ビルボードでナンバーワンソングになったかならなかったかは、「金メダルと銀メダル」の違いほどの差があるようです。たかがチャート上の話ですが、聴き手も「1位」と「2位」を意識させられてしまいます(私か? メディアに踊らされてるなぁ)。

さて、このページでは1976年度のチャートでナンバーワンになれなかった10曲を紹介します。

 なお、ビルボードのネット上でのランキング発表は、1週間前の木曜日に発表されます。たとえば2012年11月3日付のチャートであれば10月25日に発表されることになります。(最新のチャートはこちら

Billboard.com|2012/10/31更新|

Song 曲目 / アーティスト
Writter 作詞・作曲 etc.
Peak 2位に留まった期間
Action Top10圏内の動き(Top10圏内初登場の日付)
No.1 その時1位だった曲
Weeks Hot100圏内のランクイン総週
Top100 年間チャート



Song Love To Love You Baby / Donna Summer
Writter Donna Summer, Giorgio Moroder, Pete Bellotte
Peak Highest charted position No.2, 1976/02/07-02/14 ♪♪
Action 9(1976/01/10)、7、4、3、2、2、4(1976/02/21)
No.1 50 Ways To Leave Your Lover / Paul Simon
Weeks 18
Top100 No.41 1976
 ドナのあえぐような、おねだりするような、くすぐるような。。。下半身がムズムズしてしまうようなヴォーカル。これがデビューとなるドナ。このあとディスコ・クイーンへとステップアップしていきます。ソングライターには、1980年代にヒット曲を生産し続けたジョルジオ・モロダーが連ねています。


☆LOVE TO LOVE YOU BABY(11位)
♪Love To Love You Baby(2位)


Song All By Myself / Eric Carmen
Writter Eric Carmen, Sergei Rachmaninoff
Peak Highest charted position No.2, 1976/03/06-03/20 ♪♪♪
Action 7(1976/02/21)、4、2、2、2、4(1976/03/27)
No.1 50 Ways To Leave Your Lover / Paul Simon
Weeks 19
Top100 No.40 1976

 オープニングのピアノイントロなんて、2006年に年間チャートを制した「Bad Days」に似てるなぁ、などと思ったものです。アルバムタイトルは『ERIC CARMEN』ですが、日本ではアルバムのオープニングを飾る「Sunrise」をタイトルにしていました。

 私のエッリック・カルメンの初体験は、『ダーティ・ダンシング』での挿入曲、「Hungry Eyes」でした。

 作者のクレジットには、ロシアの偉大なる作曲家でありピアニストだった、セルゲイ・ラフマニノフが名を連ねています。これは共作、と言うのではなく、シンガー・ソングライターであるエリック・カルメンが、ラフマニノフのメロディを借用して書いた曲ということです。1976年は、クラシックの作曲家がチャート上位に食い込んだ異例の一年だったのかもしれませんねぇ(楽聖ベートーヴェンは1位になっちゃうし)。


☆ERIC CARMEN(21位)
♪All By Myself(2位)
♪Never Gonna Fall in Love Again
♪Sunrise(34位)


Song Dream Weaver / Gary Wright
Writter Gary Wright
Peak Highest charted position No.2, 1976/03/27-04/10 ♪♪♪
Action 8(1976/02/28)、6、5、3、2、2、2、8(1976/04/17)
No.1 December 1963 (Oh, What A Night) / The Four Seasons
Disco Lady / Johnnie Taylor
Weeks 20
Top100 No.37 1976

 邦題「夢織り人」。映画『ウェインズ・ワールド』、『ラリー・フリント』で使われた、露出度の高い曲です。。ゲイリー・ライトはハリー・ニルソンの「Without You」でピアノを弾いているほか、ジョージ・ハリスンの『電子音楽』、『ALL THINGS MUST PASS』に参加していますが、もともとアップル・レーベルに関わっていたミュージシャンです。この曲で聴かれるシンセサイザーサウンドはまさにそんな感じです。


☆THE DREAM WEAVER(7位)
♪Dream Weaver(2位)
♪Love Is Alive(2位)


Song Right Back Where We Starte From / Maxine Nightngale
Writter J. Vincent Edwards, Pierre Tubbs
Peak Highest charted position No.2, 1976/05/01-05/08 ♪♪
Action 9(1976/03/27)、6、5、3、3、2、2、8(1976/05/15)
No.1 Let Your Love Flow / Bellamy Brothers
Welcome Back / John Sebastian
Weeks 20
Top100 No.28 1976

