ビルボードでナンバーワンソングになったかならなかったかは、「金メダルと銀メダル」の違いほどの差があるようです。たかがチャート上の話ですが、聴き手も「1位」と「2位」を意識させられてしまいます(私か? メディアに踊らされてるなぁ)。

 さて、このページでは1999年度のチャートでナンバーワンになれなかった曲を紹介します。

  2018年から、ストリーミングデータ(音楽配信)の集計方法を変更しました。また、これまではチャートの日付の1週間前の火曜日(つまり11日前)に発表されていましたが、データ集計から発表までの期間が短くなり、日付の4日前に発表され、よりリアルタイムに近い発表になりました。 たとえば最新チャートは2021年6月5日です。発表は6月1日(最新の1位はコチラ)。

Billboard.com|2021/06/01更新|

 20年ぶり(←このように書いてから10年以上経っていますねぇ、しみじみ)にリアルタイムでチャートを追いかけられるようになりました。それにしても音楽性が大きく変わったことに驚いています。最初はとまどいもありましたが「ナンバーワンソングだから」という偏った思考でありながら、聴き続けていると耳に馴染むようになってきました。さすがはビルボード・ナンバー・ワン・ソング!
 何年もの間、図書館も含めたレンタルCDなどで曲の収集をしていましたが、今やネット時代の昨今。日本国内のサイトでは実現はまだまだ先の事でしょうが、海外のサイトではチャートのナンバーワンを始めとする、ほとんどの曲がネット上からダウンロードして聴く事が出来るようになりました。私もその恩恵を受けた一人です。本当ならちゃんとした音質で手元に置いておきたいところですが、まぁ、iPodで聴く分にはmp3で充分かなということで(笑)


 

Song 曲目 / アーティスト
Writter 作詞・作曲 etc.
Peak 2位に留まった期間 ♪ひとつが1週間、5週目毎にです
Action Top10圏内の動き(Top10圏内初登場の日付)
No.1 その時1位だった曲
Weeks Hot100内の総週(初登場と最終位のランクと日付)
Top100 年間チャート


Song Nobody's Supposed To Be Here/ Deborah Cox
Writter Montell Jordan, Anthony "Shep" Crawford
Peak Highest charted position No.2, 1998/12/05 -1999/01/16 ♪♪♪♪♪♪♪
Action 10(1998/11/07)、8、5、3、2、2、2、2、2、2、2、2、
                 3、4、3、5、6、7、7、10(1999/03/20)
No.1 I'm Your Angel / Celine Dion & R.Kelly
Have You Ever ? / Brandy
Weeks 29(No.52 ; 1998/10/03 - No.43 ; 1999/04/17)
Top100 No.99 1998、No.9 1999

Taken from Album ONE WISH



 17位に初登場後、2週目にしてTop10にランクインしましたが、その後12月から8週連続で2位でした。初登場したセリーヌ・ディオンに阻まれてしまいました。彼女はセリーヌのバック・シンガーを務めていたこともありました。

 この曲は、同じく2008年に2位となるヒットを飛ばしたMontell Jordanが書いています。コブシの効いたソウルフルな曲で、第2のホイットニーとして売り込まれたことが伺えます。

Deborah Cox.com

☆ONE WISH(72位
♪Things Just Ain't the Same(56位)
♪Nobody's Supposed to Be Here(2位)
♪It's Over Now(70位)
♪We Can't Be Friends/ Deborah Cox with R.L.Huggar(8位)







Song Heartbreak Hotel/ Whitney Houston featuring Faith Evans
Writter C.Schack, K.Karlin, T.Savage
Peak Highest charted position No.2, 1999/03/20 - 04/03 ♪♪♪
Action 7(1999/02/13)、4、3、3、3、2、2、2、5、5、6、6、7、7、8(1999/05/22)
No.1 Believe/ Cher
Weeks 28(No.84 ; 1998/12/26 - No.53 ; 1998/07/11)
Top100 No.4 1999

Taken from Album MY LOVE IS YOUR LOVE



 エルヴィス・プレスリーのカヴァーかと思ったら、新曲。ひところの勢いも陰りを見せつつあり(プライベートでも奇行ばかりが取り沙汰され)、不仲とされるマライア・キャリーとデュエット(映画『プリンス・オブ・エジプト』の挿入曲「When You Believe」)しつつも、話題先行の割には大ヒットになりませんでした。そしてヒットしたのがこちらの曲。個人的にはマライアとの曲の方が感動的でイイと思うのですが、こっちはちょっと地味かな。

