星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)


無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ(1696)
 
 

無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
パルティータ 第1番 イ短調
(Allemande / Courante / Sarabande / Gigue)
パルティータ 第2番 イ長調
(Allemande / Courante / Sarabande / Gigue)
パルティータ 第3番 変ロ長調
(Allemande / Courante / Sarabande / Gigue)
パルティータ 第4番 ハ長調
(Allemande / Courante / Sarabande / Gigue)
パルティータ 第5番 ニ短調
(Prelude / Allemande / Courante / Sarabande / Gigue)
パルティータ 第6番 ニ長調
(Prelude / Allemande / Courante / Sarabande / Gigue)



Gunar Letzbor; Violin

 このアルバムのタイトルは『パルティータ』。最初にヴェストホフを知ったのは、下のアルバム。先にこっちを知っていれば、私の性格からこちらをチョイスしていたかな… 






無伴奏ヴァイオリンのための組曲集(1696)
 
 

無伴奏ヴァイオリンのための組曲集
組曲 第2番 イ長調
(Allemande / Courante / Sarabande / Gigue)
組曲 第5番 ニ短調
(Allemande / Courante / Sarabande / Gigue - Autre Gigue)
通奏低音を伴わないヴァイオリンのための組曲 イ長調
(Prelude / Allemande / Courante / Sarabande / Gigue)
組曲 第1番 イ短調
(Allemande / Courante / Sarabande / Gigue)
組曲 第4番 ハ長調
(Allemande / Courante / Sarabande / Gigue)
組曲 第3番 変ロ長調
(Allemande / Courante / Sarabande / Gigue)

Plamena Nikitassova; Violin


メーカーの解説によれば…

「当時ドレスデンで活躍した多くのヴァイオリストの中でも重要とされ、ヨーロッパ各地の演奏旅行で名声を博したヴェストホフ。大バッハの一世代上の彼が残し たこれらの組曲は、一挺のヴァイオリンのみによる多声的な技術がふんだんに盛り込まれている点で、バッハ以前で最も注目すべき作例とされています。ここには主に1696年ドレスデンで出版された作品集から収めらていますが、「通奏低音を伴わないヴァイオリンのための組曲 イ長調」はヴェルサイユ宮殿における演奏でルイ14世に称賛された1683年にパリで出版」

とのことです。初めて手にする作曲家であり、バッハよりも前の作曲家の作品を聴く機会(自分からチョイスして来なかった)がないので、最近では音楽史の勉強も込めて、色々な作曲家のCDを聞くようにしています。このヴェストホフに興味を持ったのは一挺のヴァイオリン(私は二梃が好き)、つまり無伴奏によるヴァイオリンの曲がバッハよりも以前に存在していたということを知ってのことです。
  このアルバムは上のレツボールの全曲よりも1曲少ない代わりに1683年に出版されたイ長調を収録。どちらかと言えばちゃんとした形で持っていたかったので、実は同じ曲(パルティータを組曲と表現しているにすぎなかった)ちょっと残念。まー、先にこの作曲家を知ったのがこのアルバムだったので… 楽器はレツボールと同じセバスチャン・クローツの1730年製を使用。



 





Johann Paul von Westhoff(1656-1705)

 
~1650年代生まれの作曲家~
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706)

アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713)
マラン・マレ(1656-1728)
ヘンリー・パーセル(1659-1695)
 

 バロックの代表的な作曲家たちが数多く誕生した1650年代。クリスティアン・ホイヘンスの数々の発見が天文学史に刻まれました。

クラシック・インデックス作曲家のページ

星の音楽、宇宙の響き天界の音楽

宇宙と音楽(天文学史と音楽史)

home(一番星のなる木)