星語り(星のソムリエのブログ)

ポケットに音楽を詰め込んで星を見に行こう
(ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン編)

 ベートーヴェンという存在は、あまりにも大きすぎて私の手に負えず(笑)、生誕250周年を迎える4〜5年ぐらい前まで、私のポケットに入っていませんでした。それが星のソムリエ講座「天界の音楽」あたりから感覚が代わり、ベートーヴェンへの親しみが膨らみ始めました。

  幸いなことに、図書館などで多くの演奏家のCDを聴いて「慣れ」たおかげで、他の古典派で避けていた作曲家の作品も好んで聴けるようになったのも、楽聖のおかげだなぁと思っています。

 とはいえベートーヴェンの交響曲などを星空のお供にする時、マーラー同様(交響曲第8番を除く)、いささかオーバーというか、静かに星空を眺めるには少々うるさいというか…(笑) そんな風に思っていたところ、ふと目にとまったのがプロ・アルテ・アンティクァ・プラハというグループがレコーディングした交響曲第7番の室内楽版。正確には弦楽五重奏版。
 最初にも書きましたが、ベートーヴェンは避けていたのですが、この交響曲だ7番と言うヤツは例外で、カール・セーガンのコスモスや、ピーナッツ(邦題はスヌーピーとチャーリーブラウン)でおなじみの曲だったこともあり、唯一と言っていいぐらい、ベートーヴェンはこれ以外聴くことはなかったのです。それの室内楽版だったので、躊躇なく手が伸びました。





♪ 交響曲第7番
♪ エグモント序曲
♪ プロメテウスの創造物序曲
♪ フィデリオ序曲



プロ・アルテ・アンティクァ・プラハ
- Pro arte antiqua Praha -

ヴァーツラフ・ナーヴラット:ヴァイオリン
ヤン・シモン:ヴァイオリン
ヤロスラフ・ポンジェリーチェク:ヴィオラ
ヤロミール・パーヴィチェク:ヴィオラ
ペトル・ヘイニー:チェロ




 このCDがリリースされた1996年当時は、こうした編曲ものがあまりというか、ほとんどなく、日本国内でも初登場とかなんとかうたっていたような気がします。その後、それに併せるようにしてオクトフォロスという管楽器ばかりの楽団のCDもリリースされました。私がその2枚のアルバムを手にしたのは、同じ交響曲第7番だったこと、そしてこの曲こそ私のベートーヴェンの入り口となったきっかけとなったことが理由でした。

 そのアルバムの解説にはこう書いてあります。

「今日の私たちはディスクや放送など“音楽の再生装置”の恩恵を受けて、オペラやシンフォニーをはじめ、どんな大編成の音楽も家庭で鑑賞できる。18世紀半ばにはこうした大編成の音楽の再生は、それを小さな規模に編曲した合奏や独奏によって行なわれていた。オペラや管楽作品を、ピアノ独奏、ピアノ・デュオ、ピアノ・トリオや管楽合奏に編曲し、劇場やホール以外の場所でも楽しんでいたのである」
(KKCC4197より)

 確かにそうだよなぁ、と思います。今では携帯プレイヤーをポケットに入れて、どんな場所にだって好きな音楽を連れて行くことができる時代になりましたが、当時はそんなこと考えにも及ばなかった時代です。だから、ここで紹介する室内楽版などは人気だったわけです。のちにピアノ・デュオへのアレンジへと続くわけです。私が室内楽版にアレンジされた曲が好きな理由の一つに「星空を眺める際に、そっと傍らでなっていて欲しい」という思いがあって、星たちの輝きを邪魔しない(笑)静かな音楽を聴きながら眺めるのが好きだからです。携帯プレイヤー本体から音を流すと、フル・オーケストラだと音が割れたりすることも考えられるので、こうした小編成のアレンジがちょうど良い、というのもあります。

 2020年にリリースされた交響曲第9番のピアノ版の解説に面白いことが書いてあったので、引用させていただきます。

「今日のようにオーケストラの演奏会が頻繁になかった時代、ベートーヴェンの交響曲のトランスクリプションや簡易版は生前から幾つか出版され、出版社にとっても重要な収入源となった。それは音楽愛好家や腕の立つアマチュア演奏家作品を知らしめるのに一役買ったが、そこには2つのカテゴリーがあった。1830年までは、交響曲を縮小して室内楽編成、主に四重奏や五重奏に編曲していた。その後、ピアノが楽器の王様ととして台頭し、ピアノ4手用またはピアノ1台用編曲が優勢になった。ベートーヴェンの弟子でもあったカール・ツェルニーは1829年にベートーヴェンの交響曲第9番を編曲しているが、そこでは合唱パートを、歌とピアノ伴奏、もしくは2台ピアノのみとしている。ヨハン・ネポムク・フンメルも第1番〜第7番を、フルートもしくはヴァイオリン、チェロとピアノ用に編曲したが、リストによれば“完全な錯乱”であり、“大家の考えをここまで歪曲されたものを目にするのは辛い”と酷評している。」(MIR534より)

さらに自身のピアノ編曲に関しては

「自惚れではないが、私の方がカルクブレンナー騎士のよりも上出来だと思っている。やつは金髪か赤毛のかつらをアレンジでもしていればいいんだ。」(MIR534より)

