クープランの墓 |
作曲:1914-1917 |
初演:1919年4月11日 マルグリット・ロン |
私が最もラヴェルの作品で好きなピアノ曲は?と聞かれたら、真っ先に「クープランの墓」と答えるでしょう(彼の作品で?と聞かれたら、迷わず「ボレロ」です)。 6曲の小品となるそれぞれに、ラヴェルが志願(兵隊として!)した第一次世界大戦の際に亡くなった友人の思い出に作曲された、ラヴェルにとっては最後となるピアノ作品。こうしたうんちくを差し引いて、私がこの曲が好きなのは、ラヴェルが友人の思い出に捧げたのと同じように、私もこの曲集を聴くと、一曲一曲に旅の場面が思い浮かぶからです。旅のお供に連れて回った「クープランの墓」。この曲集にはそうした思い出を喚び起こしてくれる曲想があるのかもしれません。 |
Prelude(ジャック・シャルロ中尉の思い出に) |
Fugue(ジャン・クルッピ少尉の思い出に) |
Forlane(ガブリエル・ドゥリュック中尉の思い出に) |
Rigaudon(ピエール&パスカルのゴーダン兄弟尉の思い出に) |
Menuet(ジャン・ドレフュスの思い出に) |
Toccata(ジョゼフ・ドゥ・マルリアーヴ大尉の思い出に) |
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