邦題「愛とは強いもの」

RIGHT BACK WHERE WE STARTED FROM

☆RIGHT BACK WHERE WE STARTED FROM(65位)
♪Right Back Where We Starte From(2位)


Song Get Up And Boogie(That's Right) / Silver Convention
Writter Sylvester Levay, Stephan Prager
Peak Highest charted position No.2, 1976/06/12-06/26 ♪♪♪
Action 8(1976/05/08)、7、5、4、3、2、2、2、7(1976/07/03)
No.1 Silly Love Songs / Wings
Weeks 21
Top100 No.24 1976

 邦題「恋のブギー」ミュンヘンサウンド、そしてディスコムーブの原動力となる。「フライ・ロビン・フライ」はNo.1ソング。

GET UP AND BOOGIE


Song Love Is Alive / Gary Wright
Writter Gary Wright
Peak Highest charted position No.2, 1976/07/31-08/07 ♪♪
Action 10(1976/07/03)、8、6、5、2、2、6(1976/08/14)
No.1 Kiss And Say Goodbye / Manhattans
Don't Go Breaking My Heart / Elton John & Kiki Dee
Weeks 27
Top100 No.9 1976


☆THE DREAM WEAVER(7位)
♪Dream Weaver(2位)
♪Love Is Alive(2位)


Song You'll Never Find Another Love Like Mine / Lou Rawls
Writter Kenny Gamble, Leon Huff
Peak Highest charted position No.2, 1976/09/04-09/11 ♪♪
Action 9(1976/08/14)、4、4、4、2、2、5、10(1976/09/25)
No.1 You Should Be Dancing / Bee Gees
(Shake, Shake, Shake)Shake Your Booty / K.C. & The Sunshine Band
Weeks 21
Top100 No.32 1976

 邦題「別れたくないのに」の他、1966年に「恋はつらいね(Love Is a Hurtin' Thing)」のヒットを放ち、グラミー賞の最優秀R&Bボーカル賞を獲得。渋い低音の歌声が最大の魅力で、1971年には「ナチュラル・マン(A Natural Man)」で再び同賞に輝いています。


☆ALL THINGS IN TIME(7位)
♪You'll Never Find Another Love Like Mine(2位)
♪Groovy People(64位)


Song I'd Really Love To See You Tonight / England Dan & John Ford Coley
Writter Parker McGee
Peak Highest charted position No.2, 1976/09/25-10/02 ♪♪
Action 7(1976/08/14)、5、5、4、4、3、2、2、8、10(1976/10/16)
No.1 Play That Funky Music / Wild Cherry
Weeks 24
Top100 No.21 1976
 邦題を「秋風の恋」。

 その物語は、1982年のダン・フォーゲルバーグの「Same Old Lang Syne(懐かしき恋人の歌)」と同じ感覚でしょうか?ストリーテラーとしてのテイストが隠されています。なんか切ないねぇ、と思わせる歌詞に注目して聴くと、多くの人のお気に入りになるんじゃないでしょうか?

 さわやかなハーモニーは、アメリカとかCSNあたりを彷彿とさせますが、このジャケットを見ると、右側のジョンに不沈艦スタン・ハンセンを思い出してしまいます(笑)



Song The Wreck Of The Edmund Fitzgerald / Gordon Lightfoot
Writter Gordon Lightfoot
Peak Highest charted position No.2, 1976/11/20-11/27 ♪♪
Action 4(1976/10/30)、3、3、2、2、5(1976/12/04)
No.1 Tonight's The Night (Gonna Be Alright) / Rod Stewart
Weeks 21
Top100 ランクインせず

☆SUMMERTIME DREAM(12位)
♪The Wreck Of The Edmund Fitzgerald(2位)
♪Race Among The Ruins(65位)


Song Rubberband Man / Spinners
Writter Thom Bell, Linda Creed
Peak Highest charted position No.2, 1976/12/04-12/18 ♪♪♪
Action 9(1976/11/13)、6、5、2、2、2、3、3、8(1977/01/08)
No.1 Tonight's The Night (Gonna Be Alright) / Rod Stewart
Weeks 21
Top100 No.81 1977

☆HAPPINESS IS BEING WITH THE SPINNERS(25位)
♪Rubberband Man(2位)


コチラ(1976)ページでは全米ナンバーワンになった曲を紹介しています。


もどるhome|1976年レビュー|