ビルボードでナンバーワンソングになったかならなかったかは、「金メダルと銀メダル」の違いほどの差があるようです。たかがチャート上の話ですが、聴き手も「1位」と「2位」を意識させられてしまいます(私か? メディアに踊らされてるなぁ)。

さて、このページでは1988年度のチャートでナンバーワンになれなかった11曲を紹介します。

 なお、ビルボードのネット上でのランキング発表は、1週間前の木曜日に発表されます。たとえば2010年12月25日付のチャートであれば12月16日に発表されることになります。(最新のチャートはこちら

Billboard.com|2012/10/13更新|

Song 曲目 / アーティスト
Writter 作詞・作曲 etc.
Peak 2位に留まった期間
Action Top10圏内の動き(Top10圏内初登場の日付)
No.1 その時1位だった曲
Weeks Hot100圏内のランクイン総週
Top100 年間チャート



Song Hazy Shade Of Winter / The Bangles
Writter Paul Simon
Peak Highest charted position No.2, 1988/02/06 ♪
Action 6(1988/01/16)、5、3、2、7(1988/02/13)
No.1 Could've Been / Tiffany
Weeks 21
Top100 No.35 1988
 映画『レス・ザン・ゼロ』のためにレコーディング(プロデュースはリック・ルービン!)されたバングルスの新曲で、オリジナルはサイモン&ガーファンクルの「冬の散歩道」。他にもポイズンの「ロックン・ロール・オール・ナイツ」(キッスのカヴァー)なども収録されました。そもそもあのリック・ルービンのレーベル、デフ・ジャムからのリリースと言うことでも話題になった一枚です。



Song What Have I Done To Deserve This ? / Pet Shop Boys & Dusty Springfield
Writter Neil Tennant, Chris Lowe, Allee Willis
Peak Highest charted position No.2, 1988/02/20-02/27 ♪♪
Action 7(1988/02/06)、5、2、2、5(1988/03/05)
No.1 Seasons Change / Expose
Father Figure / George Michael
Weeks 18
Top100 No.50 1988

 邦題「とどかぬ想い」は、新しい音楽の担い手として注目を浴びたペット・ショップ・ボーイズの二人がゲストに招いたダスティ・スプリングフィールドとのコラボレーション。残念ながらダスティは1999年3月2日に帰らぬ人となってしまいました。

Pet Shop Boys.comDusty Springfield.com


☆ACTUALLY(25位
♪It's A Sin(3位)
♪What Have I Done To Deserve This? (2位)
♪Rent


Song I Get Weak / Belinda Carlisle
Writter Diane Warren
Peak Highest charted position No.2, 1988/03/19 ♪
Action 8(1988/02/27)、4、4、2、6(1988/03/26)
No.1 Never Gonna Give You Up / Rick Astley
Weeks 16
Top100 No.57 1988
 ダイアン・ウォーレンが書いた曲で、ここまでクセのある曲はあまり知りません。その印象を強くしているのは、ベリンダ・カーライルのヴォーカルスタイルなのでしょう。耳にこびりついた曲でした(笑)


☆HEAVEN ON EARTH(13位
♪Heaven Is A Place On Earth (1位)
♪I Get Weak (2位)
♪Circle in the Sand (7位)
♪I Feel Free (7位)
♪World Without You
♪Love Never Dies


Song Endless Summer Nights / Richard Marx
Writter Richard Marx
Peak Highest charted position No.2, 1988/03/26-04/02 ♪♪
Action 8(1988/03/05)、5、5、2、2(1988/04/02)
No.1 Man In The Mirror / Michael Jackson
Weeks 21
Top100 No.31 1988
 デビューアルバムがセルフタイトルのリチャード・マークス。シンガーデビューの前からソングライターとして活動していた、という理由で、グラミーでは「こんなに売れたのに」ノミネートされなかった悲劇のアーティストです。とはいうものの、本人にとってはそんなことどーでもいいはず。曲のクオリティが高い事に加え、イーグルスの面々が参加しているために大ヒット。ちょっと出過ぎの感もありましたが、レコード会社の思惑です(笑)。

 デビューシングルの「Don't Mean Nothing」で、ジョー・ウォルシュのスライドがカッチョエエです!


☆RICHARD MARX(8位)
♪Don't Mean Nothing (3位)
♪Should've Known Better(3位)
♪Endless Summer Nights (2位)
♪Hold On to the Nights(1位)
♪Have Mercy


Song Devil Inside / Inxs
Writter Andrew Farriss, Michael Hutchence
Peak Highest charted position No.2,1988/04/16-04/23 ♪♪
Action 10(1987/03/07)、3、2、3(1988/05/07)
No.1 Get Outta My Dreams, Get Into My Car / Billy Ocean
Where Do Broken Hearts Go / Whitney Houston
Weeks 21
Top100 No.46 1988

 セカンドシングルの勢いもナンバーワンを取りそうな感じでしたが、二組のアーティストにより阻まれてしまいました。こちらもギターサウンドとディスコ調のリズムがイカしていた曲。

Inxs.com


☆KICK(3位)
♪Need You Tonigh (1位)
♪Devil Inside (2位)
♪New Sensation (3位)
♪Never Tear Us Apart(7位)
♪Kick
♪Mystify


