私がテレマンを初めて聞いたのは、ミカラ・ペトリのCDに入っていた曲でしたから、意識して「テレマン」を聴いていたわけではなく、オムニバスで紹介していたバロック期の作曲家の一人と言う感じでした。その頃はまだバッハとかヴィヴァルディとかヘンデルと言った、教科書に載っている名前ぐらいしか知らなかった、という頃のことでした(笑)


2つの器楽のためのソナタ Op.2

まずはミカラ・ペトリがエリザベス・セリンと組んで録音した
「2つのリコーダーのための6つのソナタ」から。
この曲は様々な楽器での演奏が可能で、フルート(右上)、ヴァイオリン(手前)版もありました。


名盤誉れ高い『食卓の音楽』アーノンクールとヴェンツィンガー盤
食卓の音楽と言うネーミングが良く、
当時の貴族たちは優雅な食事会を開いていたんでしょうなぁ(笑)
それにしてもモグモグしているところで聴く音楽にしては
芸術性が高すぎます。
テレマンも様々な趣向をこらし7声部に膨らんだ大合奏、
ソロ、デュオ、トリオ、カルテットといった組み合わせの曲集です。


カメラータ・ケルンは次々と「全曲盤」をレコーディング。
それまで活字でしか知ることのなかった
『忠実な音楽の師』なども聴くことができるようになりました。


(左上から時計回りに…
ヴィオラ・ダ・ガンバ、フラウト・トラヴェルソ、ハープシコード、ヴァイオリンによる幻想曲)

まだクラシックの聴き始めの頃(小学6年ごろだったかなぁ)、
ホルストの『惑星』のカップリングに入っていた
『グリーンスリーヴスによる幻想曲』が気に入って、
曲の響きも良く、星を見るときの雰囲気にピッタリだったこともあり、
手当たり次第『幻想曲』を漁り続けていました。

もっとも音楽用語集によれば
「これこれこういう性格の曲」といった決まりがあるわけではなく、
あくまでも作曲家の自由意志で作曲され、
オリジナルを即興でアレンジしてみたり、
対位法を駆使してみたり… その性格は様々なようです。
だから私が最初に聴いた「幻想曲」である
ヴォーン・ウィリアムズの曲のような雰囲気の曲を指すのではなく、
作曲が「幻想曲」と言ってしまえば、そういうもののようです。

テレマンは様々なソロ楽器のために幻想曲を作曲しています。
私が最初に見つけたのはフルート独奏。ついてヴァイオリン。
解説書を読み続けていくとチェンバロ版やチェロ版もある模様。

チェンバロ版は小出しにしたアルバムは見受けられたものの、
2011年のAndrea Coen(Briliant)から全曲盤が出るまで見つけられませんでした。

そして2016年になってチェロ版と思っていた作品が
ヴィオラ・ダ・ガンバ版として偶然発見されたというニュースがありました。
待望のレコーディングはThomas Fritzschによって行われ、
2016年にリリース。

 

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そしてテレマン、というかバロックと言ったら
この日との存在を忘れるわけにはいかないでしょう。
フランス・ブリュッヘン

特に彼のレコーディングでテレマンや
バッハ、ヘンデルのトラヴェルソ、リコーダーの音源は漁るようにして聴きました。

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