 こうしたアレンジ物の他に、私が星空のお供にポケットに忍ばせている音楽は、作曲家が存命中に製作された楽器(ピリオド楽器といいます)を奏でたレコーディングがあります。肥えた耳の持ち主(特に音楽家の方々)には、いささか堪え難い響きを与えるようなキライもありますが、ベートーヴェンが生きていた時代の空気を吸い込んだ楽器によって奏でられる音楽は、もはや私の感覚ではタイムマシンのなにものでもなく、星の光が何十、何百年も掛けて到達した姿であることを考えたら、このコンビによる星見は天球の音楽に触れている以外の何モノでもない、と思います。

 さて、ポケットにベートヴェンを仕込んで、星を見に出掛けましょう!(強引… 笑)なお、紹介の順番に意味はなく「ああ、そうだ、この録音もあったんだ」みたいな感じで、思い出しながら書いてみました。

1800

★♪交響曲第1番初演(ベートーヴェン)

1801

★ケレス(小惑星第1号、のちに準惑星)の発見(ピアツィ)

1803

♪交響曲第2番初演(ベートーヴェン)

1805

♪交響曲第3番初演(ベートーヴェン)
1807 ♪交響曲第4番初演(ベートーヴェン)
1808 ♪交響曲第5番、第6番初演(ベートーヴェン)
1809 ♪ハイドン没
1814 ♪交響曲第7番、第8番初演(ベートーヴェン)
1821/1822 ♪ピアノソナタ第32番作曲(ベートーヴェン)
1824 ★ヴェガの年周視差を発見、公表せず(ストルーベ)
1824 ♪ミサ・ソレムニス/交響曲第9番初演(ベートーヴェン)
1827 ♪ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン没

 



交響曲全集(フランツ・リスト編曲)

シプリアン・カツァリス(Cyprien Katsaris)

   

 ベートーヴェンの編曲もので思い出すのは、超絶技巧ピアニストのシプリアン・カツァリスがピアノ一台で臨んだフランツ・リストが交響曲を編曲したレコードでしょうか? ということで、懐かしさもあってシプリアン・カツァリスのシリーズも持って行くことにしました。
  それにしても凄いレコードでした(笑)。リリース当初は、他の作曲家のピアノ編と同じように、なかなか馴染めないアレンジ色だったので、グールドの「田園」の素朴さに惹かれるぐらいで、やはり敬遠していました。それでもなんとなく覚えているのは、ジャケットもテルデックらしく、なんかウィットに飛んでいると言うか、クラシックらしからぬデザインで、ちょうどデジタル録音のはしりだったことも手伝っていたのかもしれません。やはり7番だけはそのうち聴いておかなくてはなぁ、と思っていました。実際に聴けたのは、図書館に通うようになってからです。いやぁ、図書館さまさま!(笑)




交響曲全集(フランツ・リスト編曲2)

ユーリー・マルティノフ(Yury Martynov)
 古楽(フォルテピアノ)でのレコーディングは多いものの、実際はレプリカが多く(作曲家自身の所有していた楽器などは、展示のための保存が主で、演奏できないからレプリカが作られ、それを用いるのは当然と言えば当然)、解説とか読んでガッカリさせられることがありますが、このレコーディングは、ピアノが製作された当時のオリジナルを演奏しているので、古楽ファンとしては、どんなにギシギシとノイズが入ろうが、ビョ〜オオンといったような奇妙で狂ったチューニングに聞こえようが関係なく、それだけで時間を越えた感覚の気分になるので、オリジナルで演奏されたものを選びたくなります(で、それを聴きながら星を眺めるなんて、最高ですねー)。

  ここで交響曲全集に臨んだユーリー・マルティノフが選んだピアノは、ベートーヴェンの時代ではなくリストの時代(1811-1886)に製作された楽器を選んでいますが、至極当然のことと思われます。

交響曲第1番 ハ長調 Op.21
交響曲第2番 ニ長調 Op.36
交響曲第6番 ヘ長調 Op.68「田園」
交響曲第7番 イ長調 Op.92
以上1837, Erard

交響曲第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」
交響曲第4番 変ロ長調 Op.60
交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」
交響曲第8番 ヘ長調 Op.93
交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱付」
以上1867, Bluthner

 星空のお供につれているベートーヴェンの「ピアノ版交響曲」のファーストチョイスは、このユーリーのレコードです。
 




交響曲全集(フランツ・リスト編曲3)

ヒンリヒ・アルパース(Hinrich Alpers)

 リストが編曲したベートーヴェンの交響曲は、2020年の生誕250周年に向けて多くのレコーディングがリリースされて来ましたが、恐らく初めてヴォーカルも加わった演奏がレコーディングされました。ピアノ+声楽は先に小川典子や広瀬悦子(シプリアン・カツァリスが「ロシア物のバレエ作品」のピアノ・デュオの相手に選んでます)のレコーディングがあったので、さほど珍しくなくなってしまいましたが、いずれもリスト以外の編曲者によるものでした。しかも、リストは第九のみピアノへの編曲を後回しにし、声楽もピアノパートに置き替えることによって完成させたとか。しかし、Hinrich Alpersのこのレコーディングには、リストのアレンジに声楽付きというちょっとしたサプライズを追加しています。

 リストの編曲版を最初に聴いたのはグレン・グールドの「運命」と「田園 第1楽章」でした。そのあと輝デックからシプリアン・カツァリスのシリーズが始まりました(笑)


交響曲第6番「田園」(ゼルマール・バッゲ編曲)