Whitney Houston.com

☆MY LOVE IS YOUR LOVE(13位
♪When You Believe/ Whitney Houston with Mariah Carey(15位)
♪Heartbreak Hotel/ Whitney Houston featuring Faith Evans(2位)
♪It's Not Right but It's Okay(4位)
♪My Love Is Your Love(4位)





Song Kiss Me/ Sixpence None The Richer
Writter Matt Slocum
Peak Highest charted position No.2, 1999/05/01
Action 7(1999/03/20)、5、6、6、6、5、2、
                3、3、3、3、5、6、6、9、10(1999/07/03)
No.1 No Scrubs / TLC
Weeks 33(No.90 ; 1999/02/06 - No.48 ; 1999/09/18)
Top100 No.6 1999

Taken from Album SIXPENCE NONE THE RICHER



 風のように爽やかに、羽のような肌触り。。。なんかこういったサウンドを聴いていると、ロックは健在(ヒップホップとかラップばかりが表立っていても)だと思います。ロックと言っても、彼らはソフトロックであり、フォークロック。紅一点のリー・ナッシュの、支えてあげたくなってしまうようなヴォーカルに惹かれてしまいます。打ち込みとかで簡単に作れるサウンドも、こうしたアンサンブルを出すには、やはり人間の温かみのある演奏には叶わない、そんな安堵感さえ感じてしまいます。

 いつの時代にも彼らのようなサウンドは新鮮に感じるもので、かつてはリサ・ローブ、フェアグランド・アトラクション(エディ・リーダー)、エディ・ブリッケル、スザンヌ・ヴェガ、トレイシー・チャップマンなどなど、その登場の度にホッとしたものです。

Leigh Nash.com

☆SIXPENCE NONE THE RICHER(89位
♪Kiss Me(2位)
♪There She Goes(32位)




Song Last Kiss/ Pearl Jam
Writter Wayne Cochran
Peak Highest charted position No.2, 1999/06/26
Action 2(1999/06/26)、3、3、3、4、4、6、8、9、10(1999/08/28)
No.1 If You Had My Love / Jennifer Lopez
Weeks 21(No.84 ; 1999/05/29 - No.46 ; 1999/10/16)
Top100 No.23 1999

Taken from Album NO BOUNDARIES

Pearl Jam.com

 コソボ難民救済のためのチャリティアルバムに提供された楽曲(もともとはファンのために配られたクリスマスのスペシャルシングル)で、それがなんと2位まで上り詰めるヒットになってしまうとは!49位からのジャンプアップで2位でしたが、ジェニファー・ロペスのヒットに陰りのあるタイミングだったら1位になっちゃってたかもしれません。そうしたら、アルバムジャケットのように頭を抱えてしまったかも(笑)

 オリジナルは1964年に、同じく2位まで上昇したJ.Frank Wilson & The Cavaliers。エディの気が抜けたようなヴォーカルがとってもグー。








Song Tell Me It's Real/ K-Ci & Jo Jo
Writter Rory A. Bennett, Cedric Hailey, Joel Lamonte Hailey
Peak Highest charted position No.2, 1999/08/14
Action 3(1999/08/07)、2、3、8(1999/08/28)
No.1 Genie In A Bottle / Christina Aguilera
Weeks 20(No.86 ; 1999/05/29 - No.47 ; 1999/10/09)
Top100 No.48 1999

Taken from Album IT'S REAL


 どうもこの年の2位で止まってしまった曲には同じ傾向があるのか、派手さはないもののしっとりとしたバラード調の曲が多いようです。この兄弟によるデュオも例に漏れず。「兄弟の血は濃し」息のあったハーモニーはどこまでも美しく歌われていきます。結婚式の定番になっているようです。「僕たちの気持ちは本物だよね」って具合に。このなんとも言えない表現(歌唱)には何か神父さん的な魔力が備わっているかのように、ググッと胸に来るものがあります。そんな名曲を拒んだのがクリスティーナ・アギレラ。

 Top10圏内へは16位から一気に3位へジャンプアップしたものの、あっと言う間に減速。。。

☆IT'S REAL(8位
♪Life(60位)
♪Tell Me It's Real(2位)








Song She's All I Ever Had/ Ricky Martin
Writter Jon Secada, Robi Rosa, George Noriega
Peak Highest charted position No.2, 1999/09/25 - 10/02 ♪♪
Action 4(1999/09/18)、2、2、5、6(1999/10/16)
No.1 Unpretty / TLC
Weeks 20(No.63 ; 1999/08/07 - No.74 ; 1999/12/18)
Top100 No.52 1999

