星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)

 2024年のお月見カレンダーです。「月待信仰」によるお月見は地域により風習が異なったりして、違いを調べるのも面白いです。ここでは代表的な「お月見」を取り上げています。本来(の宗教的な意味で全国を眺めてみると)なら、ほぼ毎日がお月見になるような感じです(笑)。それだけに日本人と月は切っても切り離せない関係にあるといえ、ますます月の存在が愛おしく感じます。

 特に「月待信仰」となる「○夜待ち」には毎月対象となっている地域もあるようです。農村部などでときどき見かける石碑に「何夜」と彫られてあるかを歩き訪ねる面白さも、このお月見にはあります。最近では、実際にお月見(特に月の出)に関係なく、真面目に儀式だけを執り行うところや、単に集まってワイワイ賑わうだけの場所もあるようです。

  飲んで騒いで話し込んで疲れて帰る… そういえば浮世絵などで描かれている二十六夜待ちなども、多くの庶民が月待(深夜の月出)を待つことなく、酔い潰れてしまうので、実際に昇ってくるところを見ているのは、お店の後片付けの店員だけだった、という話もあるそうです(確かにねー)。




お月見カレンダー
名称 旧暦 2024年
二十三夜待ち:にじゅうさんやまち 1月23日 3月3日
二十六夜待ち:にじゅうろくやまち 1月26日 3月6日
二十三夜待ち 5月23日 6月28日
盆の月:ぼんのつき
7月15日 8月18日
二十六夜待ち 7月26日 8月29日
★ ★ ★
小望月:こもちづき、待つ宵 8月14日 9月16日
十五夜:じゅうごや、中秋の名月、芋名月 8月15日 9月17日
十六夜:いざよい
8月16日 9月18日
立待月:たちまちづき 8月17日 9月19日
居待月:いまちづき 8月18日 9月20日
寝待月:ねまちづき(臥待月:ふしまちづき) 8月19日 9月21日
更待月:ふけまちづき 8月20日 9月22日
★ ★ ★
十三夜:じゅうさんや、栗名月、後の月 9月13日 10月15日
二十三夜待ち 9月23日 10月25日
★ ★ ★
十日夜:とおかんや 10月10日 11月10日
     


 

 日常的にもっとも天文を意識できるのは太陽であり、月ではないでしょうか? そして月は毎日刻々と形を変えて私たちの生活にも影響を与えてくれています。ここではその月の満ち欠けをご紹介します。

写真は画面下が基本的に地平線となり、月齢の数値は目安です。前後1日ぐらい余裕見て下さい(笑)。

撮影データ時の月齢は国立天文台の暦計算室にて計算しています。

 

月齢0 (29)
2012年5月21日07h35m(月齢29.6)
2019年1月6日10h07m(月齢29.7)
 
 新月は通常太陽と同じ方向にあって見ることができませんが、ごくまれに、つまり日食のときだけ太陽を食しているところをのぞき見することができます。きれいにまん丸く見るためには、さらに皆既日食(私はまだ見たことがありません)か金環日食を待つしかありません。幸い、1989年と2012年の2回見ることが出来ました。ただし、皆既もしくは金環日食の時だけが新月というわけではありません。

 

月齢1
2024年2月11日17h44m(月齢1.3)
2016年2月10日18h07m(月齢1.8)
2011年10月28日17h43m
 月齢1.5という細い月を見るのは、もしかしたらこれが初めてかもしれません。ただ、この数値だけで想像すると、ずっと見やすかったかもしれません。この日は北側には宵の明星も輝いていました。(下の写真)
2011年10月28日17h49m
2016年2月10日19h07m


月齢2
2016年2月11日17h35m(月齢2.7)
2016年2月11日18h03m(月齢2.8)
 月齢2とは言っても、ほとんど3に近い月相。地平線に沈むころは真っ赤に染まり、ほとんど地上の景色と同化してしまって、これに気づいた人はほとんどいなかったかもしれません。


