ビルボードでナンバーワンソングになったかならなかったかは、「金メダルと銀メダル」の違いほどの差があるようです。たかがチャート上の話ですが、聴き手も「1位」と「2位」を意識させられてしまいます(私か? メディアに踊らされてるなぁ)。

さて、このページでは1984年度のチャートでナンバーワンになれなかった7曲を紹介します。

なお、ビルボードのネット上でのランキング発表は、1週間前の木曜日に発表されます。たとえば2012年10月20日付のチャートであれば10月11日に発表されることになります。(最新のチャートはこちら

Billboard.com|2012/10/15更新|

Song 曲目 / アーティスト
Writter 作詞・作曲 etc.
Peak 2位に留まった期間
Action Top10圏内の動き(Top10圏内初登場の日付)
No.1 その時1位だった曲
Weeks Hot100圏内のランクイン総週
Top100 年間チャート



Joanna / Kool & The Gang
SongJoanna / Kool & The Gang
Writter Kool & The Gang, James JT Taylor, Charles Smith
Peak Highest charted position No.2, 1984/02/11 ♪
Action 8(1/21)、6、4、2、3、6
No.1 karma Chameleon / Culture Club
Weeks 15
Top100 No.24 1984

 アルバム『IN THE HEART』からは、この「Joanna」の他、「Tonight」が13位というスマッシュヒットを飛ばしています。1981年の「Celebration !」はファンクバンドという感じがモロしましたが、こちらのバラードからは、そうしたファンクの香りがありません。

 


☆IN THE HEART(29位)
♪Straight Ahead
♪Joanna(2位)
♪Tonight(13位)
♪When You Say You Love Somebody (In the Heart


Song 99 Luftballons / Nena
Writter Rodney CrowellCarlo Karges, Joem Fehrenkrog Peterson
Peak Highest charted position No.2, 1984/03/03 ♪
Action 4(2/19)、3、2、3、4、7
No.1 Jump / Van Halen
Weeks 23
Top100 No.28 1984

 今でも話題となる「ネーナの脇毛」は、あのかわいい表情とのギャップで、かなりショッキングなPVでした(笑)。当時は世界中で核廃絶運動が行われ、政治的、戦争反対のメッセージを歌にするアーティストが多かった時期でした。日本のアーティストにはほとんど見受けられない現象でした。そんな中、皮肉な内容に仕上げたこの歌は、オリジナルがドイツ語というメッセージソングにも係わらず大ヒットとなりました。1位になれば快挙だったのですが、それをヴァン・ヘイレンが拒んでしまったのです。シンセサイザーをたっぷりと使い、ネーナの垂れ目、舌っ足らずな歌い方が印象的なグループでした。

Nena.com



Song Girls Just Want To Have Fun / Cyndi Lauper
Writter Robert Hazard
Peak Highest charted position No.2, 1984/03/10-03/17 ♪♪
Action 9(2/19)、4、3、2、2、3、5、9
No.1 Jump / Van Halen
Weeks 25
Top100 No.15 1983

  強烈なデビュー(たぶん、それはビジュアルが)を飾ったシンディ・ローパーのこの曲が収録されているアルバムは、デビューアルバムから4曲連続Top10入りという快挙となりました(その直前、カルチャー・クラブが3曲連続という記録を作ったのも束の間・・・)。

 この曲のアンサーソングとして、モトリー・クルーの「Smoke In The Boys Room」がPVでウケてましたっけ。


☆SHE'S SO UNUSUAL(4位)
♪Girls Just Want to Have Fun(2位)
♪Time After Time(1位)
♪She Bop(3位)
♪All Through The Night(5位)
♪Money Changes Everything(27位)

1984年度第27回グラミー賞
♪Best New Artist(最優秀新人賞



Song Somebody's Watching Me / Rockwell featuring Michael Jackson
Writter Rockwell, Curtis Anthony Nolen
Peak Highest charted position No.2, 1984/03/14-04/07 ♪♪♪
Action 7(3/3)、5、3、2、2、2、3、7
No.1 Jump / Van Halen
Footloose / Kenny Loggins
Weeks 19
Top100 No.26 1984

