ビルボードでナンバーワンソングになったかならなかったかは、「金メダルと銀メダル」の違いほどの差があるようです。たかがチャート上の話ですが、聴き手も「1位」と「2位」を意識させられてしまいます(私か? メディアに踊らされてるなぁ)。

 さて、このページでは1998年度のチャートでナンバーワンになれなかった曲を紹介します。

2018年から、ストリーミングデータ(音楽配信)の集計方法を変更しました。また、これまではチャートの日付の1週間前の火曜日(つまり11日前)に発表されていましたが、データ集計から発表までの期間が短くなり、日付の4日前に発表され、よりリアルタイムに近い発表になりました。 たとえば最新チャートは2021年5月8日です。発表は5月4日(最新の1位はコチラ)。

Billboard.com|2021/05/05更新|

 20年ぶり(←このように書いてから10年以上経っていますねぇ、しみじみ)にリアルタイムでチャートを追いかけられるようになりました。それにしても音楽性が大きく変わったことに驚いています。最初はとまどいもありましたが「ナンバーワンソングだから」という偏った思考でありながら、聴き続けていると耳に馴染むようになってきました。さすがはビルボード・ナンバー・ワン・ソング!
 何年もの間、図書館も含めたレンタルCDなどで曲の収集をしていましたが、今やネット時代の昨今。日本国内のサイトでは実現はまだまだ先の事でしょうが、海外のサイトではチャートのナンバーワンを始めとする、ほとんどの曲がネット上からダウンロードして聴く事が出来るようになりました。私もその恩恵を受けた一人です。本当ならちゃんとした音質で手元に置いておきたいところですが、まぁ、iPodで聴く分にはmp3で充分かなということで(笑)

 

Song 曲目 / アーティスト
Writter 作詞・作曲 etc.
Peak 2位に留まった期間 ♪ひとつが1週間、5週目毎に♪です
Action Top10圏内の動き(Top10圏内初登場の日付)
No.1 その時1位だった曲
Weeks Hot100内の総週(初登場と最終位のランクと日付)
Top100 年間チャート


Song Been Around The World
   / Puff Daddy & The Family(featuring The Notorious B.I.G. & Mase)
Writter David Bowie, Lisa Stansfield, Ian Devaney, Andy Morris, Sean Combs, Ron Lawrence, Mason Betha, Christopher Wallace, Deric Angeletti
Peak Highest charted position No.2, 1998/01/03 - 01/10 ♪♪
Action 10(1997/12/13)、8、5、2、2、5、4、5、5、5、5、10(1998/02/28)
No.1 Candle In The Wind / Elton John
Weeks 21(No.25 ; 1997/12/06 - No.48 ; 1996/04/25)
Top100 No.19 1998

Taken from Album NO WAY OUT



 未だにシングルセールスでは記録を持っているエルトン・ジョンの「Candle In The Wind」が立ちはだかっていた頃のヒットです。ソングライターにデビッド・ボウイ、リサ・スタンスフィールドが名を連ねているのはサンプリングで彼らの楽曲を使っているからですが、う〜ん。どうでしょうか、オープニングは「Let's Dance」、Roy Ayersの「Feelin’Good」、そしてリサの「All Around the World」。私はこういう曲、あまり好きではありません。


Sean Combs.com

☆NO WAY OUT(1位、08/09、08/23 - 08/30、09/13♪♪♪♪
♪Can't Nobody Hold Me Down/ Puff Daddy featuring Mase(1位)
♪I'll Be Missing You/ Puff Daddy & Faith Evans featuring 112(1位)
♪Been Around The World/ Puff Daddy featuring The Notorious B.I.G. & Mase(2位)
♪Victory/ Puff Daddy featuring The Notorious B.I.G. & Busta Rhymes)(19位)

1997年度第40回グラミー
♪Best Rap Album
♪Best Rap Performance By A Duo Or Group
  ; I'll Be Missing You / Puff Daddy & Faith Evans featuring 112








