8月1日 ペレアスとメリザンド
オーケストラ・アンサンブル金沢にマルク・ミンコフスキが芸術監督に就任とドビュッシー没後企画としてオペラ『ペレアスとメリザンド』が上演された。オペラを観に行くのは冨田勲が新生サイザーでアレンジしたオッフェンバックの『ヘンゼルとグレーテル』以来。場所は新宿にある東京オペラシティコンサートホール。ここに来るのはバーバラ・ボニーのリサイタル以来かもしれない…
今回の企画は、楽団の本拠地でもある石川県ではステージ・オペラ形式だったものを、東京の公演ではセミ・ステージとちょっとこじんまりとした雰囲気だったようだ。今までビデオでしか見たことがなかったから、セミ・ステージだからといって特に違和感もなく、すんなりドビュッシーの世界に没頭できた。アリアもなければ合唱による讃歌風の歌もなく、ただただ語り尽くすといった趣のオペラ。字幕がステージ横に表示してくれていたから、うつらうつらすることなく3時間通せた…(笑) |
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--- 一番星のなる木(2018) |
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