はくちょう座(白鳥座)
学名:Cygnus
20時南中:9月25日

 天の川の中に全身を横たえ、翼を左右に大きく広げて悠々とした姿に描かれていますが、この星座は秋から冬にかけての方が見頃といえるかもしれません。20時に南中するのが9月25日であり、白鳥の他、十字架をかたどった姿は、12月25日の宵の西の地平線に突き刺さり、まさにキリストの十字架のような情景に見えるからです。

 1等星デネブの名は「めんどりの尾」というアラビア語が元になっていますが、本来デネブという名前は、ただ単に「尾」という意味であり、はくちょう座以外にもデネブという名のついた星はたくさんあります。デネブまでの距離は2000光年です。

 ギリシア神話では大神ゼウスがレダ(スパルタの国王テュンダレオスの后)を見初め、女神アフロディテの協力を得て白鳥に化けたゼウスがレダに近づいたときの姿が星座姿になりました。
 レダとゼウスの間にはふたご座になった双子の兄弟カストルとポルックスの二人とトロイア戦争の原因となったヘレネとクリュタイメストラの姉妹が授かりましたが、ゼウスはその時白鳥だったので、この二組の兄弟は卵から生まれることになります。

★写真をクリックすると星の結び方が現れます。ただし、この結び方には決まりがありませんので、ここで紹介している結び方が正しいというわけではありません。

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