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01. Margarita Luna 02. The Tea Garden 03. Echoes 04. Roses In December 10. Tibet |
最初の一音が部屋の中で鳴り始めた瞬間から、リスナーをウィンダムの丘に連れて行ってくれるアルバム。今回の主役はガット弦、つまりクラシックギターを奏でるDamon Buxton。フィンガーピッキングによる温もり、安らぎや安心といった心地よさ。ジャケットこそ関連はみられないものの、このギターサウンドはアッカーマンが求めていたウィンダム・ヒルそのものといった感じです。レーベルがほとんどカタログの維持をするだけの名前になってしまった現在、ウィルの一連の仕事は1970年から1980年代中頃のレーベルを思わせます。とても懐かしい「間」と音色。 このアルバムは最近ウィルが手がける一連のシリーズとは違い、唯一ウィルが参加している8のアルバムタイトルトラック“Forgiving Dreams”以外はギター1本によるソロです。ここに収められているサウンドの雰囲気は、1980年に制作されたDavid Qualeyの【SOLILOQUY】やAlex DeGrassiの【SLOW CIRCLE】でしょうか。 |
私は、せっかくだから本人のサイトから購入しようと思い、Damonのホームページから申し込んだところ、数日後レーベルから「住所がプリントアウトできないのでキャンセルする」というメールが届きました。ショックに思っていると、翌日レーベルがDamonにメールを転送してくれていて、「プリンターが日本語に対応していないから住所がプリントできない」というメールが入りました。英語表記の住所を送ることが可能であれば返信を、という内容のメールだったのですが、原因を調べてみたらPayPalに登録していた私の住所が日本語だったためでした。 また、この件で本人とメールのやり取りを何度かしました。その中で「どうして知ったのか教えて欲しい」とあり、ウィンダム・ヒルのファンであること、ウィルのプロデュース作品を集めていること、そしてこのページを紹介したところ、僭越ながら褒めてくださいました(嬉しいナー)。そして彼のアルバムの紹介に触れお礼のメールもありました。近況として、2009年の2月リリース予定のアルバムを、現在イマジナリー・ロード・スタジオでコリン・ネルソンとレコーディング中とのビッグニュースを教えていただきましたので、この場を借りてお知らせします。 追記; |
Photo by Toshiharu Minagawa.
|Damon Buxton|ウィンダム・ヒル|
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