Taken from Album RICKY MARTIN



 同じアルバムからナンバーワンになった「Livin' la Vida Loca」からは、彼がこんなにも枯れた声の持ち主だとは気付きませんでした。あの曲だけで終わらせてしまうにはもったいないほどのしっとりとしたバラード。

Ricky Martin.com

☆RICKY MARTIN(1位、1999/05/29♪)
♪Livin' la Vida Loca(1位)
♪She's All I Ever Had(2位)
♪Shake Your Bon-Bon(22位)
♪Private Emotion / Ricky Martin featuring Meja(67位)







Song Music Of My Heart/ 'N Sync & Gloria Estefan
Writter Diane Warren
Peak Highest charted position No.2, 1999/10/16
Action 2(1999/10/16)、3、6(1999/10/30)
No.1 Heartbreaker / Mariah Carey featuring Jay-Z
Weeks 20(No.66 ; 1999/09/04 - No.98 ; 2000/01/22)
Top100 No.97 1999

Taken from Album MUSIC OF THE HEART



 曲のタイトルは「Music Of My Heart」、映画のタイトルは『MUSIC OF THE HEART(ミュージック・オブ・ハート)』と、ちょっとややこしいのですが、メリル・ストリープ主演の音楽学校ドラマ。結末はお約束通りのエンディングを迎えるのですが、そこにたどり着くまでの道のりを描いています。ミュージシャンも本人が出演したりして、音楽ファンにも楽しめる映画ではないでしょうか。

 曲はインシンクにグロリア・エステファンのコラボレーションで、ダイアン・ウォーレンのペンですが、Top10圏内にはわずか3週のみというのは、ちょっと寂しいか。 なお、シングルジャケットでグロリアと並んで唯一コチラを見ているのは、ジャスティン・ティンバーブレイク。

Gloria Estefan.com'N Sync.com

☆MUSIC OF THE HEART(51位
♪Music Of My Heart/ 'N Sync & Gloria Estefan(2位)







Song Sastisfy You/ Puff Daddy featuring R.Kelly
Writter Denzil Foster, Jay King, Jeffrey Walker, Kelly Price, Robert Kelly, Roger Greene,
Sean Combs, Thomas Mcelroy
Peak Highest charted position No.2, 1999/10/30 - 11/13 ♪♪♪
Action 6(1999/10/23)、2、2、2、6、10(1999/11/27)
No.1 Smooth / Santana feaaturing Rob Thomas
Weeks 20(No.74 ; 1999/09/25 - No.80 ; 2000/02/05)
Top100 No.95 1999

Taken from Album FOREVER



  大物二人のコラボ。でも個人的にはどれだけ凄いのか、このジャンルを聞かないのでその凄さが分かりません。しかもどっちがどっちだか。でもチャートによく登場してくれるのでなんとか。ラップがPuff Daddyで、メロディを歌っているのがR.Kellyです。

Sean Combs.comR.Kelly.com

☆FOREVER(2位
♪Sastisfy You/ Puff Daddy featuring R.Kelly(2位)
♪Best Friends/ Puff Daddy featuring Mario Winans(59位)







Song Back At One/ Brian McKnight
Writter Brian McKnight
Peak Highest charted position No.2, 1999/11/20 - 2000/01/08 ♪♪♪♪♪♪♪
Action 8(1999/11/06)、6、2、2、2、2、2、2、2、2、3、4、4、4、6(2000/02/12)
No.1 Smooth / Santana feaaturing Rob Thomas
Weeks 37(No.52 ; 1999/09/04 - No.48 ; 2000/05/06)
Top100 No.17 1999、No.20 2000

Taken from Album BACK AT ONE



 ギターを抱えているから、という先入観で聞き始めるとピアノのイントロにやられます。切々としたバラード。8週間も2位に止まらざるを得なかった名曲です。


One, you're like a dream come true
Two, just wanna be with you
Three, girl it's plain to see
That you're the only one for me and
Four, repeat steps one through three
Five, make you fall in love with me
If ever I believe my work is done
Then I'll start back at one.


Brian McKnight.com

☆BACK AT ONE(7位
♪Back At One/ Brian McKnight(2位)
♪Stay or Let It Go(76位)
♪6, 8, 12(108位)





コチラ(1999)ページでは全米ナンバーワンになった曲を紹介しています。


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