ビルボードでナンバーワンソングになったかならなかったかは、「金メダルと銀メダル」の違いほどの差があるようです。たかがチャート上の話ですが、聴き手も「1位」と「2位」を意識させられてしまいます(私か? メディアに踊らされてるなぁ)。

 さて、このページでは1998年度のチャートでナンバーワンになれなかった7曲を紹介します。なお、ビルボード誌(下のリンク先)では、この年の4月11日付けのチャートが表示されません。「chartDate=1998-04-11」というページ自体は存在しているのですが、チャートを見ると4/4と全く同じです。ここでは4/18のチャートを元に、「先週のランキング(つまり4/11)」を参考にしました。

なお、ビルボードのネット上でのランキング発表は、1週間前の木曜日に発表されます。たとえば2012年10月20日付のチャートであれば10月11日に発表されることになります。(最新のチャートはこちら

Billboard.com|2012/10/13更新|

Song 曲目 / アーティスト
Writter 作詞・作曲 etc.
Peak 2位に留まった期間
Action Top10圏内の動き(Top10圏内初登場の日付)
No.1 その時1位だった曲
Weeks Hot100圏内のランクイン総週
Top100 年間チャート



Song Been Around The World / Puff Daddy & The Family(featuring The Notorious B.I.G. & Mase)
Writter David Bowie, Lisa Stansfield, Ian Devaney, Andy Morris, Sean Combs, Ron Lawrence, Mason Betha, Christopher Wallace, Deric Angeletti
Peak 1998/01/03-01/10 ♪♪
Action 10(1997/12/13)、8、5、2、2、5、4、5、5、5、5、10
No.1 Candle In The Wind / Elton John
Weeks 21
Top100 No.19 1998
 未だにシングルセールスでは記録を持っているエルトン・ジョンの「Candle In The Wind」が立ちはだかっていた頃のヒットです。ソングライターにデビッド・ボウイ、リサ・スタンスフィールドが名を連ねているのはサンプリングで彼らの楽曲を使っているからですが、う〜ん。どうでしょうか、オープニングは「Let's Dance」、Roy Ayersの「Feelin’ Good」、そしてリサの「All Around the World」。私はこういう曲、あまり好きではありません。


Song How Do I Live / LeAnn Rimes
Writter Diane Warren
Peak 1997/12/13-12/27、1998/01/24 ♪♪♪♪
Action 9(1997/08/09)、10、6、6、5、4、5、4、4、3、4、3、3、3、3、3、3、3、2、2、2、
3(1998/01/03)、5、4、2、4、3、3、4、6、10、10(1998/03/13)
No.1 Candle In The Wind / Elton John
Weeks 69
Top100 No.9 1997、No.5 1998
 すでに前年2位にランクインしていましたが、年が明けてから再び2位まで浮上する動きを見せた曲なので、再度紹介しています。

 2009年にJason Mraz'sの「I'm Yours」が記録を塗り替えるまで、Top100圏内69週間最長ランクインという記録を持っていた曲です。作曲者はDiane Warren。本当に名曲を数多く書いてくれるソングライターですね。Top10圏内にも1997年8月9日から1998年5月9日までの32週間もの間ランクインしていました。
 映画『コン・エアー』用に、ダイアンはリアンが歌うことを想定して書いたようですが、実際に使われたのはTrisha Yearwoodの歌う(本人も出演して歌ってます)方でした。

 わずか13歳ながらデビュー曲である「Blue」で、1996年の第36回グラミー賞において新人賞(Best New Artist)と(Best Female Country Vocal Performance)を受賞、この曲も15歳の歌唱(レコーディングは1997年)とは思えないほどです。



Song Frozen / Madonna
Writter Madonna, Patrick Leonard
Peak 1998/04/04 ♪
Action 8(1998/03/21)、5、2、3、4、4、5、9(1998/05/09)
No.1 All My Life / K-Ci & JoJo
Weeks 20
Top100 No.32 1998
 8位に初登場しましたが、勢いは2位まででした。マドンナにとっては6曲目の2位です。マドンナのシングルの中でも300万枚を超えるセールスを記録しています。

 CCRやフォリナーのように2位を6曲も放ってはいますが、「悲劇の6曲目」とか歌われないのは、やはりそれ以上1位(2009年現在12曲)を獲得しているからに他なりません。