マルタ・アルゲリッチ & テオドシア・ントコウ

 なんかレディ・ガガみたいな風貌のテオドシア・ントコウとマルタ・ルゲリッチという子弟コンビ。リリース直前になって延期され、アルバムジャケットも当初予告されていたポートレイトではなく、なんだかつまんないデザインになってしまいました。編曲者は音楽学者のゼルマール・バッゲ(1823-1896)


 

 


 
ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン誕生(1770-1827)
 
弦楽四重奏曲「ロディ」作曲(モーツァルト)
 
レクゼル彗星(D/1770 L1, Lexell's Comet)
 
金星の太陽面経過から求めた太陽までの距離151,225,000km(オイラー)

 
疾風怒濤交響曲 第42、 43「マーキュリー」、44「悲しみ」、52番 作曲(ハイドン)
 
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メシエカタログ発表(シャルル・メシエ)
 
木星は液体星であると示唆(ホク)
  黒点は低くへこんだ部分と推測(シューレン)
  金星の太陽面通過観測から求めた距離154,198,000km(ラランド)
  ラドクリフ天文台設立
  酸素の発見(プリストリ、シェーレ)

 
疾風怒濤交響曲 第45「告別」、46、47番 作曲(ハイドン)
 
三体問題と取り組み特殊解を発表(ラグランジュ)
 
ボーデの法則を公表(ボーデ)
 
窒素の発見(ラザフォード)
 
質量不変の法則を発見(ラボアジェ)
  電気力逆2乗法則の発見(キャベンディッシュ)

 
疾風怒濤交響曲 第50、51、64番 作曲(ハイドン)
 
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太陽系の安定性を証明(ラプラス)
 
彗星と地球の衝突の可能性について発表(ラランド)
  金星の衛星軌道を決定(ランベルト)

 
「アウリスのイフィゲニア」パリ初演(グルック)
 
ウィーンで宮廷作曲家、オペラ指揮者に就任(サリエリ)
 
疾風怒濤交響曲 第54、55「校長先生」、56、57、60番「うかつ者」作曲(ハイドン)
  地球の平均密度を計算4.71(マスケリン)
  黒点のウィルソン効果を発見し、黒点が凹んだ穴であると示唆(ウィルソン)
  ドイツ天体暦創刊(ボーデ)

 
交響曲 第68番 作曲(ハイドン)
 
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  月面図に座標形を導入(マイヤー)
  倍率計を発明(ラムスデン)

 
「ハフナー・セレナード」作曲(モーツァルト)
 
各種の演奏団体、音楽協会が設立される(アメリカ)
  黒点出現頻度が年によって消長することを発見(ホレボウ)

 
「ピアノ協奏曲 第9番」作曲(モーツァルト)
 
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  火星の極冠は氷と雪からなると示唆(ウィリアム・ハーシェル)
 

火星の自転周期(24h37m23s7)を測定(ウィリアム・ハーシェル)

  新燃料理論を確立してフロギストン説を追放(ラボアジェ)

 
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  月の山の高さを詳しく測定(ヨハン・シュレーター)Johann Hieronymus Schroeter
  国友一貫斎誕生(1778-1840/安永七年〜天保十一年)

 
「専門家と愛好家のための6つのクラヴィーア・ソナタ」第1集(C.P.E.バッハ)
 
卓上クラヴィーア、フリューゲル(翼)が普及
 
ハンマー・クラヴィーアのペダルの改良が進む
 
通奏低音様式がますます廃れる
  連星存在の可能性を述べる(マイヤー)
  最初の重星目録を8組発表(マイヤー)
  リリエンタールに施設天文台を建てる(シュレーター)
  環状星雲を発見(ダルクイア)

 
「交響曲第34番 ハ長調」「証聖者の盛儀晩課」作曲(モーツァルト)
 
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  ベイリー・ビーズをスケッチ(ウィリアムス)
  コペンハーゲン天文台設立(デンマーク)
  間宮林蔵誕生(1780-1844/安永九年〜天保十五年)

 
「イドメネオ」ミュンヘン初演(モーツァルト)
 
ザルツブルク大司教と決別、ウィーン定住を決意(モーツァルト)
 
「ロシア四重奏曲 Op.33」刊行(ハイドン)
  天王星発見(ウィリアム・ハーシェル
  メシエ・カタログ出版(シャルル・メシエ)
  ソンブレロ銀河を発見(シャルル・メシアン)
  酸素と水素より水を合成(キャベンディッシュ)

 
「後宮からの誘拐」ウィーンで上演(モーツァルト)
 
「ハイドンセット」作曲(モーツァルト)
 
ハイドンの交響曲がアメリカで紹介される
 
「音楽芸術誌」発行(ライヒャルト)
  二重星カタログ発表(ウィリアム・ハーシェル
土星状星雲を発見、惑星状星雲と命名(ハーシェル)
  アルゴルは食変光星であると発表(グドリック)
  水星に大気があると主張(ワロット)
  馬力という単位を導入(ワット)
  浅草天文台* 設置(日本)
 
*現在の浅草天文台(跡)
 
   

 
「選帝侯ソナタ」刊行(ベートーヴェン)
 
『音楽誌』の刊行が始まる(クラーマー)
 
ドイツで音楽雑誌が普及
  ラムスデン接眼鏡発明(ラムスデン)