月齢3
2015年11月16日16h52m(月齢3.6)
2015年11月16日17h14m(月齢3.6)
 いわゆる「三日月」というのは月齢4前後の月の形なので、雨上がりの空に、雲のまにまに顔を出してくれた今日の月は、日の入り直後はまだ地平線に近いから、よほど空の開けたところでないと見つけることは難しいかもしれません。それに春と秋とでは空の状態が違うので、探すなら澄んだ秋の夕暮れがいいと思います。


月齢5
2015年10月18日13h45m(月齢5.2)
2015年10月18日17h06m(月齢5.2)
 昼間の透明度が良いと見つけやすいのですが、この時期はまだ水蒸気やら都会の汚れた空気やらで見つけづらく、太陽に近いとなおさら。建物の陰に太陽光を隠してなんとか見つかったときは、海水の中の透けたクラゲのように。その時はもっと細い月のイメージがありましたが、だんだん光を蓄えてくると、結構な太さでした。


月齢6
2015年9月19日18h40m(月齢6.1)
2015年10月19日21h04m(月齢6.5)
 正午月齢は6.1。地平線に没したのは21:35。その直前は大気のせいで皆既月食のように真っ赤に染まっていました。ここまで地平線に低く赤黒いと、該当のような形で気づかれにくいかも…


月齢7
2015年9月20日18h53m(月齢7.3)
 正午月齢は6.8。ぱっと見、半月に近くまだ薄明中の夕空に真っ白な形が目を引きます。


月齢8
2015年9月21日21h42m(月齢8.3)
 正午月齢は7.8、撮影時は8.3。くっきりと真っ二つのように見えて、よく見ると欠け際の凸凹は、いつみても神秘感を覚えます。


月齢9
2015年9月22日(月齢9)
2022年11月3日20h01m(月齢9)
 正午月齢は8.8。白昼の月を探すのは結構骨の折れる作業で、この日も13:08に東の空に顔を出すというのに、実際に肉眼で見ることができたのは1時間近く経ってのこと。。


月齢10
2015年9月23日16h50m(月齢10)
2022年11月4日17h27m(月齢9.9)
 正午月齢は9.8、まだ陽のあるうちは、青空の中にその姿を見つけるのに少々時間が掛かりますが、日が暮れると夜道を明るく照らしてくれるようになります。前の日と比べると、だんだん丸みを帯びてコロコロとした形になって行きます。


月齢12
2015年10月25日17h17m(月齢12.3)
2015年10月25日22h34m(月齢12.6)
 秋も深まる旧暦9月のこの月は、夕方の透明度も高く、地平線に上った直後に真っ白な姿を現してくれます。夕方から明け方まで、夜道を明るく照らし出してくれます。まん丸ではない、いびつな形に惹かれる昔の人たちの気持ちがわかるような気がします。


月齢13
2015年10月26日22h50m(月齢13.6)
 旧暦9月13日に上ってくる月を、その形から「栗名月」といい、8月15日の「十五夜」と合わせて観ることでお月見といって庶民の娯楽となっていました。どちらか片方だけしか見ないことを「片見月」といって、忌み嫌っていたようですが、ようは月見で飲み食いしたい庶民の楽しみとして、そんな習慣になって行ったのではないでしょうか?

 この写真の月は月齢13なので、昨日が暦上「十三夜」だから、暦と月齢が一致している年なら、これが「栗名月」となります。このページを作ったのが2015年で、この年はいずれも1日ずれてしまっているので、ややこしい感ありありです。肉眼で見ると、「ほぼ満月じゃん」でした(笑)。


月齢14
2015年9月27日22h39m(月齢14.1)
358,020km
2015年10月27日23h54m(月齢14.6)
358,655km
 左の月は2015年の「中秋の名月」なのに、ほぼまん丸なのに、翌日11時51分が天文学上の「満月の瞬間」のため「十五夜なのになんで満月じゃない」という混乱が… 
 右側の月は2022年、満月と中秋の名月が重なりました。翌月の月齢14の月。満月に近づいているためけ、幾分平面に見えるのは気のせいでしょうか?見かけの大きさもスーパームーンと騒がれたころの距離とほぼ同じなのに、騒がれず。
 なお、朔望月の周期は平均すると29.5306日なので、望、つまり満月は単純にその半分のところで起きることになり、その計算で計ると満月は月齢約14.8くらいになるとのこと。私など、月齢がよくわかっていない頃、「十五夜」と連想して「完全満月は月齢15」などと思ってました。