 『THRILLER』でスーパースターとなったマイケルがバック・ヴォーカルで参加して、とてつもないぐらい話題になった曲。本名ケネス・ゴーディ。あのモータウンの生みの親であるベリー・ゴーディの息子。

♪I always feel like somebody's watching me

 このパートだけでしたが、ロックウェルのラップ調のヴォーカルとダブって印象的なメロディをマイケルが歌っています。ロックウェルは既に引退し、裏方へ。2009年に急逝したマイケルの、比較的珍しい他アーティストへの客演でした。

SOMEBODY'S WATCHING ME


Song Dancing In The Dark / Bruce Springsteen
Writter Bruce Springsteen
Peak Highest charted position No.2, 1984/06/30-07/21 ♪♪♪♪
Action 9(6/16)、4、2、2、2、2、3、4、7
No.1 The Reflex / Duran Duran
When Doves Cry / Prince
Weeks --
Top100 No.14 1984
 ブルース本人にとって最大のヒット(?)になったのがコレ。ファンにはあまり印象が良くないPVとかあっても、記録上は4週間も2位まで上り詰めました。おまけにグラミーも受賞してしまうし。アルバムは大ヒット。


☆BORN IN THE U.S.A.(1位、1984/07/07-08/03、1985/01/19-02/08 ♪♪♪♪♪♪
♪Dancing In The Dark (2位)
♪Cover Me (7位)
♪Born In The U.S.A. (9位)
♪I'm On Fire (6位)
♪Glory Days (5位)
♪I'm Goin' Down(9位)

1984年度第27回グラミー賞
♪Best Rock Vocal Performance, Male(最優秀男性ポップヴォーカル賞)♪My Hometown (6位)



Song Purple Rain / Prince & The Revolution
Writter Prince
Peak Highest charted position No.2, 1984/11/17-11/24 ♪♪
Action 9(10/20)、4、3、3、2、2、4
No.1 Wake Me Up Before You Go-GO / Wham !
Weeks 16
Top100 ランクインせず

 後半のギターソロはプリンスが、ギタリストとしても最高のパフォーマンスを演じることができるという表れなのでしょう。アルバムタイトル曲であるこの曲は、映画の中でもハイライトシーンで登場します。

Prince.com


☆PURPLE RAIN(1位、1984/08/04-1985/01/18 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪)
♪When Doves Cry (1位)
♪Let's Go Crazy (1位)
♪Purple Rain (2位)
♪I Would Die 4 U (8位)
♪Take Me With U (25位)

1984年度第27回グラミー賞
♪Best Rock Performance By A Duo Or Group With Vocal
(最優秀ロック・パフォーマンス賞-デュオまたはグループ)
♪Best Album Of Original Score Written For A Motion Picture Or A Television Special



Song The Wild Boys / Duran Duran
Writter Simon LeBon, Andy Taylor, Nick Rhodes, John Taylor, Roger Taylor
Peak Highest charted position No.2, 1984/12/15-1985/01/05 ♪♪♪♪
Action 7(12/1)、4、2、2、2、2、3、7
No.1 Like A Virgin / Madonna
Weeks 18
Top100 No.36 1985

 あまりデュランデュランは好きではないのですが、この曲の格好良さだけは例外でした(あと「New Moon On Monday」)。毎回PVが話題のデュランデュランですが、このPVも話題(制作費)となった一本でした。この曲はライヴアルバムに収録されたスタジオ録音。

 この曲は格闘技のミルコ・クロコップのテーマ曲に使われた曲でもあります。私は未体験ですが、格闘技ファンがいるときにこの曲がかかると「おっ!ミルコのテーマじゃん!」っとか言われて「はぁ?」という思いを何度かしたものです(笑)


☆ARENA(4位
♪The Wild Boys (2位)


コチラ(1984)ページでは全米ナンバーワンになった曲を紹介しています。