシオドスといった抒情詩人の語りだったものが、数人による語り継ぎや器楽などを使ってテンポよくパフォーマンスし、それが悲劇、オペラへと続いてきたというのであれば、興味のある題材はやはり見ておきたい、聴いておきたいものです。ここでは、星座神話にも取り上げられている物語を紹介しています。


タイトル 作者
オルフェウス -1607初演-
L'Orfeo
(こと座)
クラウディオ・モンテヴェルディ (1567-1643)
Claudio Giovanni Antonio Monteverdi
台本:Alessandro Striggio
カリスト -1651/52初演-
La Calisto
(おおぐま座)
フランチェスコ・カヴァルリ(1602-1676)
Francesco Cavalli
台本:Giovanni Faustini
ベレロフォーン -1679初演-
Bellerophon
(ペガスス座)
ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687)
Jean-Baptiste [de] Lully'
台本:Thomas Corneille/Bernard le Bovier de Fontenelle
ペルセウス -1682初演-
Persee
(ペルセウス座)
ジャン=バティスト・リュリ
Jean-Baptiste [de] Lully'
台本:Philippe Quinault
ファエトン -1683初演-
Phaeton
(エリダヌス座)
ジャン=バティスト・リュリ
Jean-Baptiste [de] Lully'
台本:Philippe Quinault
アリアドネ-1691初演-
Die schone und getreue Ariadne
(かんむり座)
ヨハン・ゲオルク・コンラディ (c1645-1699)
Johann George Conradi
台本:Christian Heinrich Postel
救出されたアンドロメダ -1726初演?-
Andromeda liberata
(アンドロメダ座)
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741)
Antonio Vivaldi
台本:Vincenzo Cassani
カストールとポリュックス -1737初演-
Castor et Pollux
(ふたご座)
ジャン・フィリップ・ラモー(1683-1764)
Jean-Philippe Rameau
台本:Pierre- Joseph Bernard
ヘラクレス -1745初演-
Hercules
(ヘルクレス座)
ジョージ・ヘンデル(1632-1687)
Georg Friedrich Handel
台本:Thomas Broughton
アンドロメダとペルセウス-1784初演-
Andromeda e Perseo
(アンドロメダ座、ペルセウス座)
ミヒャエル・ハイドン(1737-1806)
Johann Michael Haydn
台本:Giovanni Battista Varesco
ナクソス島のアリアドネ -1916初演-
Ariadne auf Naxos
(かんむり座)
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)
Richard Strauss
台本:Hugo von Hofmannsthal


もどる

星、宇宙がテーマの音楽集

天文学史と音楽史home(一番星のなる木)