2022年11月8日 19h59m 皆既月食(食の最大)
左下に見えている輝星は天王星。このあと「天王星食」となる。

月齢15
2022年9月11日21h52m(月齢15.2)
371,338km
2015年10月28日22h16m(月齢15.6)
360,432km

 撮影当日は「スーパームーン(天文学上は特に意味なし、占星術の世界から生まれた言葉)」で、皆既月食だったそうです。残念ながら日本からは見られず。月齢15の満月は、理論上太陽と地球と月が一直線に並ぶため、太陽の光を受けた地球の影が後ろに伸び、それが月にあたって月食を起こします。

2014年10月8日20h07m(月齢14.2)
2010年1月1日06h08m(月齢15.4)
 2012年5月6日の満月は、「スーパームーン」という言葉が流行るきっかけとなった、大きく真っ赤な月の出となりました。私も電車の車窓越しにビルとビルの間に浮かぶ、まるで皆既月食のような満月を眺めていました。その半月後の5月21日に、見事に太陽と共にコラボレーションして金環日食を見せてくれたので、覚えている方も多いのではないでしょうか。
 右側の元旦の月は、旧暦では絶対にありえない暦の月。なぜなら旧暦1日は、必ず新月だったのですから。旧暦8月15日の夜に現れるまん丸のお月様(満月)を「十五夜」と呼ぶのはこのためです。また、「芋名月」ともいい、9月13日の「栗名月」と併せてお月見を楽しんでいました。

 左側の赤い月は皆既月食、右側は深夜から明け方にかけて起きた部分月食のあとの月。



2022年の中秋の名月

月齢16
2015年9月29日22h36m(月齢16.3)
2015年9月30日05h10m(月齢16.6)
 
 2015年8月1日19h33m(月齢16.4)。なんと真っ赤に燃えるような月の出でしょう。地平線に近く、大気の影響でしたが、皮肉にも前日は俗名でブルームーン(同じ月に2回満月になること←だからといってなんの意味もない)とでした。この日は、このあと地元の花火大会で、時々煙幕でかすむシーンも。

「そういえばおとといはブルームーンだったよねー」
「そうそう、でも青く見えなかったよ」
「だよねー、その代り昨日の月は真っ赤で気味悪かった」

 という会話が、この月の翌日、職場で交わされているのを、となりでニヤニヤ聞いているのでした(笑)。みなさん、ちゃんと空に関心は持っているんだなぁと、ちょっと嬉しく思いました。前日が満月だったので、この満月状の月は天文学的には月齢16です。

 旧暦8月15日の月を「十五夜(じゅうごや)」、翌日の8月16日を「十六夜(いざよい)」と呼びます。とても風情のある良い名称だと思いますが、意味が分かって初めて読める?


月齢17
2015年9月30日21h51m(月齢17.3)
2015年10月1日05h16m(月齢17.6)
 
 旧暦8月17日の名称に立待月(たちまちづき)と言いう名が付けられています。日も暮れて「立ち話をしているぐらいの間には昇ってくるところが見られる」という意味でしょうね。形としては栗名月の逆に近い、コロコロと良い形をしていると思います(笑)。


月齢18
2015年11月1日00h07m(月齢18.6)
2015年9月2日21h37m(月齢18.9)
 旧暦8月の名称で居待月(いまちづき)と呼んでいます。昨晩までは日も暮れて「立ち話をしているぐらいの間には昇ってくるところが見られる」というぐらいでしたが、そろそろ暗くなり、一杯やりながら(?)待っていれば昇ってくるのが見られる、という意味でしょう(私は飲まないので、飲んでいる人の隣で何かつまむ程度ですが…)。11/1の月は21:10出、9/2の月は20:30に東の地平線に顔を出しました。半月に近い印象で、顔を出した直後は待っている人に合わせてか、赤ら顔のことが多いです(笑)。