太陽の空間運動を研究し向点を決定(ウィリアム・ハーシェル

  月面アリスタルコスの噴火を観測(ハーシェル)
  火星極地の白い模様を極冠と命名(ハーシェル)
  火星衛星の組織的捜索を行なう(ハーシェル)
  火星に濃密な大気は存在しないと述べる(ハーシェル)
  星雲は恒星の集団と考える(ハーシェル)
  アルゴルの変光周期を決定(グッドリック)
  や座に新星WYの出現

 
ヘンデル100年祭が催される。近代的大音楽祭の始まり(ロンドン)
  ケフェウス座δ、こと座β、わし座ηの変光を発見(グッドリック、ピゴット)
  メシエ・カタログ発行
  火星面に雲や水蒸気があると考えた(ウィリアム・ハーシェル
  はくちょう座網状星雲の発見(ハーシェル)
  天界の構造の研究(ハーシェル)

 
「十字架上のキリストの最後の七言」作曲(ハイドン)
 
ゲーテの詩「すみれ」に作曲(モーツァルト)
  凸レンズ状銀河系構造論を発表(ウィリアム・ハーシェル
  二重星カタログ出版(ハーシェル)
  磁気力に関する逆二乗法則の発見(クーロン)
  エネルギーという術語を導入(ダランベール)

 

「フィガロの結婚」ウィーン初演(モーツァルト)

 
ウェーバー誕生(1785-1826)
  星雲カタログ発行(ウィリアム・ハーシェル
 
月の永年加速は地球軌道の離心率の現象によると説明(ラプラス)
 
変光星観測光階法考案(ピゴット)

 
「ドン・ジョバンニ」プラハ初演(モーツァルト)
 
「タラール」パリ上演(サリエリ)
 
グルック没
  天王星の環を発見したと書く(ウィリアム・ハーシェル
  気体膨張についてのシャールの法則の発見(シャール)

 
「交響曲第39番、第40番、第41番」、ピアノ協奏曲「戴冠式」作曲(モーツァルト)
  ラグランジュの運動方程式を発表
  プロミネンスは太陽の光が月の縁の穴か裂け目を通って輝いていると説明(ウヨア)
  テクタイトを発見(マイヤー)
  電気に関する逆二乗法則の発見(クーロン)

 
交響曲第92番「オックスフォード」作曲(ハイドン)
 

星雲第2カタログ出版(ウィリアム・ハーシェル

  40フィート望遠鏡完成(ハーシェル)
  鏡面機械研磨法を考案(ハーシェル)
  土星の環に光点を発見(ハーシェル)
  質量保存の法則を確立(ラボアジェ)

 
ハイドン最初のイギリス旅行。「ロンドン交響曲」が大成功
 
ジムロックがボンで音楽出版を始める
 

「コシ・ファン・トゥッテ」ウィーン初演(モーツァルト)

  メートル法の制定(フランス)
  星雲と星団は別種の天体であることを確認(ウィリアム・ハーシェル
  星雲物質の凝縮によって恒星が生まれると主張(ハーシェル)
  月に人間が住んでいると発表(ハーシェル)

 
「皇帝ティトゥスの慈悲」、「魔笛」初演(モーツァルト)
 
「アヴェ・ヴェルムス・コルプス」「レクイエム(未完)」作曲(モーツァルト)
 
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト没(1756-1791)
  星雲は液体からなると主張(ウィリアム・ハーシェル
  スペイン天体暦創刊
  アルマー天文台設立
  パレルモ天文台設立(イタリア)

 
ベートーヴェン、ウィーンへ。ハイドンに師事*
 
「ライン軍のための戦いの歌**」作曲(ルージェ・ド・リール)
 
「秘密の結婚」ウィーンで上演(チマローザ)
 
交響曲第94番「驚愕」初演(ハイドン)
 
ジョアキーノ・ロッシーニ誕生(1792-1868)
  地球子午線長の精密測定開始(フランス)
金星にエベレスト山の4倍の高さの山があると発表(シュレーター)
  天王星の環の存在を否定(ウィリアム・ハーシェル
  ジーベルグ天文台設立
  フランス革命暦採用
*他にヨハン・バプティスト・シェンク(1753-1836)、ヨハン・ゲオルク・アルブレヒツベルガー(1736-1809)に師事。
 * *のちのフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」となる 

 
弦楽四重奏曲集『アポニー四重奏曲』作曲(ハイドン)
 
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  1メートルの長さを暫定的に決定(フランス)

サンフェルナンド天文台設立

  太陽系混沌分判図説』出版(志筑忠雄)
  自作望遠鏡で観測(岩橋善兵衛

 
イギリス旅行。交響曲第100番、第101番作曲(ハイドン)
 
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  隕石地球外起源説を発表(クラドニ)
  イタリアで隕石落下が目撃された
  土星の自転周期を決定(ウィリアム・ハーシェル

 
ヘルテル*がブライトコプフの経営者となり「ブライトコプフ・ウント・ヘルテル」に改名
 
パリのコンセルヴァトワール(音楽専門学校)成立
  太陽は暗い固体で惑星と本質的に異ならず、生物の存在を推測(ウィリアム・ハーシェル
  ヘルクレス座α星の変光を発見(ハーシェル)
  かんむり座R、たて座Rの変光を発見(ピゴット)
  望遠鏡流星を捕捉(シュレーター)
  深川天文台設立(伊能忠敬
  グラム単位が定義された
*ゴッドフリート・クリストフ・ヘルテル(1763-1827)

