1656年生まれのマレ。作曲活動をはじめた頃、1638年生まれのルイ14世が“太陽王”と呼ばれていました。マレは1679年にルイ14世から宮廷のヴィオール奏者に任命されました。映画『めぐり逢う朝』にも描かれてしまうほど。ここで紹介するアルバムは、そのルイ14世が眠るまで演奏されていたという作品。このエピソードですぐに思い浮かぶのは、バッハの『ゴルトベルグ変奏曲』ではないでしょうか? |
王の就寝に捧ぐトリオ集 |
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組曲 II a ト短調 |
各楽章の冒頭にAdagioやLargoといった抒情楽章を配置した、ヴァイオリンとチェロという二梃の弦楽器のみの、それはそれは穏やかな室内ソナタ集です。ヴァイオリン二挺のアルバムを物色中に、たまたま目に止まったアルバムです。 |
Marin Marais(1656-1728) |
~1650年代生まれの作曲家~ |
Arcangero Corelli(1653-1713) |
Henry Purcell(1659-1695) |
この時代の音楽はバロック音楽の繁栄期。そして天文学の世界では望遠鏡の発達による観測が本格化し、ニュートンらの登場により、万物への力学的解釈が始まるようになってきます。 |
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