月齢19
2015年9月3日05h53m(月齢19.2)
2015年12月2日00h57m(月齢19.9)
  旧暦8月の名称では月齢19頃の月を「寝待月(ねまちづき)」「臥待月(ふしまちづき)」と言います。立って待つ、座って待つ、そして寝ながら待つ、という観月者の姿勢がそのまま月の形の名称にしているなんて、日本人のわびさびの世界観が垣間見られるようで、楽しい名称です。明け方の南西にの空に傾く真っ白な姿が印象的で、凛とした冷たい空気を思い出します。


月齢20
2015年10月3日23h16m(月齢20.3)
2015年10月4日06h04m(月齢20.6)
 半月に近い月齢20の月を、旧暦8月には「更待月(ふけまちづき)」と呼んでいます。左側の月は撮影の2時間ほど前に地平線から姿を現し(21h32m)、建物の陰にいて気づかなかったのですが、昇りたての姿は満月ほどのインパクトもなく、「あっ、赤い月だ」という具合になりましょうか。
 明け方の真っ白い月が西の空に残ります(右側の写真)が、空気が澄んで透明度が高いと、意外と真っ白な姿が目につきます。午前中に人目のつかない頃、ひっそりと姿を隠します。白い月は白い雲に塗れながら11h48mに沈んだようです(そこまで見てない)。


月齢21
2022年11月16日00h25m(月齢21.2)
 人知れず夜更け過ぎ、東の空に月齢21の月が昇ってきました。

 

月齢22
2015年12月4日05h21m(月齢22.1)
2015年10月6日05h06m(月齢22.6)
 下弦(半月)を過ぎる頃から、月の出が日付けが変わってから昇ってくるようになります。この日はぎりぎり23:21、静かに登場東の空に顔を出していました。布団に入り、目が覚めると、ゆっくりと移動して薄暮の残る南西の空にくっきりと白い光をなげかけてくれていました。

 

月齢23
 
2016年3月3日06h03m(月齢23.3)
2015年10月7日05h18m(月齢23.6)
 下弦(半月)を過ぎる頃から、月の出が日付けが変わってから登ってくるようになります。この日はぎりぎり23:21、静かに登場東の空に顔を出していました。布団に入り、目が覚めると、ゆっくりと移動して薄暮の残る南西の空にくっきりと白い光をなげかけてくれていました。
2015年10月7日05h18m(月齢23.6)
 夕方の西の空に掛かる月齢6の裏バージョン。この日の月の出は00h16m。昨日よりも遅く、日付が変わってから人知れず東の空に昇り、人々が寝息を立てている頃、ゆっくりゆっくりと天高く昇り、明け方の南の空に残ります。

 昔からの風習、特に1月、5月、9月の23日は「二十三夜」と言ってお月見をしたようです。各地に残されている道辻の石仏に、文字だけで書かれた「二十三夜」を見つけると、ここでお月見が行われ、奇跡が起きた記念に建てられたんだろうなぁと、周辺の近代化との差を楽しんで眺めています。
 昔から日本人に限らず、月への信仰が残っています。特に1月、5月、9月の23日は「二十三夜」と言ってお月見をしたようです。各地に残されている道辻の石仏に、文字だけで書かれた「二十三夜」を見つけると、ここでお月見が行われ、奇跡が起きた記念に建てられたんだろうなぁと、周辺の近代化との差を楽しんで眺めています。
 

 

月齢24
2015年10月8日05h17m(月齢24.6)
2015年10月8日05h20m(月齢24.6)
 くっきりとした鎌の形をした真っ白い月が、うたた寝している間に東の空に上り始めた春の星座たちに交じって顔を出していました。つい10日前の大賑わいの頃と違って、まるで別人になって夜のしじまに紛れ込んでいるみたいに。

右側の写真は、肉眼でもそろそろ影の部分の地がうっすらと見えるようになってきたので、少々露出を遅めにして地球照を狙ってみました。

 

月齢25
2015年10月9日05h05m(月齢25.6)
2015年10月9日05h06m(月齢25.6)
 くっきりとした鎌の形をした真っ白い月が、うたた寝している間に東の空に上り始めた春の星座たちに交じって顔を出していました。つい10日前の大賑わいの頃と違って、まるで別人になって夜のしじまに紛れ込んでいるみたいに。