 

新しい傾向の詩によるドイツ歌曲の発展

  星雲説による太陽成因説の説明(ラプラス)
 
変光星光度観測のために段階法考案(ウィリアム・ハーシェル
 
彗星軌道計算法考案(オルバース)

 
フランツ・シューベルト誕生(1797-1828)
  木星衛星の変光観測(ウィリアム・ハーシェル

 
「天地創造」ウィーンで初演(ハイドン)
 
モーツァルトの作品集刊行開始
  万有引力定数の測定(キャベンディッシュ)
  天王星衛星の逆行運動を観測(ウィリアム・ハーシェル
  ニュートン力学の理論からブラックホールを予測(ラプラス)
  最初の『天文回報』創刊(ツァハ)
  暦象新書』出版(志筑忠雄)

 
ピアノ・ソナタ「悲愴」刊行(ベートーヴェン)
 

天体力学』出版(ラプラス)

  しし座流星雨観測し、周期的出現を知る(アレクサンダー・フォン・フンボルト)
  すぐれた光学ガラス円板を作る(ギナン)
  電堆、電池の発見(ボルタ)
  熱は運動の結果と結論をくだす(デービー)
  定比例の法則の発見(プルースト)
  メートル原器完成(フランス)
  麻田剛立没

 
交響曲第1番、弦楽四重奏曲Op.18、七重奏曲Op.20ウィーンで初演(ベートーヴェン)
 
各国で家庭音楽が盛んになり、器楽が声楽よりも優勢になる
 

弦楽器による室内楽、管楽器のための独奏曲、協奏曲の演奏が盛ん

  赤外線の発見(ウィリアム・ハーシェル
  『天文ニュース雑誌』発行(ツァハ)
  火星と木星の間の惑星を捜索するためのリリエンタール協会設立(シュレーター)
  リング星雲の中心星を発見(フォン・ハーン)
  光の干渉を発見(ヤング)
  ラプラスの星雲説に似た『混沌分判図説』出版(志筑忠雄)

交響曲 第1番(フンメル編曲)
Aurelia Visovan: Fortepiano
(Conrad Graf, 1835)
Anna Besson: Flute
Cecilia Bernardini: Violin
Marcus van den Munckhof: Cello

 1800年に作曲された交響曲第1番。まだまだ古典派の枠にどっぷり浸かった感のある作風は大作曲家の若書きでしょうか? 音楽解説書などを読むと「ハイドン、モーツァルトの影響を受けながらも既に独自性が現れている」と説明していますが、私のような素人にはどこが独自性?と思ってしまいます(笑)。

 そんな交響曲第1番を室内楽にアレンジしているのは、当時はベートーヴェンと並んでピアノの巨匠と讃えられたというヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837)。このアルバムにはモーツァルトのピアノ協奏曲第24番と、彼自身のピアノ・ソナタ。

  嬉しいことに使用ピアノが1835年製作オリジナル楽器のコンラート・グラーフ。何より、星空のお供に連れて行くなら、出来る限りオリジナル楽器での録音がお勧めです。過去の姿(星の光)を眺めながら、作曲家が活動していた当時の楽器を奏でて、当時の音楽が聴けるなんて… 至福の一枚です。

 1800年の天文学史・音楽史の年表にも「各国で家庭音楽が盛んになり、器楽が声楽よりも優勢になり、弦楽器による室内楽、管楽器のための独奏曲、協奏曲の演奏が盛ん」と語られるようになりました。

 
カール・シュターミッツ没
 
オラトリオ「四季」ウィーン初演、「天地創造」パリ上演(ハイドン)
 
 
小惑星ケレスの発見(ジュゼッペ・ピアッツィGiuseppe Piazzi
 
星図に境界線を入れる(ヨハン・ボーデJohann Elert Bode
 
紫外線を発見ヨハン・ヴィルヘルム・リッターJohann Wilhelm Ritter
 
『平天儀図解』を著わし天文知識の普及に尽くす(岩橋善兵衛

 
ハイリゲンシュタットの遺書(ベートーヴェン)
 
ピアノ・ソナタ Op.31作曲(ベートーヴェン)
 
ピアノ・ソナタ Op.40作曲(クレメンティ)
1802:
連星の発見、星雲星団第三目録発表(ウィリアム・ハーシェルWilliam Herschel
 
太陽スペクトル中に暗線を発見(ウイリアム・ウォラストンWilliam Wollaston
 
小惑星パラス発見(ハインリヒ・オルバースHeinrich Olbers
 
宇宙は隕石の堆積から生じたと考える(ビーバーシュタイン)
 
宇宙物質は地球物質と一致することを証明(ハウォード)
 
ボゴタ天文台設立(コロンビア)
 
気体膨張についてのゲイリュサックの法則を発見(ジョセフ・ルイ・ゲイ=リュサック
 
緯度1度の長さを28里2分と定める(伊能忠敬

 
エクトル・ベルリオーズ誕生(フランス)
 
