ビルボードでナンバーワンソングになったかならなかったかは、「金メダルと銀メダル」の違いほどの差があるようです。たかがチャート上の話ですが、聴き手も「1位」と「2位」を意識させられてしまいます(私か? メディアに踊らされてるなぁ)。

さて、このページでは1999年度のチャートでナンバーワンになれなかった8曲を紹介します。

 なお、ビルボードのネット上でのランキング発表は、1週間前の木曜日に発表されます。たとえば2012年10月13日付のチャートであれば10月4日に発表されることになります。(最新のチャートはこちら

Billboard.com|2012/10/05更新|

Song 曲目 / アーティスト
Writter 作詞・作曲 etc.
Peak 2位に留まった期間
Action Top10圏内の動き(Top10圏内初登場の日付)
No.1 その時1位だった曲
Weeks Hot100圏内のランクイン総週
Top100 年間チャート




Song Nobody's Supposed To Be Here / Deborah Cox
Writter Montell Jordan, Anthony "Shep" Crawford
Peak 1998/12/05 -1999/01/16 ♪♪♪♪♪♪♪
Action 10(1998/11/07)、8、5、3、2、2、2、2、2、2、2、2、3、4、3、5、6、7、7、10(1999/02/20)
No.1 I'm Your Angel / Celine Dion & R.Kelly
Have You Ever ? / Brandy
Weeks 29
Top100 No. 1998

 17位に初登場後、2週目にしてTop10にランクインしましたが、その後12月から8週連続で2位でした。初登場したセリーヌ・ディオンに阻まれてしまいました。彼女はセリーヌのバック・シンガーを務めていたこともありました。

 この曲は、同じく2008年に2位となるヒットを飛ばしたMontell Jordanが書いています。コブシの効いたソウルフルな曲で、第2のホイットニーとして売り込まれたことが伺えます。



Song Heartbreak Hotel / Whitney Houston featuring Faith Evans
Writter C. Schack/K. Karlin/T. Savage
Peak 1999/03/20-04/03 ♪♪♪
Action 7(1999/02/13)、4、3、3、3、2、2、2、5、5、6、6、7、7、8(1999/05/22)
No.1 Believe / Cher
Weeks 28
Top100 No.4 1999
 エルヴィス・プレスリーのカヴァーかと思ったら、新曲。ひところの勢いも陰りを見せつつあり(プライベートでも奇行ばかりが取り沙汰され)、不仲とされるマライヤ・キャリーとデュエット(映画『プリンス・オブ・エジプト』の挿入曲「When You Believe」)しつつも、話題先行の割には大ヒットになりませんでした。そしてヒットしたのがこちらの曲。個人的にはマライヤとの曲の方が感動的でイイと思うのですが、こっちはちょっと地味かな。


Song Kiss Me / Sixpence None The Richer
Writter Matt Slocum
Peak 1999/05/01 ♪
Action 7(1999/03/20)、5、6、6、6、5、2、3、3、3、3、5、6、6、9、10(1999/07/03)
No.1 No Scrubs / TLC
Weeks 33
Top100 No.6 1999
 風のように爽やかに、羽のような肌触り。。。なんかこういったサウンドを聴いていると、ロックは健在(ヒップホップとかラップばかりが表立っていても)だと思います。ロックと言っても、彼らはソフトロックであり、フォークロック。紅一点のリー・ナッシュの、支えてあげたくなってしまうようなヴォーカルに惹かれてしまいます。打ち込みとかで簡単に作れるサウンドも、こうしたアンサンブルを出すには、やはり人間の温かみのある演奏には叶わない、そんな安堵感さえ感じてしまいます。

 いつの時代にも彼らのようなサウンドは新鮮に感じるもので、かつてはリサ・ローブ、フェアグランド・アトラクション(エディ・リーダー)、エディ・ブリッケル、スザンヌ・ヴェガ、トレイシー・チャップマンなどなど、その登場の度にホッとしたものです。



Song Last Kiss / Pearl Jam
Writter Wayne Cochran
Peak 1999/06/26 ♪
Action 2(1999/06/26)、3、3、3、4、4、6、8、9、10(1999/08/28)
No.1 If You Had My Love / Jennifer Lopez
Weeks 21
Top100 No.23 1999

 コソボ難民救済のためのチャリティアルバムに提供された楽曲で、それがなんと2位まで上り詰めるヒットになってしまいました。49位からのジャンプアップで2位でしたが、ジェニファー・ロペスのヒットに陰りのあるタイミングだったら1位になっちゃってたかもしれません。そうしたら、アルバムジャケットのように頭を抱えてしまったかも(笑)

