や座(矢座)
学名:Sagitta
20時南中:9月12日
 プロメテウスが鷲に苦しめられているところをヘルクレスが救出するときに使った矢であるとも、エロスの矢であるともいわれていますが、小さいながらも良くできた星座で、プトレマイオスの48星座にすでに登場しています。双眼鏡で天の川を散策してみると、視野全体に眺めることができるでしょう。

★写真をクリックすると星の結び方が現れます。ただし、この結び方には決まりがありませんので、ここで紹介している結び方が正しいというわけではありません。

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いるか座(海豚座)
学名:Delphinus
20時南中:9月20日
 小さな星座でありながら、イルカは古代ギリシア人たちにとっては神秘的な動物であると同時に、地中海に多く生息していたので、舟人たちにとって航海の伴として心の慰めとなった親しみのある動物でした。また、死者の魂を運ぶ役割を担っていたと考えられていたので、神秘的な光芒をたたえた天の川のほとりにこの小さな星座を作ったのでしょう。日本では“ひしぼし”と呼び、古くからこの形に親しみを込めて季節の目印としてきました。
 この星座には、紀元前7世紀〜6世紀にかけて実在したといわれるアリオンという音楽家の物語(ヘロドトス『歴史』に掲載)と結びついているので、ギリシア神話に登場するイルカは海神ポセイドンの遣いとして描かれているにすぎません。

いるか座の神話