交響曲 第2番初演、クロイツェルソナタ・作曲(ベートーヴェン)
  レーグルに隕石雨(フランス)
  パレルモ星表(ジュゼッペ・ピアッツィGiuseppe Piazzi
  対日照という言葉を造語(アレクサンダー・フォン・フンボルトAlexander von Humboldt
  ゲッチンゲン天文台設立(ドイツ)
  光が波長の異なる波からなっていることを示す(トマス・ヤングThomas Young
  近代分子論、倍数比例の法則の発見(ジョン・ドルトンJohn Dalton
  パレルモ星表(ジュゼッペ・ピアッツィ)Giuseppe Piazzi
交響曲 第2番(本人の編曲)
アトランティス・トリオ
The Atlantis Trio
Penelope Crawford: Fortepiano
(Anton Walter & Son, 1802)
Jaap Schroder: Violin
Enid Sutherland: Cello

 ベートーヴェンは、自作の交響曲第2番を1806年ごろにピアノ三重奏曲へ編曲しました。残念ながら本人が交響曲を室内楽にアレンジしたのはこれ1曲のみ。本人のアレンジだからなのか、比較的多くのレコーディングがなされたようですが、レコーディングにピリオド楽器を選んだのは、今のところアトランティス・トリオによるこのアルバムだけで、1802年に製作されたアントン・ウォルターを奏でています。そうしたクレジットを見つけると、早くこのアルバムを聴きながら星空を眺めたいなぁと思ってしまいます。

 
交響曲 第3番「英雄」が完成(ベートーヴェン)
  隕石のウィドマンステッテン構造に注目(G.トムソン
  小惑星ジュノ発見(カール・ハーディングKarl Ludwig Harding
  地磁気の強さの低緯度現象を発見アレクサンダー・フォン・フンボルト
  光が粒子なら引力の中心近くで光の方向が変えられると予言(ヨハン・ソルドナー)
  学術的気球飛行により上層大気の調査(ジャック・シャルル、ゲイ=リュサック)
  実用ロケット製作(ウィリアム・コングリーブ)William Congreve
  高橋至時

 
「フィデリオ」が完成(ベートーヴェン)
  太陽向点の決定(ウィリアム・ハーシェルWilliam Herschel
  小惑星をアステロイドと呼ぶよう提唱(ウィリアム・ハーシェル)
  大惑星の分裂した破片が小惑星であると示唆(ハインリヒ・オルバースHeinrich Olbers
  初めて光学ガラスの製造に成功(アンリ・ギナン)Henry Guinand

 
交響曲 第4番が完成(ベートーヴェン)
 
ヴァイオリン協奏曲、「ラズモフスキー」、「熱情」作曲(ベートーヴェン)
 
ミヒャエル・ハイドン没
  彗星軌道計算法出版(アドリアン=マリ・ルジャンドルAdrien Marie Legendre

 
アントン・エーベルル没
  彗星は自らも発光すると報告(ウィリアム・ハーシェルWilliam Herschel
  隕石に鉄と石の区別があることに注目(マルティン・クラプロート)Martin Heinrich Klaproth
  コネチカット隕石雨(アメリカ)
 

小惑星ベスタ発見(ハインリヒ・オルバースHeinrich Olbers


 
交響曲第5番「運命」、交響曲第6番「田園」 初演(ベートーヴェン)
  隕鉄のウィドマンステッテン構造を報告(アロイス・フォン・ベッカー=ウィドマンシュテッテン)
  等高度法考案(カール・フリードリヒ・ガウスCarl Friedrich Gauss
  「摂動理論」発表(ジョセフ・ルイ・ラグランジュJoseph-Louis Lagrange
 

反射光の偏光を発見(エティエンヌ=ルイ・マリュスEtienne-Louis Malus

  気体反応における体積定比例を発見(ジョセフ・ルイ・ゲイ=リュサック




交響曲第6番「田園」(ミヒャエル・ゴットハルト・フィッシャー編曲)

プレイアデス(レ・シエクル)

 弦楽六重奏曲版。メーカーの宣伝では個人的に気になるグループ名を「おうし座のすばる星団のフランス名」と紹介していますが、メンバーを見る限りギリシア神話のプレアデス姉妹が正しいのではないでしょうか? というのも神話の通り星になった(これがすばるのことであり、プレアデス星団のこと)彼女たちが、のちに1名天界から去り6名となるエピソードがあるから。なので女性ばかりの編成は見事(笑)。これまた演奏とは関係ありませんが、ジャケットの誰一人としてカメラ目線がいないと言うのもグッド(笑)。

 メンバー全員レ・シエクル(ジャケット左上にクレジットされてます)。それはさておき、第6番は、交響曲としても当時は異例の全5楽章という編成だったことからか、アレンジャーのミヒャエル・ゴットハルト・フィッシャー(1773-1829)このアレンジも表現の幅を持たせるためか、これまでの室内楽版と比べ人数を増やしています。もしかしたら、彼がオルガン奏者と関わっているのかもしれません。そのためでしょうか、オリジナルとあまり変わらない印象で聞くことができました。カップリングはシェーンベルグの、こちらは弦楽六重奏曲としてオリジナルの演奏です。

 
ファニー、フェリックス・メンデルスゾーン誕生(イタリア)
 
ヨーゼフ・ハイドン没
 
「軌道計算論」出版(カール・フリードリヒ・ガウスCarl Friedrich Gauss
 
黄道傾斜角、分点歳差の永年加速を決定(ピエール=シモン・ラプラスPierre-Simon Laplace
 
火星黄雲の形成を示唆(フラウジェルジュ)
 
反射測角器の発明(ウイリアム・ウォラストンWilliam Hyde Wollaston
 
『ラランデ暦書』(間重富、高橋景保)

 
フレデリック・ショパン誕生(ポーランド)
 
