ビルボードでナンバーワンソングになったかならなかったかは、「金メダルと銀メダル」の違いほどの差があるようです。たかがチャート上の話ですが、聴き手も「1位」と「2位」を意識させられてしまいます(私か? メディアに踊らされてるなぁ)。

 さて、このページでは1971年度のチャートでナンバーワンになれなかった曲を紹介します。

  2018年から、ストリーミングデータ(音楽配信)の集計方法を変更しました。また、これまではチャートの日付の1週間前の火曜日(つまり11日前)に発表されていましたが、データ集計から発表までの期間が短くなり、日付の4日前に発表され、よりリアルタイムに近い発表になりました。 たとえば最新チャートは2020年10月10日です。発表は10月6日(最新の1位はコチラ)。

Billboard.com|2020/10/11更新|

 20年ぶり(←このように書いてから10年以上経っていますねぇ、しみじみ)にリアルタイムでチャートを追いかけられるようになりました。それにしても音楽性が大きく変わったことに驚いています。最初はとまどいもありましたが「ナンバーワンソングだから」という偏った思考でありながら、聴き続けていると耳に馴染むようになってきました。さすがはビルボード・ナンバー・ワン・ソング!
 何年もの間、図書館も含めたレンタルCDなどで曲の収集をしていましたが、今やネット時代の昨今。日本国内のサイトでは実現はまだまだ先の事でしょうが、海外のサイトではチャートのナンバーワンを始めとする、ほとんどの曲がネット上からダウンロードして聴く事が出来るようになりました。私もその恩恵を受けた一人です。本当ならちゃんとした音質で手元に置いておきたいところですが、まぁ、iPodで聴く分にはmp3で充分かなということで(笑)


 

Song 曲目 / アーティスト(オフィシャル・ビデオにリンク)
Writter 作詞・作曲 etc.
Peak 2位に留まった期間 ♪ひとつが1週間、5週目毎にです(第1週目のみBillboad.com)
Action Top10圏内の動き(Top10圏内初登場の日付)
No.1 その時1位だった曲
Weeks Hot100内の総週(初登場と最終位のランクと日付)
Top100 年間チャート



Song Love To Love You Baby / Donna Summer
Writter Donna Summer, Giorgio Moroder, Pete Bellotte
Peak Highest charted position No.2, 1976/02/07 - 02/14 ♪♪
Action 9(1976/01/10)、7、4、3、2、2、4(1976/02/21)
No.1 50 Ways To Leave Your Lover / Paul Simon
Weeks 18(No.74 ; 1975/12/20 - No.77; 1976/04/10)
Top100 No.41 1976

Taken from Album LOVE TO LOVE YOU BABY

Donna Summer.com

 ドナのあえぐような、おねだりするような、くすぐるような。。。下半身がムズムズしてしまうようなヴォーカル。これがデビューとなるドナ。このあとディスコ・クイーンへとステップアップしていきます。ソングライターには、1980年代にヒット曲を生産し続けたジョルジオ・モロダーが連ねています。



☆LOVE TO LOVE YOU BABY(11位)
♪Love To Love You Baby(2位)






Song All By Myself / Eric Carmen
Writter Eric Carmen, Sergei Rachmaninoff
Peak Highest charted position No.2, 1976/03/06 - 03/20 ♪♪♪
Action 7(1976/02/21)、4、2、2、2、4(1976/03/27)
No.1 50 Ways To Leave Your Lover / Paul Simon
Weeks 19(No.85 ; 1975/12/20 - No.57; 1976/04/24)
Top100 No.40 1976

Taken from Album ERIC CARMEN

Eric Carmen.com

 オープニングのピアノイントロなんて、2006年に年間チャートを制した「Bad Days」に似てるなぁ、などと思ったものです。アルバムタイトルは『ERIC CARMEN』ですが、日本ではアルバムのオープニングを飾る「Sunrise」をタイトルにしていました。

