ビルボードでナンバーワンソングになったかならなかったかは、「金メダルと銀メダル」の違いほどの差があるようです。たかがチャート上の話ですが、聴き手も「1位」と「2位」を意識させられてしまいます(私か? メディアに踊らされてるなぁ)。

さて、このページでは1978年度のチャートでナンバーワンになれなかった4曲を紹介します。ビージーズファミリーの大ヒットの影で、ナンバーワンになれなかった曲が3曲もありました(笑)。影響を受けなかったバンドは、1985年にナンバーワンになるまで「悲劇の2位」という形容詞まで与えられたバンドです。

 なお、ビルボードのネット上でのランキング発表は、1週間前の木曜日に発表されます。たとえば2012年11月3日付のチャートであれば10月25日に発表されることになります。(最新のチャートはこちら

Billboard.com|2012/10/30更新|

Song 曲目 / アーティスト
Writter 作詞・作曲 etc.
Peak 2位に留まった期間
Action Top10圏内の動き(Top10圏内初登場の日付)
No.1 その時1位だった曲
Weeks Hot100圏内のランクイン総週
Top100 年間チャート



Song Short People / Randy Newman
Writter Randy Newman
Peak Highest charted position No.2, 1978/01/28-02/11 ♪♪♪
Action 5(1978/01/21)、2、2、2、8
No.1 Baby Come Back / Player
Stayin' Alive / Bee Gees
Weeks 20
Top100 No.41 1978

 シンガーとしてデビューする以前は、裏方(ソングライター)のだったランディ。自身のヒットとしては最大のチャートアクションとなりましたが、スリー・ドッグ・ナイトの「Mama Told Me (Not To Come)」は全米ナンバーワンソングとしてヒットしています。 この曲はソロとして6枚目に当たる『LITTLE CRIMINALS』からのシングルで、豪華なメンツがバックを務めています。サビや、コーラスは、さながらイーグルスといっても差し支えないほど。

Randy Newman ; Vocals, Piano
Waddy Wachtel ; Guitar
Klaus Voorman ; Bass
Milt Holland ; Congas
Jim Keltner ; Drums
Glen Frey, J.D. Souther, Tim Schmit ; Backing Vocals

 そしてまた、現在は映画音楽の作曲家として銀幕にクレジットされる機会が多くなっています。たとえばあのメロディを聴くと切なくなってしまう『レナードの朝』や、ピクシーでお馴染みの『トイ・ストーリー』シリーズ、『バグズ・ライフ』、『カーズ』などはランディのメロディです。子供と一緒に見る映画でちょくちょくランディの名を見つけては、ひとり「おっ!」と身を乗り出して子供に「どーしたのぉ?」と言われています(笑)



Song The Closer I Get To You / Roberta Flack & Donny Hathaway
Writter Reggie Lucas, James Mtume
Peak Highest charted position No.2, 1978/05/13-05/20 ♪♪
Action 7(1978/04/15)、5、4、4、2、2、5、6
No.1 If I Can't Have You / Yvonne Elliman
With A Little Luck / Wings
Weeks 20
Top100 No.38 1978

 70年代のブラックコンテンポラリーで筆頭に紹介しなければならないロバータフラック。この曲は男女デュエットのソウルフルなバラード、邦題「私の気持ち」。


☆BLUE LIGHTS IN THE BASEMENT(8位)
♪The Closer I Get to You(2位)
♪If Ever I See You Again(24位)
♪When It's Over


Song Baker Street / Gerry Rafferty
Writter Gerry Rafferty
Peak Highest charted position No.2, 1978/06/24-07/29 ♪♪♪♪
Action 5(1978/06/10)、3、2、2、2、2、2、2、6
No.1 Shadow Dancing / Andy Gibb
Weeks 20
Top100 No.26 1978

 オープニングのリリコンに似た音色が印象的なイントロから、サックスのメロディ。最初はチャック・グリーンバーグか!?と思ってしまいましたが、Raphael Ravenscroftというプレイヤーが奏でています。

 それにしてもこの雰囲気は1985年にヒットしたグレン・フライの「You Belong To The City」に似てますねぇ。グレンさん(笑)。邦題「霧のベーカーストリート」は、なんと2位を6週間もキープしたヒット曲で、同じく(比較しちゃダメだろう!)なんの関係もないのですが、グレンの曲も2位止まりでした。
 しかしアルバム『CITY TO CITY』は25週間独走を続けた『SATURDAY NIGHT FEVER』を抜いて、わずか1週だけでしたがナンバーワンに輝くという大ヒットとなりました。


☆CITY TO CITY(1位、1978/07/08 ♪)
♪Baker Street(2位)
♪Right Down The Line(12位)
♪Home And Dry(28位)


Song Double Vision / Foreigner
Writter Lou Gramm, Mick Jones
Peak 2位に留まった期間1978/11/18-11/25
Action 7(1978/10/28)、4、3、2、2、6
No.1 MacArthur Park / Donna Summer
Weeks 20
Top100 No.88 1978

 2位という曲に興味を持ちだしたのは、もちろん「フィジカル」に連続10週間1位を独走された時、ぴったりと2位に10週間留まったフォリナーの「Waiting Girl Like You」という記録を知ってから。遡ってみたら、フォリナーにとって1位というのはなかなか越えられなかった壁だったんでしょうか。


☆DOUBLE VISION(3位)
♪Hot Blooded(3位)
♪Double Vision(2位)
♪Blue Morning, Blue Day(15位)


コチラ(1978)ページでは全米ナンバーワンになった曲を紹介しています。


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