tupichan's billboard hot 100

 ビルボードでナンバーワンソングになったかならなかったかは、「金メダルと銀メダル」の違いほどの差があるようです。たかがチャート上の話ですが、聴き手も「1位」と「2位」を意識させられてしまいます(私か? メディアに踊らされてるなぁ)。

 さて、このページでは1997年度のチャートでナンバーワンになれなかった曲を紹介します。

2018年から、ストリーミングデータ(音楽配信)の集計方法を変更しました。また、これまではチャートの日付の1週間前の火曜日(つまり11日前)に発表されていましたが、データ集計から発表までの期間が短くなり、日付の4日前に発表され、よりリアルタイムに近い発表になりました。 たとえば最新チャートは2021年7月24日です。発表は7月20日(最新の1位はコチラ)。
Billboard.com|2021/07/22更新|

 20年ぶり(←このように書いてから10年以上経っていますねぇ、しみじみ)にリアルタイムでチャートを追いかけられるようになりました。それにしても音楽性が大きく変わったことに驚いています。最初はとまどいもありましたが「ナンバーワンソングだから」という偏った思考でありながら、聴き続けていると耳に馴染むようになってきました。さすがはビルボード・ナンバー・ワン・ソング!
 何年もの間、図書館も含めたレンタルCDなどで曲の収集をしていましたが、今やネット時代の昨今。日本国内のサイトでは実現はまだまだ先の事でしょうが、海外のサイトではチャートのナンバーワンを始めとする、ほとんどの曲がネット上からダウンロードして聴く事が出来るようになりました。私もその恩恵を受けた一人です。本当ならちゃんとした音質で手元に置いておきたいところですが、まぁ、iPodで聴く分にはmp3で充分かなということで(笑)

 

Song 曲目 / アーティスト
Writter 作詞・作曲 etc.
Peak 2位に留まった期間 ♪ひとつが1週間、5週目毎に♪です
Action Top10圏内の動き(Top10圏内初登場の日付)
No.1 その時1位だった曲
Weeks Hot100内の総週(初登場と最終位のランクと日付)
Top100 年間チャート


Song Don't Let Go / En Vogue
Writter Andrea Martin, Ivan Matias, Marqueze Ethridge, Organized Noize
Peak Highest charted position No.2, 1997/01/18 - 1997/02/08 ♪♪♪♪
Action 7(1996/11/30)、4、4、4、3、3、3、2、2、2、2、
                      3、5、6、7、8、8(1997/03/22)
No.1 Un-Break My Heart / Toni Braxton
Weeks 35(No.25 ; 1996/11/09 - No.71 ; 1996/01/13)
Top100 No.7 1997

Taken from Album EV3



 映画『セット・イット・オフ』挿入曲。


En Vogue.com

☆EV3(8位
♪Don't Let Go(2位)
♪Whatever(16位)
♪Too Gone, Too Long(33位)






Song Foolish Game/You Were Meant For Me / Jewel
Writter Jewel Kilcher, Steve Poltz
Peak Highest charted position No.2, 1997/04/195/10 ♪♪
Action 9(1997/02/01)、8、8、6、5、4、4、3、3、3、3、2、3、3、2
                      4、6、5、7(1997/06/07)。
10(1997/09/20)、10、3、4、9、8、7、7、10(1997/11/15)
No.1 Can't Nobody Hold Me Down / Puff Daddy featuring Ma$e
Hypnotize / The Notorious B.I.G.
Weeks 65(No.61 ; 1996/11/09 - No.47 ; 1998/02/21)
Top100 No.2 1997

Taken from Album PIECE OF YOU



 いつだったかベストヒットUSAで女性アーティストの特集を組んでいた際、確かJewelも紹介されていた一人だったような気がします。ウィキペディアを調べてみると、カントリーアーティストなんですね。アルバムを一枚持っていますが、カントリーのような感じがしなかったように思いました。でも、この曲を聴くと、確かにこの歌い廻しはカントリーかも。こんなに若いのに(笑)。

  ここで2位まで昇りつめた曲は、昔でいうところの両A面扱いのようでエントリーしています。Foolish Gameはピアノとストリングスカルテットをバックにしっとりと歌い上げています。個人的には、このとき首位を守ったラッパーたちの曲(しかも、昔懐かしのマシューワイルダーをサンプリング、というかカバー)より、Jewelの2曲の方が好きです。

 Hot100内に61週、Top10ランクは3ヶ月外していたあとに再び浮上するなど、結局1997年度の年間チャートでも2位になるなど、根強い人気があった曲でした。Hot100ヘのランクは実に65週間に及びました。

Jewel.com

☆PIECES OF YOU(4位
♪Who Will Save Your Soul(11位)
♪You Were Meant for Me(2位)
♪ Foolish Games(2位)







Song Return Of The Mack/ Mark Morrison
Writter Mark Morrison
Peak Highest charted position No.2, 1997/06/07
Action 8(1997/05/26)、7、7、3、3、4、2、3、3、3、4、4、3、4、6(1997/08/02)
No.1 Mmmbop / Hanson
Weeks 40(No.42 ; 1997/03/01 - No.49 ; 1997/11/29)
Top100 No.8 1997

Taken from Album RETURN OF THE MACK



 私が気にしているチャート、1位と2位のカテゴリーの中では、この♪だけが彼との接点で、2020年現在、これ以外の曲で彼の歌声を聴くことはありません。しかし、彼のプロフィールを見ると、せっかくの才能がありながら、犯罪者としての顔があり、「逮捕」歴という数ではダントツのアーティストかもしれません。まー、本人にしてみれば、アルバムジャケットからして、手錠を手にしていますから、いわゆる自虐ネタを前面に出しているので…