 私のエッリック・カルメンの初体験は、『ダーティ・ダンシング』での挿入曲、「Hungry Eyes」でした。

 作者のクレジットには、ロシアの偉大なる作曲家でありピアニストだった、セルゲイ・ラフマニノフが名を連ねています。これは共作、と言うのではなく、シンガー・ソングライターであるエリック・カルメンが、ラフマニノフのメロディを借用して書いた曲ということです。1976年は、クラシックの作曲家がチャート上位に食い込んだ異例の一年だったのかもしれませんねぇ(楽聖ベートーヴェンは1位になっちゃうし)。



☆ERIC CARMEN(21位)
♪All By Myself(2位)
♪Never Gonna Fall in Love Again
♪Sunrise(34位)






Song Dream Weaver / Gary Wright
Writter Gary Wright
Peak Highest charted position No.2, 1976/03/27 - 04/10 ♪♪♪
Action 8(1976/02/28)、6、5、3、2、2、2、8(1976/04/17)
No.1 December 1963 (Oh, What A Night) / The Four Seasons
Disco Lady / Johnnie Taylor
Weeks 20(No.98 ; 1976/01/03 - No.53; 1976/05/15)
Top100 No.37 1976

Taken from Album THE DREAM WEAVER

Gary Wright.com

 邦題「夢織り人」。映画『ウェインズ・ワールド』、『ラリー・フリント』で使われた、露出度の高い曲です。ゲイリー・ライトはハリー・ニルソンの「Without You」でピアノを弾いているほか、ジョージ・ハリスンの『電子音楽』、『ALL THINGS MUST PASS』に参加していますが、もともとアップル・レーベルに関わっていたミュージシャンです。この曲で聴かれるシンセサイザーサウンドはまさにそんな感じです。



☆THE DREAM WEAVER(7位)
♪Dream Weaver(2位)
♪Love Is Alive(2位)






Song Right Back Where We Starte From / Maxine Nightngale
Writter J. Vincent Edwards, Pierre Tubbs
Peak Highest charted position No.2, 1976/05/01 - 05/08 ♪♪
Action 9(1976/03/27)、6、5、3、3、2、2、8(1976/05/15)
No.1 Let Your Love Flow / Bellamy Brothers
Welcome Back / John Sebastian
Weeks 20(No.95 ; 1976/02/07 - No.57; 1976/06/26)
Top100 No.28 1976



 見たことはありませんが、ポール・ニューマン主演の映画『スラップ・ショット』の主題曲にもなったアップテンポの佳曲。シングルもアルバムタイトルもなかなか



☆RIGHT BACK WHERE WE STARTED FROM(65位)
♪Right Back Where We Starte From(2位)






Song Get Up And Boogie(That's Right) / Silver Convention
Writter Sylvester Levay, Stephan Prager
Peak Highest charted position No.2, 1976/06/12 - 06/26 ♪♪♪
Action 8(1976/05/08)、7、5、4、3、2、2、2、7(1976/07/03)
No.1 Silly Love Songs / Wings
Weeks 21(No.84 ; 1976/03/13 - No.87; 1976/07/31)
Top100 No.24 1976

Taken from Album GET UP AND BOOGIE


 邦題「恋のブギー」はもともとミュンヘンサウンド、そしてディスコムーブの原動力へ。「フライ・ロビン・フライ」はNo.1ソング。



☆RIGHT BACK WHERE WE STARTED FROM(65位)
♪Right Back Where We Starte From(2位)






Song Love Is Alive / Gary Wright
Writter Gary Wright
Peak Highest charted position No.2, 1976/07/31 - 08/07 ♪♪
Action 10(1976/07/03)、8、6、5、2、2、6(1976/08/14)
No.1 Kiss And Say Goodbye / Manhattans
Don't Go Breaking My Heart / Elton John & Kiki Dee
Weeks 27(No.83 ; 1976/04/17 - No.72; 1976/10/16)
Top100 No.9 1976

Taken from Album THE DREAM WEAVER

Gary Wright.com

 「夢織り人」に続いてのシングルも2位止まりとなってしまった不運のゲイリー。



☆THE DREAM WEAVER(7位)
♪Dream Weaver(2位)
♪Love Is Alive(2位)