Song How Do I Live/ LeAnn Rimes
Writter Diane Warren
Peak Highest charted position No.2, 1997/12/13 - 12/27、1998/01/24 ♪♪♪♪
Action 9(1997/08/09)、10、6、6、5、4、5、4、4、3、4、3、3、3、3、3、3、3、
       2、2、2、3、5、4、2、4、3、3、4、6、10、10(1998/03/14)
No.1 Candle In The Wind / Elton John
Truly Madly Deeply / Savage Garden
Weeks 69(No.89 ; 1997/06/21 - No.45 ; 1998/10/10)
Top100 No.9 1997、No.5 1998


LeAnn Rimes.comDiane Warren.com

 2009年にJason Mraz'sの「I'm Yours」が記録を塗り替えるまで、Top100圏内69週間最長ランクインという記録を持っていた曲です(ちなみに最長記録は2014年にImagine Dragonsが記録したRadioactiveで87週間)。作曲者はDiane Warren。本当に名曲を数多く書いてくれるソングライターですね。Top10圏内にも1997年8月9日から1998年3月14日までの32週間もの間ランクインしていました。
 わずか13歳ながらデビュー曲である「Blue」で、1996年の第36回グラミー賞において新人賞(Best New Artist)と(Best Female Country Vocal Performance)を受賞、この曲も15歳の歌唱(レコーディングは1997年)とは思えないほどです。

 映画『コン・エアー』用に、作者のダイアン・ウォーレン(Diane Warren)はリアンが歌うことを想定して書いたようですが、実際に使われたのはTrisha Yearwoodの歌う(本人も出演して歌ってます)方でした。こちらは12週ランクインし最高位は23位(07/26-08/02)







Song Frozen/ Madonna
Writter Madonna, Patrick Leonard
Peak Highest charted position No.2, 1998/04/04
Action 8(1998/03/21)、5、2、3、4、4、5、9(1998/05/09)
No.1 All My Life / K-Ci & JoJo
Weeks 20(No.8 ; 1998/03/21 - No.42 ; 1998/11/28)
Top100 No.32 1998

Taken from Album RAY OF LIGHT



  8位に初登場しましたが、勢いは2位まででした。マドンナにとっては6曲目の2位です。マドンナのシングルの中でも300万枚を超えるセールスを記録しています。
 CCRやフォリナーのように2位を6曲も放ってはいますが「悲劇の6曲目」とか歌われないのは、やはりそれ以上1位(2021年現在12曲)を獲得しているからに他なりません。

あまりに多いので2位リスト(笑)
Material Girl (1985)
Causing a Commotion (1987)
Express Yourself (1989)
Cherish (1989) 前曲「Express Yourself 」に引きつづき連続で2位でした。
I'll Remember (1994)
Frozen (1998)

Madonna.com

☆RAY OF LIGHT(2位
♪Frozen(2位)
♪Ray of Light(5位)
♪ The Power of Good-Bye(11位)
♪ Nothing Really Matters(93位)
1998年度第41回グラミー
♪Best Dance Recording; Ray Of Ligh
♪Best Pop Album







Song Let's Ride/ Montell Jordan featuring Master P
Writter Teddy Bishop, Montell Du Sean Jordan
Peak Highest charted position No.2, 1998/04/11 - 4/18 ♪♪
Action 6(1998/04/04)、2、2、3、3、7、10(1998/05/16)
No.1 All My Life / K-Ci & JoJo
Weeks 21(No.84 ; 1998/03/07 - No.43 ; 1998/17/25)
Top100 No.27 1998

Taken from Album LET'S RIDE



 疑惑(笑)の4/11付けのチャートで2位となった曲です。スカスカとしたドラム(打ち込みかなぁ)がいいです。どうも「チキチキ(変則)ビート」と呼ばれているようですが。

Montell Jordan.com

☆LET'S RIDE(20位
♪Let's Ride(2位)
♪I Can Do That(14位)







Song You're Still The One / Shania Twain
Writter Robert John "Mutt" Lange, Shania Twain
Peak Highest charted position No.2, 1998/05/0206/20 - 08/08 ♪♪♪♪♪♪♪♪
Action 5(1998/04/18)、2、3、3、4、3、3、3、2、2、2、2、2、2、2、2、
                    3、6、7、6、7、9、10(1998/09/26)
No.1 Too Close/ Next
My All / Mariah Carey
The Boy Is Mine / Brandy & Monica
Weeks 42(No.51 ; 1998/02/14 - No.23 ; 1998/11/28)
Top100 No. 1998