Song Shattered Dreams / Johnny Hates Jazz
Writter Clark Datchler
Peak Highest charted position No.2, 1988/05/14、05/28-06/04 ♪♪♪
Action 8(1988/05/07)、2、3、2、2、4(1988/06/11)
No.1 Anything For You / Gloria Estefan & Miami Sound Machine
One More Try / George Michael
Weeks 19
Top100 No.26 1988

 軽い感じのサウンドで、80年代に前半に流行ったスタイルカウンシルとか、ヒューマンリーグとかの次世代という感じかなぁ。あくまでも個人的な印象でしか残っていないのですが、この後に登場するブリースとか、クラウデット・ハウスらと同じポップス(おしゃれなAORってくくってしまって良いのかなぁ)です。


☆TURN BACK THE CLOCK(56位)
♪Me And My Foolish Heart
♪Shattered Dreams (2位)
♪I Don't Want To Be A Hero (31位)
♪Turn Back The Clock
♪Heart Of Gold
♪Don't Say It's Love


Song Mercedes Boy / Pebbles
Writter Perri "Pebbles" McKissack
Peak Highest charted position No.2, 1988/07/09-07/16 ♪♪
Action 9(1988/06/25)、6、2、2、8(1988/07/23)
No.1 The Flame / Cheap Trick
Weeks 18
Top100 No.26 1988

 陰のある歌い方だからか、妙にサビの部分が耳に残っています。タイトルの「マーセデス」というのはつまり「メルセデス」のことで、ちゃんと発音すると「マーセデス」なのかぁ、と思ったりして。

Pebbles.com


☆PEBBLES(14位)
♪Girlfriend (5位)
♪Mercedes Boy (2位)
♪Take Your Time
♪Do Me Right


Song Pour Some Sugar On Me / Def Leppard
Writter Joe Elliott, Phil Collen, Steve Clark, Rick Savage, Robert John "Mutt" Lange
Peak Highest charted position No.2, 1988/07/23 ♪
Action 10(1988/06/25)、7、3、3、2、4、9(1988/08/06)
No.1 Hold On To The Nights / Richard Marx
Weeks 24
Top100 No.19 1988

 Queenの「We Will Rock You」へのオマージュ作品。全米ナンバーワンになったバラードなんかより、よっぽどこっちの方がレップスらしいし、ロックさせてくれる。


☆HYSTERIA(1位、1988/07/23-07/30、08/13、09/10-09/17 ♪♪♪♪♪)
♪Women(1位)
♪Animal(19位)
♪Pour Some Sugar On Me(2位)
♪Hysteria(10位)
♪Armageddon It(3位)
♪Love Bites(1位)
♪Rocket(12位)


Song Hands To Heaven / Breathe
Writter David Glasper, Marcus Lillington
Peak Highest charted position No.2, 1988/08/06-08/13 ♪♪
Action 8(1988/07/16)、6、3、2、2、7(1988/08/20)
No.1 Roll With It / Steve Windood
Weeks 29
Top100 No.9 1988

 サビのコーラス、リードシンガーが受け持つパートの高音が心地良い。なんとなくエア・サプライとか、そう言ったイメージが付きまとってしまうかもしれません。


☆ALL THAT JAZZ (34位)
♪Don't Tell Me Lies (10位)
♪Hands To Heaven (2位)
♪Jonah
♪How Can I Fall?(3位)
♪Any Trick



Song I Don't Wanna Go On With You Like That / Elton John
Writter Elton John, Bernie Taupin
Peak Highest charted position No.2, 1988/08/27 ♪
Action 10(1988/07/30)、7、6、4、2、4(1988/09/03)
No.1 Moneky / George Michael
Weeks 18
Top100 No.23 1988
 久々の大ヒットとなったエルトン・ジョン。アップテンポでライブ映えする曲。しっとりとしたエルトンも良いけど、ピアノをジェリー・リー・ルイスや、リトル・リチャードのようにかきむしるロックン・ローラーエルトンも好きです。


☆REG STRIKES BACK(16位)
♪I Don't Wanna Go On With You Like That(2位)
♪Town Of Plenty

♪A Word In Spanish(19位)
♪Mona Lisas And Mad Hatters (Part Two)


Song Simply Irresistible / Robert Palmer
Writter Robert Palmer
Peak Highest charted position No.2, 1988/09/10-09/17 ♪♪
Action 5(1988/08/27)、3、3、2、4、9(1988/10/01)
No.1 Sweet Child O Mine / Gun's N' Roses
Weeks 20
Top100 No.23 1988
 ヘヴィなギターをかましてくれました!うおおっ!パワーステーションの影響かと思っていたのですが、アルバムはバラエティに富んでいて、飽きさせません。この曲で二度目のグラミーを受賞しています。邦題「この愛にすべてを」は、効果音に刀を振る音が使われていますが、一体何の意味があったのでしょうか?

 ソロ、パワーステーションなどで聞かれる彼のヴォーカルには心惹かれるものがあったので突然の訃報には驚かされました。 R.I.P.1949-2003


☆HEAVY NOVA(8位)
♪Simply Irresistible(2位)
♪Early in the Morning
(19位)
♪She Makes My Day
♪Tell Me I'm Not Dreaming(60位)
♪Change His Ways
♪It Could Happen to You

1988年度第31回グラミー賞
♪Best Rock Vocal Performance, Male(最優秀男性ロックヴォーカル賞)- Simply Irresistible



コチラ(1988)ページでは全米ナンバーワンになった曲を紹介しています。