Song You'll Never Find Another Love Like Mine / Lou Rawls
Writter Kenny Gamble, Leon Huff
Peak Highest charted position No.2, 1976/09/04 - 09/11 ♪♪
Action 9(1976/08/07)、4、4、4、2、2、5、10(1976/09/25)
No.1 You Should Be Dancing / Bee Gees
(Shake, Shake, Shake)Shake Your Booty / K.C. & The Sunshine Band
Weeks 21(No.79 ; 1976/06/05 - No.99; 1976/10/23)
Top100 No.32 1976

Taken from Album ALL THINGS IN TIME



 邦題「別れたくないのに」の他、1966年に「恋はつらいね(Love Is a Hurtin' Thing)」のヒットを放ち、グラミー賞の最優秀R&Bボーカル賞を獲得。渋い低音の歌声が最大の魅力で、1971年には「ナチュラル・マン(A Natural Man)」で再び同賞に輝いています。



☆ALL THINGS IN TIME(7位)
♪You'll Never Find Another Love Like Mine(2位)
♪Groovy People(64位)






Song I'd Really Love To See You Tonight / England Dan & John Ford Coley
Writter Parker McGee
Peak Highest charted position No.2, 1976/09/25 - 10/02 ♪♪
Action 7(1976/08/14)、5、5、4、4、3、2、2、8、10(1976/10/16)
No.1 Play That Funky Music / Wild Cherry
Weeks 24(No.89 ; 1976/06/12 - No.96; 1976/11/20)
Top100 No.21 1976

Taken from Album NIGHTS ARE FOREVER



 邦題を「秋風の恋」。

 その物語は、1982年のダン・フォーゲルバーグの「Same Old Lang Syne(懐かしき恋人の歌)」と同じ感覚でしょうか?ストリーテラーとしてのテイストが隠されています。なんか切ないねぇ、と思わせる歌詞に注目して聴くと、多くの人のお気に入りになるんじゃないでしょうか?

 さわやかなハーモニーは、アメリカとかCSNあたりを彷彿とさせますが、このジャケットを見ると、右側のジョンに不沈艦スタン・ハンセンを思い出してしまいます(笑)



☆ALL THINGS IN TIME(7位)
♪You'll Never Find Another Love Like Mine(2位)
♪Groovy People(64位)






Song The Wreck Of The Edmund Fitzgerald / Gordon Lightfoot
Writter Gordon Lightfoot
Peak Highest charted position No.2, 1976/11/20 - 11/27 ♪♪
Action 4(1976/10/30)、3、3、2、2、5(1976/12/04)
No.1 Tonight's The Night (Gonna Be Alright) / Rod Stewart
Weeks 21(No.70 ; 1976/08/28 - No.91; 1977/01/15)
Top100 ランクインせず

Taken from Album SUMMERTIME DREAM



「Sundown」のナンバー・ワンを持つゴードン・ライトフットの代表作と行っても過言ではない佳曲。邦題は「エドモンド・フィッツジェラルドの悲劇」この曲が作曲される前年に、カナダの五大湖で起きてしまった悲劇を扱った歌。淡々としたメロディが繰り返される曲ですが、意味の分かる国ではそのニュース性もあって大ヒット。日本では「何それ?」的な視点だったような気がします(今でも)。



☆SUMMERTIME DREAM(12位)
♪The Wreck Of The Edmund Fitzgerald(2位)
♪Race Among The Ruins(65位)






Song Rubberband Man / Spinners
Writter Thom Bell, Linda Creed
Peak Highest charted position No.2, 1976/12/04 - 12/18 ♪♪♪
Action 9(1976/11/13)、6、5、2、2、2、3、3、8(1977/01/08)
No.1 Tonight's The Night (Gonna Be Alright) / Rod Stewart
Weeks 21(No.84 ; 1976/09/11 - No.47; 1977/01/29)
Top100 No.81 1977




突進するようなメロディがカッコいいスピナーズ



☆HAPPINESS IS BEING WITH THE SPINNERS(25位)
♪Rubberband Man(2位)





コチラ(1976)ページでは全米ナンバーワンになった曲を紹介しています。

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