オリジナルは1964年に、同じく2位まで上昇したJ.Frank Wilson & The Cavaliers。エディの気が抜けたようなヴォーカルがとってもグー。



Song Tell Me It's Real / K-Ci & Jo Jo
Writter Rory A. Bennett, Cedric Hailey, Joel Lamonte Hailey
Peak 1999/08/21 ♪
Action 3(1999/08/07)、2、3、8(1999/08/28)
No.1 Genie In A Bottle / Christina Aguilera
Weeks 20
Top100 No.48 1999

 どうもこの年の2位で止まってしまった曲には同じ傾向があるのか、派手さはないもののしっとりとしたバラード調の曲が多いようです。この兄弟によるデュオも例に漏れず。「兄弟の血は濃し」息のあったハーモニーはどこまでも美しく歌われていきます。結婚式の定番になっているようです。「僕たちの気持ちは本物だよね」って具合に。このなんとも言えない表現(歌唱)には何か神父さん的な魔力が備わっているかのように、ググッと胸に来るものがあります。そんな名曲を拒んだのがクリスティーナ・アギレラ。

 Top10圏内へは16位から一気に3位へジャンプアップしたものの、あっと言う間に減速。。。



Song She's All I Ever Had / Ricky Martin
Writter Jon Secada, Robi Rosa, George Noriega
Peak 1999/09/25-10/02 ♪♪
Action 4(1999/09/18)、2、2、5、6(1999/10/18)
No.1 Unpretty / TLC
Weeks 20
Top100 No.52 1999

 同じアルバムからナンバーワンになった「Livin' la Vida Loca」からは、彼がこんなにも枯れた声の持ち主だとは気付きませんでした。あの曲だけで終わらせてしまうにはもったいないほどのしっとりとしたバラード。



Song Music Of My Heart / 'N Sync & Gloria Estefan
Writter Diane Warren
Peak 1999/10/16 ♪
Action 2(1999/10/11)、3、6(1999/10/30)
No.1 Heartbreaker / Mariah Carey featuring Jay-Z
Weeks 20
Top100 No.97 1999

 曲のタイトルは「Music Of My Heart」、映画のタイトルは『MUSIC OF THE HEART(ミュージック・オブ・ハート)』と、ちょっとややこしいのですが、メリル・ストリープ主演の音楽学校ドラマ。結末はお約束通りのエンディングを迎えるのですが、そこにたどり着くまでの道のりを描いています。ミュージシャンも本人が出演したりして、音楽ファンにも楽しめる映画ではないでしょうか。

 曲はインシンクにグロリア・エステファンのコラボレーションで、ダイアン・ウォーレンのペンですが、Top10圏内にはわずか3週のみというのは、ちょっと寂しいか。



Song Sastisfy You / Puff Daddy featuring R.Kelly
Writter Denzil Foster, Jay King, Jeffrey Walker, Kelly Price, Robert Kelly, Roger Greene,
Sean Combs, Thomas Mcelroy
Peak 1999/10/30-11/13 ♪♪♪
Action 6(1999/10/23)、2、2、2、6、10(1999/11/22)
No.1 Smooth / Santana feaaturing Rob Thomas
Weeks 20
Top100 No.95 1999

 大物二人のコラボ。でも個人的にはどれだけ凄いのか、このジャンルを聞かないのでその凄さが分かりません。しかもどっちがどっちだか。でもチャートによく登場してくれるのでなんとか。ラップがPuff Daddyで、メロディを歌っているのがR.Kellyです。



Song Back At One / Brian McKnight
Writter Brian McKnight
Peak 1999/11/20-2000/01/08 ♪♪♪♪♪♪♪
Action 8(1999/11/06)、6、2、2、2、2、2、2、2、2、3、4、4、4、6
No.1 Smooth / Santana feaaturing Rob Thomas
Weeks 37
Top100 No.17 1999、No.20 2000

 ギターを抱えているから、という先入観で聞き始めるとピアノのイントロにやられます。切々としたバラード。8週間も2位に止まらざるを得なかった名曲です。


One, you're like a dream come true
Two, just wanna be with you
Three, girl it's plain to see
That you're the only one for me and
Four, repeat steps one through three
Five, make you fall in love with me
If ever I believe my work is done
Then I'll start back at one.



 コチラ(1999)ページでは全米ナンバーワンになった曲を紹介しています。