Madonna.com


あまりに多いので2位リスト(笑)
Material Girl (1985)
Causing a Commotion (1987)
Express Yourself (1989)
Cherish (1989) 前曲「Express Yourself 」に引きつづき連続で2位でした。
I'll Remember (1994)
Frozen (1998)


Song Let's Ride / Montell Jordan featuring Master P
Writter Teddy Bishop, Montell Du Sean Jordan
Peak 1998/04/11-4/18 ♪♪
Action 6(1998/04/04)、2、2、3、3、7、10(1998/05/16)
No.1 All My Life / K-Ci & JoJo
Weeks 21
Top100 No.27 1998

 疑惑(笑)の4/11付けのチャートで2位となった曲です。スカスカとしたドラム(打ち込みかなぁ)がいいです。どうも「チキチキ(変則)ビート」と呼ばれているようですが。



Song You're Still The One / Shania Twain
Writter Robert John "Mutt" Lange, Shania Twain
Peak 1998/05/02、06/20-08/08 ♪♪♪♪♪♪♪♪
Action 5(1998/04/18)、2、3、3、4、3、3、3、2、2、2、2、2、2、2、2、3、6、7、6、7、9、10(1998/09/26)
No.1 Too Close / Next
My All / Mariah Carey
The Boy Is Mine / Brandy & Monica
Weeks 42
Top100 No. 1998

 14位に初登場し不連続ながら、なんと9週間2位に止まった曲です。Top10圏内には4月18日から9月26日まで23週間ランクインしました。この曲が収録されているアルバムもトータルで3400万枚。女性のソロアーティストとしては最も売れたアルバムとなりました。

 夫婦(当時。2008年に離婚)で書いた曲で、1998年の第41回グラミー賞においてベスト・カントリー・ソング(Best Country Song)とベスト・カントリー女性アーティスト(Best Female Country Vocal Performance)を受賞しています。 ロバートといえば、古くはサヴォイ・ブラウン、AC/DC、デフ・レパードなどの「ランジ節」を前回したプロデューサーでしたが、90年代はブライアン・アダムスの良きパートナーとして活動していました。私がシャナイア・トゥエインを聞くきっかけもロバートとの関わりからでした。

 なお、このアルバムはUS盤とインターナショナル盤という二種類が存在し、サウンド自体もリミックスされています。この「」You're Still The One」もカントリー色が少々増したモノがフューチャーされています。(わからん楽器のソロがスティールギターになってたり・・・)



Song My Way / Usher
Writter Usher Raymond
Peak 1998/08/15-08/29 ♪♪♪
Action 9(1998/06/27)、5、4、3、3、3、3、2、2、2、4、4、4、4、6、8(1998/10/10)
No.1 The Boy Is Mine / Brandy & Monica
Weeks 24
Top100 No.16 1998

 1997年にリリースされたUsherの2ndアルバムは、プロデューサーにBabyfaceとJermaine Dupriを迎えて制作ました。このアルバムからは「Nice And Slow」がナンバーワンとなり、Usherは一躍人気アーティストの仲間入りをすることになります。

 ヨヨヨヨー、というラップにはおきまりの歌詞が出てきますが、ラップらしくないしっとりとしたR&Bです。

Usher.com



Song Nobody's Supposed To Be Here / Deborah Cox
Writter Montell Jordan, Anthony "Shep" Crawford
Peak 1998/12/05 -1999/01/16 ♪♪♪♪♪♪♪
Action 10(1998/11/07)、8、5、3、2、2、2、2、2、2、2、2、3、4、3、5、6、7、7、10(1999/02/20)
No.1 I'm Your Angel / Celine Dion & R.Kelly
Have You Ever ? / Brandy
Weeks 29
Top100 No.99 1998、No.9 1999

 17位に初登場後、2週目にしてTop10にランクインしましたが、その後12月から8週連続で2位でした。初登場したセリーヌ・ディオンに阻まれてしまいました。彼女はセリーヌのバック・シンガーを務めていたこともありました。

 この曲は、同じく2008年に2位となるヒットを飛ばしたMontell Jordanが書いています。コブシの効いたソウルフルな曲で、第2のホイットニーとして売り込まれたことが伺えます。



 コチラ(1998)ページでは全米ナンバーワンになった曲を紹介しています。


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