ロベルト・シューマン誕生(ドイツ)
 
ケーニヒスベルク天文台設立(ドイツ)
 
『新訂万国全図』(高橋景保)

 
フランツ・リスト誕生(ハンガリー)
 
ピアノ・ダンパー・ペダルの発明
 
フラウゲルグス彗星(C/1811 F1)
 
『我春集』の中でフラウゲルグス彗星を詠む(小林一茶)
 
彗星の尾の理論(ハインリヒ・オルバース)Heinrich Olbers

 
夜想曲を作曲し始める 第1番 変ホ長調 〜1837?まで(フィールド)
 
指揮棒の使用(イグナーツ・フランツ・フォン・モーゼル)
 
偏光の干渉の発見(フランソワ・アラゴ)Francois Arago
 
ポンス・ブルックス彗星の出現(12P/Pons-Brooks)
 
彗星の尾の理論(ハインリヒ・オルバース)Heinrich Olbers

 
リヒャルト・ワーグナー誕生(ドイツ)
 
ジュゼッペ・ヴェルディ誕生(イタリア)
 
交響曲第7番初演(ベートーヴェン)
 
火星大接近 5,670万km(08/03)




交響曲第7番(本人の編曲)

オクトフォロス

 当時ベートーヴェンで唯一と言って良かった私の大好きな交響曲第7番が、ピアノ版、弦楽五重奏、そしてこの管楽器のみの楽団によるハルモニー版と、どういうわけか続けてリリースされた時期がありました。そうした編曲もので最初に手を出したのがこのハルモニー版。これはベートーヴェン自身が編曲を手がけているというというところがポイントではないでしょうか? つまり本人が「そうしたい」と望んだ響きを担当できると言うわけです。しかも、この編成はベートーヴェンが全曲編曲しているらしく、このアルバムの解説には全曲レコーディングすると書いてありました(あれから30年近く経ちますが、いまだ音沙汰なしですが…)。
 なお、編成はポケットに詰め込むことができる上限ギリギリの9名(アンサンブルの名前はジャケットの影絵の人数通りですけど)で、オーボエ2、クラリネット2、ホルン2、ファゴット2、コントラファゴット1です。




交響曲第7番(編曲者不詳1812年刊行)

ボックスウッド&ブラス

「ベートーヴェン変容 第2集」と銘打たれてレコーディングされた一枚。こちらの編曲も、ベートーヴェン本人が編曲したものに編成が似ていて(よほど人気のあった編成だったんでしょう)、オクトフォロスで用いられていたコントラファゴットの代わりに超低弦のコントラバスが用いられています。というわけで、こちらのアンサンブルも上限ギリギリの9名(笑)オーボエ2、クラリネット2、ナチュラルホルン2、ファゴット2、コントラバス1です。オクトフォロスよりも魅力的なのが、ピリオド楽器による演奏です。聴き比べると、その音色の違いが面白く、古の響きを楽しむことができます。彼らにはぜひ交響曲全集を完成させてもらいたいですねぇ(笑)。

 
金管楽器の半音演奏可能に(ヴァルヴの取付)
 
交響曲第8番初演(ベートーヴェン)
 
太陽スペクトル中に暗線を発見(ヨゼフ・フォン・フラウンホーファー)Joseph von Fraunhofer
  宇宙の構成分布は不規則であることを示す(ウィリアム・ハーシェルWilliam Herschel

 
「野ばら」「魔王」作曲(シューベルト)
 
「静かな海と楽しい航海」初演(ベートーヴェン)
 
最初のくわしい太陽スペクトル線図を発表(フラウンホーファー)Joseph von Fraunhofer

 
「交響曲第4番」「交響曲第5番」作曲(シューベルト)
 
「レクイエム」作曲(ケルビーニ)
 
「セビリアの理髪師」作曲(ロッシーニ)
 
間重富没

 
ピアノ・ソナタ第4番〜第9番 作曲(シューベルト)
 
ルイージ・ガッティ没
 
ミュンヘン大学天文台設立
  光の横波説をとなえる(トマス・ヤング)Thomas Young
  波動論(シメオン・ドニ・ポアソン)Simeon Denis Poisson
  恒星のスペクトル観測(フラウンホーファー)

 
「ハンマークラヴィア」作曲、「荘厳ミサ曲」作曲開始(ベートーヴェン)
 
最小二乗法による彗星の軌道計算「エンケ彗星」(フランツ・エンケ) Johann Franz Encke
  1月3日、金星が木星面通過*(ベービス)John Bevis
  伊能忠敬没
  恒星のスペクトル観測(フラウンホーファー)
*ただし、この現象が観測できたのは日本と韓国という洋上という制限がついていたため、観測報告はないようです。

惑星同士の前面経過(transits)と掩蔽(occults)は以下の通り
★2065年11月22日:金星による木星面経過
★2079年7月15日:水星による海王星の掩蔽
★2088年10月27日:水星による木星面経過
★2094年4月7日:水星による木星面経過
★2104年11月22日:金星による海王星の掩蔽
★2123年7月15日:金星による木星面経過
★2126年7月29日:水星による火星の掩蔽
★2133年12月3日:金星による水星の掩蔽  

 
「ます」作曲(シューベルト)
 
変奏曲の作曲に50人の作曲家に依頼(ディアベッリ)
 