Taken from Album COME ON OVER



 14位から5位へジャンプアップしたものの、その後、なんと9週間2位に止まった曲です。Top10圏内には4月18日から9月26日まで23週間ランクインしました。この曲が収録されているアルバムもトータルで3400万枚。女性のソロアーティストとしては最も売れたアルバムとなりました。

 当時夫婦(2008年に離婚)で書いた曲で、1998年の第41回グラミー賞においてベスト・カントリー・ソング(Best Country Song)とベスト・カントリー女性アーティスト(Best Female Country Vocal Performance)を受賞しています。 ロバートといえば、古くはサヴォイ・ブラウン、AC/DC、デフ・レパードなどの「ランジ節」を前回したプロデューサーでしたが、90年代はブライアン・アダムスの良きパートナーとして活動していました。私がシャナイア・トゥエインを聞くきっかけもロバートとの関わりからでした。

 なお、このアルバムはUS盤とインターナショナル盤という二種類が存在し、サウンド自体もリミックスされています。この「You're Still The One」もカントリー色が少々増したモノがフューチャーされています。(わからん楽器のソロがスティールギターになってたり・・・)

Shania Twain.com

☆COME ON OVER(2位
♪Love Gets Me Every Time(25位)
♪Don't Be Stupid (You Know I Love You)(40位)
♪You're Still the One(2位)
♪From This Moment On(4位)
♪That Don't Impress Me Much(7位)
♪Man! I Feel Like a Woman!(23位)
♪You've Got a Way(49位)
♪Come On Over(58位)
1998年度第41回グラミー
♪Best Female Country Vocal Performance
♪Best Country Song; You're Still the One







Song My Way/ Usher
Writter Usher Raymond
Peak Highest charted position No.2, 1998/08/15 - 08/29 ♪♪♪
Action 9(1998/06/27)、5、4、3、3、3、3、2、2、2、
               4、4、4、4、6、8(1998/10/10)
No.1 The Boy Is Mine / Brandy & Monica
Weeks 24(No.13 ; 1998/06/20 - No.36 ; 1998/11/28)
Top100 No.16 1998

Taken from Album MY WAY



  1997年にリリースされたUsherの2ndアルバムは、プロデューサーにBabyfaceとJermaine Dupriを迎えて制作ました。このアルバムからは「Nice And Slow」がナンバーワンとなり、Usherは一躍人気アーティストの仲間入りをすることになります。

 ヨヨヨヨー、というラップにはおきまりの歌詞が出てきますが、ラップらしくないしっとりとしたR&Bです。

Usher.com

☆MY WAY(4位
♪You Make Me Wanna(2位)
♪Nice And Slow(1位)
♪My Way(2位)







Song Nobody's Supposed To Be Here/ Deborah Cox
Writter Montell Jordan, Anthony "Shep" Crawford
Peak Highest charted position No.2, 1998/12/05 -1999/01/16 ♪♪♪♪♪♪♪
Action 10(1998/11/07)、8、5、3、2、2、2、2、2、2、2、2、
                 3、4、3、5、6、7、7、10(1999/03/20)
No.1 I'm Your Angel / Celine Dion & R.Kelly
Have You Ever ? / Brandy
Weeks 29(No.52 ; 1998/10/03 - No.43 ; 1999/04/17)
Top100 No.99 1998、No.9 1999

Taken from Album ONE WISH



 17位に初登場後、2週目にしてTop10にランクインしましたが、その後12月から8週連続で2位でした。初登場したセリーヌ・ディオンに阻まれてしまいました。彼女はセリーヌのバック・シンガーを務めていたこともありました。

 この曲は、同じく2008年に2位となるヒットを飛ばしたMontell Jordanが書いています。コブシの効いたソウルフルな曲で、第2のホイットニーとして売り込まれたことが伺えます。

Deborah Cox.com

☆ONE WISH(72位
♪Things Just Ain't the Same(56位)
♪Nobody's Supposed to Be Here(2位)
♪It's Over Now(70位)
♪We Can't Be Friends/ Deborah Cox with R.L.Huggar(8位)





コチラ(1998)ページでは全米ナンバーワンになった曲を紹介しています。


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