 右側の写真は、肉眼でもそろそろ影の部分の地がうっすらと見えるようになってきたので、少々露出を遅めにして地球照を狙ってみました。この細い月を青空の中に確認できたのは7:30、新宿にて。
2012年8月14日04h40m(月齢25.6)
 2012年はオリンピックのとしてでもあり、「金」の三連発という天文現象でにぎわいました(笑)。5月の金環日食、6月の金星日面経過、そしてこの金星食。私は残念ながら見ることができませんでしたが、出現後の姿を東雲の中に見ることができました(風がものすごく強かった!)。
 いつも思うのが、こうした人知の及ばない自然現象を前にすると、鼓動が激しくなり、ワクワクします。
 
2015年10月9日05h06m(月齢25.6)
 
 2015年10月9日~12日に掛けて、土星を除く肉眼惑星が、しし座に大集合してくれました。地球照もくっきりと見え、明けの明星が同じ視野に収まってくれました。

 

月齢26
2015年10月10日05h11m(月齢26.6)
2015年10月10日04h47m(月齢26.6)
 いわゆる三日月の形で東の地平線から昇ってくる月齢26。明け方近く、薄暮の中に美しい弓の形を見つけることができます。 薄暮が濃くなると、地球照によって月のまん丸の形がわかるようになります。
2015年1月18日06h12m(月齢26.8、月出04h07m)
2015年10月10日04h58m(月齢26.6、月出02h59m)
 
 先の二十三夜に続き、道辻で見かける石仏に「二十六夜塔」があります。古来、日本では1月と7月に「二十六夜待ち」といって観月でにぎわったそうです。ふつう考えるお月見は宵のうちに行うものですが、この二十六夜ともなれば、月の出は明け方の頃。さすがに1月の風習は寒さで廃れてしまったとか。
歌川広重に代表される「月見」を見ていたら、二十六夜待ちが各地で行われ、その地に行ってこの目で確かめたくなり、「星のまつり」に合わせる形で、観月めぐりをしてきました。




 昔は、この男坂の上から上総からやってくる(魚を乗せた)舟の姿を見ることができ、男坂に生えていたイチョウを目印に入舟していたそうです。そのイチョウの隣に、君が代に歌われているさざれ石が鎮座しています。神田明神の社務所の方にお話を伺がおうと思ったところ、まったく興味が無さそうでした(かえって迷惑がられた)。




 かつて九段下の武道館によくライヴを聴きに来たもんです。最後に来たのはいつ?誰だったかなぁ。サラリーマンが足早に地下鉄入り口に向かって通り過ぎていきました。ここも月見の面影はなく… 


 品川の駅から、高輪の石垣を見て、「月の岬」や「月の渓谷」を歩いてきました。こう呼んでいるのは地元の人ぐらいだとのことで、ここもお月見の名残は見られませんでした(見つけられなかった)。西の空には月が掛かり、田端の駅までブラブラ。上記の写真は田端駅前の歩道橋から。


 日暮里駅北口を出て、矢中に向かう途中の右手にある「本行寺」を別名「月見寺」というのだそうです。確かに重厚な山門に月見寺という看板が掛けられています。谷中は猫が多いことでも有名ですが、寺内の墓地にもたくさんの猫が日向ぼっこしていました。月に関するアイテムを見つけられず、看板のみ。
 
 

 

月齢27
2015年12月9日05h39m(月齢27.1)
2015年12月9日05h40m(月齢27.1)
 月齢26までの月には、風情のある名称がつけられていますが、それ以降ともなると、なかなかお目に掛かるチャンスも少なくなるからか、特に名称がついていないようです。
2012年2月20日05h30m(月齢27.5、月出04h54m)

 

月齢28
2016年1月9日06h14m(月齢28.4)
2016年1月9日06h15m(月齢28.4)
 私が確認できるぎりぎりの月だと思います(笑)。明け方だから空気も澄んでいるから、比較的探しやすく、夕方は運が良ければ見ることも可能な細さでしょうか?でも、ここまで細いと難しいです。また、地平線に近いところでしか確認できないぐらいなので、雲の影響を受けます(笑)。明るい惑星が近づくと絵になります。
2016年1月9日06h21m(月齢28.4、月出05h38m)
2020年11月14日05h28m(月齢28.4、月出--h--m)

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