エンケ彗星の周期が短くなることを発見(エンケ)
  現代の化学記号を使用(イェンス・ベルセリウス)Jons Jacob Berzelius
  トラレス彗星(C/1819 N1)

 
「さすらい人幻想曲」作曲(シューベルト)
 
天王星の位置が計算と合わないことを発見(ブーボー)
  シャドーバンド初観測(ヘルマン・ゴルトシュミット)Hermann Goldschmidt
  1日の長さとして1年の平均値をとることを勧告(フランス)
  回折格子を作る(サクソン)
  ロンドン天文学会創立(イギリス)
  磁力線の理論を発表(マイケル・ファラデー)Michael Faraday

 
「魔弾の射手」ベルリン初演(ウェーバー)
  格子による回折現象を発見(フラウンホーファー)
  ぎょしゃ座εの変光を発見(フリッチ)
  雹の中の鉄粒の存在を報告(スペインズ)
  宇宙塵に注目(ピクチュー)
  パラマッタ天文台設立
  『大日本沿海輿地全図』完成(伊能忠敬

 
ピアノ・ソナタ第32番 Op.111 作曲(ベートーヴェン)
 
交響曲第7番(旧8番)、ミサ曲第5番 作曲(シューベルト)
 
ロンドン王立アカデミー設立(イギリス)
 
イギリス、アメリカにブラスバンドが始まる
 
「ゼルミーラ」ナポリ初演。ウィーンで熱狂ベートヴェンと会う(ロッシーニ)
  二重星発見目録出版(ヴィルヘルム・ストルーフェ)
  はくちょう座61番の連星系を予想(ピアッチ、ベッセル)
  小惑星ケレスの発見(ピアッチ)、
  星座絵を省略した星図出版(カール・ハーディング)
  教会地動説禁止法令廃棄
  日本初の水星日面経過観測を行う(間重新

 
「美しい水車小屋の娘」作曲(シューベルト)
  恒星のスペクトル観測、赤道儀設計を完成(フラウンホーファー)

 
交響曲 第9番ウィーン初演、弦楽四重奏曲Op.127作曲(ベートーヴェン)
 
ロザムンデ、死と乙女
 
アントン・ブルックナー誕生(ドイツ)
 
ベドルジハ・スメタナ誕生(チェコ)
 
ヴィオッティ没
  月のクレーター起源を隕石説で説明(グルイトゼン)
  運転時計付き赤道儀がドルパト天文台に設置(フラウンホーファー製245mm屈折)
  月に夜天王星の食初観測(ロス)
  ベッセル関数を摂動計算に応用(ベッセル)
  鉛直線方向が変化しうることを論じた(アベル)
  タイムボールの設置を提案(ウォチョップ)
  光学決蔵の数理的研究(シュライヤマッハ)
  天王星観測(足立信順)

 
弦楽四重奏曲 第12番 Op.127、同 第15番 Op.132が完成
 
《大フーガ》作品133を作曲
 
(以上ベートーヴェン)
 
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ヨハン・シュトラウスII 世誕生(オーストリア)
  天体力学』全5巻完成 1799〜(ピエール=シモン・ラプラス)
  グリニッジ天文台とパリ天文台の経度差が測定が行なわれ、平均9分21.6秒

 
交響曲第10番スケッチ、弦楽四重奏曲Op.131、Op.135完成
 
弦楽四重奏曲第13番の新たな終楽章、《我らすべて迷う、迷い方が異なるのみ》Wo0198を作曲
 
(以上ベートーヴェン)
 
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「冬の旅」作曲(シューベルト)
 
ドイツでロッシーニ熱頂点
 
ウェーバー没、「オベロン」初演(ウェーバー)
 

オルバースのパラドックスを提唱(ハインリヒ・オルバース)

  水星の光度変化と黒点の相関関係を示唆(カポッチ)
  オームの法則の発見(ゲオルグ・オーム)
  天王星観測(間重富)

 
ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン没(1770-1827)
 
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夜想曲を作曲し始める 第19番ホ短調 〜1846?まで(ショパン)
  連星の軌道決定に成功(フェリックス・サヴァリー)
  第2二重星目録出版(ヴィルヘルム・ストルーフェ)
  バローレンズを発明(ピーター・バロー)
  ブラウン運動の発見(ロバート・ブラウン)




ヴァイオリン・ソナタ全集

ジェリリン・ジョーゲンセン(Jerilyn Jorgensen)、カラン・ブライアント(Cullan Bryant)

 個人的に待望久しかったヴァイオリン・ソナタをヒストリアル・インストゥルメンタルでのレコーディング。メーカーによればヴァイオリンはアンドレア・カロルス作1797年ウィーン製、弓もF.Xピアノは、ディスクが手元にないため、なんともハッキリしていないのですが、曲によってベートーヴェン存命中に作られたベーゼンドルファーほかを弾き分けているとか。




チェロ・ソナタ全集

マット・ハイモヴィッツ(Matt Haimovitz)、クリストファー・オライリー(Christopher O'Riley)

 チェロはゴフリラー1710年製、ピアノは1823年製作のブロードウッド。チェロの方はあまりよくわかりませんが、ピアノは古の響きが随所に聴き取ることができて、星を見ながらだとさらに楽しく聴くことができます。おそらくピリオドでなければ、こんなに真剣に耳を傾けることがなかったでしょう… しかもマルチチャンネルのSACDですから、私にとっては屋外でも室内でも楽しめる一枚です。

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