Mark Morrison.com

☆RETURN OF THE MACK(76位
♪Return Of The Mack (2位)
♪Moan & Groan(67位)







Song Bitch/ Meredith Brooks
Writter Meredith Brooks, Shelly Peiken
Peak Highest charted position No.2, 1997/07/12 - 08/02 ♪♪♪♪
Action 10(1997/06/14)、6、4、3、2、2、2、2、5、5、9(1997/08/23)
No.1 I'll Be Missing You / Puff Daddy & Faith Evans featuring 112
Weeks 30(No.57 ; 1997/04/26 - No.50 ; 1997/11/15)
Top100 No.15 1997

Taken from Album BLURRING THE EDGE



 この曲がヒットしていた頃、チャートから離れていたこともあってまったく知りませんでしたが、レコード屋でこのジャケットを良く見掛けていました。日本でもプッシュされていたことが伺えます。こういった曲がヒットしてくれていたことをとても嬉しく思います。なんたってノリやすいし、一緒に歌えるメロディがある!洋楽好きにはたまらんワードでしょう(笑)


I'm a bitch, I'm a lover
I'm a child, I'm a mother
I'm a sinner, I'm a saint
I do not feel ashamed
I'm your health, I'm your dream
I'm nothing in between
You know you wouldn't want it any other way


Meredith Brooks.com
☆BLURRING THE EDGE(22位
♪Bitch(2位)
♪What Would Happen(46位)







Song Quit Playing Games(With My Heart)/ Backstreet Boys
Writter Max Martin, Herbert Crichlow
Peak Highest charted position No.2, 1997/09/0609/20 ♪♪
Action 10(1997/07/12)、6、3、3、3、3、3、3、2、3、2、
                 5、6、6、6、7、8、9(1997/11/08)
No.1 Mo Money Mo Problems / The Notorious B.I.G. featuring Mase & P. Diddy
Honey / Mariah Carey
Weeks 43(No.24 ; 1997/06/28 - No.48 ; 1998/04/18)
Top100 No.11 1997

Taken from Album BACKSTREET BOYS



 ボーイズグループとしては、(セールス面で)もっとも成功したバンド、だそう。私はこの時期洋学(ビルボード)を離れていた時期と相まって、彼らの活動をほとんどリアルで体験していません。nWoともども、「時代」を見逃してしまっていたわけです!(笑)


Backstreet Boys.com

☆BACKSTREET BOYS(4位
♪We've Got It Goin' On(69位)
♪I'll Never Break Your Heart(35位)
♪Quit Playing Games(With My Heart) (2位) 







Song You Make Me Wanna/ Usher
Writter Jermaine Dupri, Usher Raymond, Manuel Seal
Peak Highest charted position No.2, 1997/10/25 - 12/06 ♪♪♪♪♪♪
Action 9(1997/09/06)、6、3、3、3、4、3、2、2、2、2、2、2、2、
                 3、3、3、6、9、7、10、8、10(1998/02/07)
No.1 Candle In The Wind / Elton Joh
Weeks 47(No.25 ; 1997/08/23 - No.49 ; 1998/07/11)
Top100 No.14 1997

Taken from Album MY WAY



 豪華プロデューサーたちジャーメイン・デュプリ、ベイビーフェイス、テディ・ライリーを迎えて作られたアッシャーにとって2枚目のアルバム『My Way』からのシングル。1位を含む3曲のTop10ヒットを生み出しました。


Usher.com

☆MY WAY(4位
♪You Make Me Wanna(2位)
♪Nice And Slow(1位)
♪My Way(2位)
♪Bedtime







Song How Do I Live/ LeAnn Rimes
Writter Diane Warren
Peak Highest charted position No.2, 1997/12/13 - 12/27、1998/01/24 ♪♪♪♪
Action 9(1997/08/09)、10、6、6、5、4、5、4、4、3、4、3、3、3、3、3、3、3、
       2、2、2、3、5、4、2、4、3、3、4、6、10、10(1998/03/14)
No.1 Candle In The Wind / Elton John
Truly Madly Deeply / Savage Garden
Weeks 69(No.89 ; 1997/06/21 - No.45 ; 1998/10/10)
Top100 No.9 1997、No.5 1998


LeAnn Rimes.comDiane Warren.com

 2009年にJason Mraz'sの「I'm Yours」が記録を塗り替えるまで、Top100圏内69週間最長ランクインという記録を持っていた曲です(ちなみに最長記録は2014年にImagine Dragonsが記録したRadioactiveで87週間)。作曲者はDiane Warren。本当に名曲を数多く書いてくれるソングライターですね。Top10圏内にも1997年8月9日から1998年3月14日までの32週間もの間ランクインしていました。
 わずか13歳ながらデビュー曲である「Blue」で、1996年の第36回グラミー賞において新人賞(Best New Artist)と(Best Female Country Vocal Performance)を受賞、この曲も15歳の歌唱(レコーディングは1997年)とは思えないほどです。

 映画『コン・エアー』用に、作者のダイアン・ウォーレン(Diane Warren)はリアンが歌うことを想定して書いたようですが、実際に使われたのはTrisha Yearwoodの歌う(本人も出演して歌ってます)方でした。こちらは12週ランクインし最高位は23位(07/26-08/02)






コチラ(1997)ページでは全米ナンバーワンになった曲を紹介しています。


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